Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

ソーダニッカ株式会社 (8158)

ソーダニッカは無機薬品、有機薬品、合成樹脂を中核商材とする化学品専門商社。化学、紙パルプ、食品・洗剤、官公庁、樹脂加工、電機向けに広範な販路を持ち、中国・インドネシア・ベトナムにも販売拠点を展開。釧路、仙台、静岡、広島の薬品タンク・倉庫を備えたストックポイントは安定供給と地域密着サービスの基盤となる。包装資材加工販売も併営し事業領域を拡張。[本社]東京都中央区 [創業]1947年 [上場]1986年

1. 事業概要

ソーダニッカグループは、当社と子会社8社で構成する化学品専門商社グループ。主要取扱品目は無機薬品、有機薬品、合成樹脂で、化学品事業では無機薬品・有機薬品を化学、紙パルプ、食品・洗剤、官公庁などの市場へ販売し、機能材事業では合成樹脂、機器・材料を食品、樹脂加工、電機などの市場へ販売する。その他事業では不動産賃貸に加え、受託業務、倉庫・運送、中国・インドネシア・ベトナム向け工業薬品販売、包装資材の加工販売、包装資材・機器販売、化学工業薬品や食品添加物販売を展開する。沿革上は無機薬品から出発し、有機薬品、化学工業設備、合成樹脂、貿易へと取扱領域を拡張してきた。

2. 競争優位性

提示テキスト内で特許、独自技術、ブランド力、市場シェアの数値は確認できない。一方、事業基盤として確認できる優位性は、基礎素材を幅広い業種へ供給する営業網と、薬品タンク・倉庫を備えた物流インフラにある。北海道の釧路、仙台、静岡、広島に各種薬品タンクや倉庫を備えたストックポイントを設置し、地域ユーザーへの木目細かいサービス提供と取扱商品の安定供給を図る体制を構築する。取扱商品は毒物・劇物などの危険物が大半にあり、定期的な災害防止安全対策会議や設備点検を実施する点は、化学品流通に必要な運用ノウハウの蓄積を示す。加えて、中国、インドネシア、ベトナムに販売子会社を持ち、国内外で工業薬品類を扱う体制を整備する。包装資材分野では日本包装、日進、野津善助商店を通じて関西、中国、中部、北陸、山陰へ展開し、商材と地域の両面で裾野を広げる。

3. 市場環境

当社グループの取扱商品は基礎素材にあり、用途は工業用、民生用と多岐にわたり、販売先・納入先はあらゆる業種に関わる。このため、世界および各地域、特に日本の経済環境の急激な変化の影響を受けやすい事業構造を持つ。価格面では、取扱商品の価格変動が販売価格への転嫁や在庫評価に影響する。化学品流通では危険物の取扱いを伴うため、物流基地の安全管理や災害対応が重要な事業前提となる。規制や許認可の具体的記載は提示テキスト内では確認できないが、毒物・劇物などの危険物を扱う物流拠点運営には高い管理水準が求められることが読み取れる。競合状況や市場シェアの具体像は提示テキスト内では確認できない。

4. 成長戦略

当社グループは2030年度までの長期ビジョン「Go forward」を設定し、化学品商社として化学・機能製品に関する商品からサービスまでのあらゆる機能を備え、顧客と社会が抱える課題の解決に貢献する企業を目指す。重要テーマとして事業戦略とサステナビリティの融合強化を掲げ、社会と化学のコーディネーターとして、脱炭素社会の実現、安全・安心な生活への貢献、豊かで持続可能な社会の実現に努める。これを具体化する4ヵ年の中期経営計画「Go forward STAGE3」を2023年度から始動し、新たな成長軌道をつくるための変革ステージと位置付ける。2025年3月期には、薬品貯蔵設備の増強や日用品受託生産仲介サービスといった中期経営計画の施策効果に言及し、2027年3月期の財務目標のうち連結当期純利益目標を上方修正した。加えて、株主資本コストを上回るROEを重要指標とし、事業や人材への積極的な成長投資と安定的な株主還元を念頭に資本効率の改善を図る。設備面では日本包装の岡山工場新設を中心に増産体制へ投資しており、包装資材分野の拡張も成長の一端を担う。

5. リスク

第1に、景気変動リスクを抱える。基礎素材の売買を主体とし、販売先が幅広い業種にまたがるため、日本を中心とする経済環境の急変が業績に影響する可能性を持つ。第2に、商品価格変動リスクを抱える。価格転嫁が十分に進まない場合や在庫評価への影響が大きい場合、収益に影響する可能性を持つ。第3に、物流基地の災害・事故リスクを抱える。薬品タンクや倉庫では毒物・劇物などの危険物を扱うため、地震等の災害や事故が発生した場合の影響が大きい。加えて、クレーム、売上債権回収、有価証券評価、情報漏洩・システム障害もリスクとして列挙する。

6. ガバナンス

提示テキスト内では取締役会構成や社外取締役比率などの経営体制詳細は確認できない。一方、経営管理上の重点として、株主資本コストを上回るROEを重要指標に据え、中期経営計画の実行を通じて充足を目指す方針を示す。資本政策では、事業や人材への積極的な成長投資と安定的な株主還元を両立させつつ、資本効率の改善を図る考えを明示する。人的資本関連では、提出会社の管理職に占める女性労働者割合、男性育児休業取得率、男女賃金差異を開示する。労働組合との間に特記すべき事項はない。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100VYTW | 生成: gpt-5.4 (2026-03-23)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
24.7B 11.2倍 0.8倍 0.0% 1,077.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 65.1B 64.1B 62.7B
営業利益 2.1B 2.2B 1.7B
純利益 2.2B 1.9B 1.5B
EPS 96.5 81.1 66.3
BPS 1,297.1 1,296.7 1,151.5

大株主

株主名持株比率
日本マスタートラスト信託銀行株式会社0.08%
AGC株式会社0.05%
セントラル硝子株式会社0.05%
株式会社ADEKA0.04%
株式会社りそな銀行0.02%
ソーダニッカ従業員持株会0.02%
株式会社大阪ソーダ0.02%
株式会社三井住友銀行0.02%
東ソー株式会社0.02%
株式会社みずほ銀行0.02%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-05-09SMBC日興証券株式会社 2.05%(3.37%)
2025-02-07SMBC日興証券株式会社 5.42%+5.42%
2022-04-22SMBC日興証券株式会社 3.12%(1.89%)
2022-03-23SMBC日興証券株式会社 5.01%+5.01%
2021-08-20株式会社みずほ銀行 0.02%N/A
2021-08-19株式会社りそな銀行 4.74%(0.53%)
2021-07-07株式会社みずほ銀行 0.03%N/A
2021-05-12SMBC日興証券株式会社 4.37%(3.16%)

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-02-16TDNet人事ソーダニッカ組織変更及び人事異動に関するお知らせ1,185+0.42%
2025-11-17TDNetM&Aソーダニッカ完全子会社の吸収合併(簡易合併・略式合併)に関するお知らせ1,015-1.18%
2025-05-09EDINET大量保有SMBC日興証券株式会社大量保有 2.05%1,042+1.06%
2025-02-07EDINET大量保有SMBC日興証券株式会社大量保有 5.42%
2022-04-22EDINET大量保有SMBC日興証券株式会社大量保有 3.12%
2022-03-23EDINET大量保有SMBC日興証券株式会社大量保有 5.01%
2021-08-20EDINET大量保有株式会社みずほ銀行大量保有 0.02%
2021-08-19EDINET大量保有株式会社りそな銀行大量保有 4.74%
2021-07-07EDINET大量保有株式会社みずほ銀行大量保有 0.03%
2021-05-12EDINET大量保有SMBC日興証券株式会社大量保有 4.37%