株式会社東天紅は、レストラン及び宴会場の経営を主たる業務とし、セグメントは飲食業と賃貸業の2区分で構成する。飲食業では中国料理による飲食店、宴会場の経営等を手掛け、賃貸業では不動産の賃貸収入等を計上する。企業使命として「豊かな食事文化を創造、提供する」を掲げ、多目的な会食空間の提供を重視する。沿革上の起点となる店舗は1961年開店の上野店で、その後、深川店、秋田キャッスルホテル店、JACK大宮店、姫路・山陽百貨店東天紅、東京国際フォーラム店、第一ホテル両国店、横浜桜木町ワシントンホテル店、KITTE名古屋店、LUCIS GARDEN恵比寿を展開する。2015年には新たな50年の旗艦店として、高い耐震性能と環境性能を備えた新上野店を東京都台東区に開店する。
提示テキスト内で国内シェアや世界シェア、特許、独自技術、強いブランド力の定量的裏付けは確認できない。一方で、競争力の源泉として読み取れる要素は、多目的な会食空間の提供力、中国料理を軸とした宴会場運営のノウハウ、長年の店舗運営実績にある。経営課題の記載では、主要部門として宴会、婚礼、グリル、外販の4部門に継続注力する方針を示しており、特に宴会部門は主要部門として位置付ける。加えて、快適な設備・雰囲気の提供を企業使命として掲げ、既存店の改装、改修を重視する点は、会食需要における体験価値の維持に資する。2015年開店の新上野店は高い耐震性能と環境性能を備えた旗艦店にあり、設備面の差別化要素として機能する。さらに、食品衛生法に基づく営業許可の取得、外部検査機関による定期検査、従業員への衛生管理指導の徹底は、飲食業における信頼維持の基盤となる。
市場環境は厳しさを伴う。会社は、米国新政権の関税見直しによる影響で世界経済が不透明とし、国内では2025年問題に伴う超高齢化社会への突入、物価上昇、人件費高騰、採用難の継続を課題として挙げる。外食市場では新規参入や中食の台頭により競争が激化し、景気動向、特に法人需要の動向が業績に大きく影響する構造にある。法規制面では、食品衛生法、製造物責任法、食品リサイクル法などの規制を受け、規制強化や新法制定は設備投資など追加費用の発生要因となる。加えて、事業所の多くが東京を中心とする関東圏に集中しており、大規模地震、台風、ウイルス感染症流行の影響を受けやすい事業配置となる。
成長戦略として、上野店と本部を統合した新たな組織への挑戦、NETとリアルの高効率な融合による生産性向上と高収益の確立、WEBを駆使した消齢化社会への対応、企業理念・企業使命・八徳による人材育成と評価制度の活用本格化、SDGsへの取組強化と新たなビジネスの提案を掲げる。営業面では、システム化の推進と業務見直しにより高効率な店舗運営を目指し、宴会、婚礼、グリル、外販の4部門で新規顧客獲得を図る。設備面では、快適な設備・雰囲気の提供に向けて既存店の改装、改修を進める。当事業年度の設備投資は飲食業セグメントで店舗改修等を実施する。人手不足対応では採用強化と離職防止に努め、調理部門の作業軽減に向けて一部機械導入を検討する。経営指標としては売上高成長率と売上高営業利益率を重視し、構造改革を通じて売上・粗利益の確保と損益分岐点の引き下げを継続し、既存店の全店完全黒字化を目指す。中期経営計画の名称や年限、数値目標の詳細は提示テキスト内では確認できない。
主なリスクは3点に整理できる。第1に景気動向と競争激化で、特に法人需要の変動、新規参入、中食の台頭が収益に影響する。第2に食材と衛生管理で、伝染病、異物混入、天候、為替変動による食材調達不安や、食中毒発生時の営業停止、風評悪化が業績に影響する。第3に法規制と立地集中で、食品衛生法などの規制強化に伴う追加投資負担、関東圏集中に起因する自然災害や感染症流行の影響がある。加えて、個人情報流出、敷金・保証金の回収不能、固定資産の減損もリスク要因となる。
ガバナンス面では、上場会社としての責任を果たすことを基本方針に掲げ、お客様、株主、取引先との連携強化を志向する。経営指標として売上高成長率と売上高営業利益率を設定し、全社的な業務見直しと経営資源の有効かつ適切な投入を進める。人材面では、企業理念・企業使命・八徳による人材育成と評価制度の活用本格化を掲げる。従業員数は152名、労働組合は東天紅労働組合で、UAゼンセン同盟に加盟し、労使関係は安定する。株主還元方針の具体的内容は提示テキスト内では確認できない。沿革上は1978年に東京証券取引所市場第二部へ上場し、1984年に市場第一部指定、2022年にスタンダード市場へ移行する。
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 2.6B | 6.0倍 | 0.4倍 | 0.0% | 1,003.0円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 4.7B | 4.7B | 3.7B |
| 営業利益 | 490M | 425M | -607M |
| 純利益 | 430M | -135M | -828M |
| EPS | 167.5 | -52.5 | -322.5 |
| BPS | 2,605.9 | 2,416.7 | 2,461.3 |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 小泉グループ株式会社 | 0.30% |
| 株式会社みずほ銀行 | 0.05% |
| 九州アフリカ・ライオン・サファリ株式会社 | 0.02% |
| みずほ信託銀行株式会社 | 0.02% |
| 有限会社高瀬本社 | 0.02% |
| 株式会社SBI証券 | 0.02% |
| 明治安田生命保険相互会社 | 0.02% |
| 損害保険ジャパン株式会社 | 0.02% |
| 株式会社KCJP | 0.01% |
| 小泉 和久 | 0.01% |
| 日付 | 提出者 | 保有割合 | 変動 |
|---|---|---|---|
| 2023-09-25 | 株式会社みずほ銀行 | 0.05% | N/A |
| 2023-09-07 | 株式会社みずほ銀行 | 0.05% | N/A |
| 2021-12-07 | 株式会社みずほ銀行 | 0.05% | N/A |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-16 | TDNet | 配当・還元 | 東天紅 | 剰余金の配当に関するお知らせ | 992 | +0.30% |
| 2026-01-09 | TDNet | 決算 | 東天紅 | 2026年2月期 第3四半期決算短信[日本基準](非連結) | 1,130 | -0.62% |
| 2025-10-09 | TDNet | 決算 | 東天紅 | 2026年2月期 第2四半期(中間期)決算短信[日本基準](非連結) | 1,198 | -5.51% |
| 2025-07-11 | TDNet | 決算 | 東天紅 | 2026年2月期 第1四半期決算短信[日本基準](非連結) | 898 | +1.22% |
| 2023-09-25 | EDINET | 大量保有 | 株式会社みずほ銀行 | 大量保有 0.05% | — | — |
| 2023-09-07 | EDINET | 大量保有 | 株式会社みずほ銀行 | 大量保有 0.05% | — | — |
| 2021-12-07 | EDINET | 大量保有 | 株式会社みずほ銀行 | 大量保有 0.05% | — | — |