Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社ヤマナカ (8190)

株式会社ヤマナカは、スーパーマーケットチェーンを主力に、食品製造・加工販売、不動産賃貸、スポーツクラブ運営等の小売周辺事業を展開しています。東海地方で「フランテロゼ」を唯一無二の店舗と位置づけ、専門性と独自商品の拡大で差別化を図ります。競争激化と市場縮小に対応するため、デジタル店舗への再挑戦やアプリを通じたデジタル販促、キャッシュレス決済強化で顧客価値創造と効率化を推進。 [本社]愛知県名古屋市中村区 [創業]1922年 [上場]1981年

1. 事業概要と競争優位性

株式会社ヤマナカは、スーパーマーケットチェーンを主力とする小売事業を展開しています。これに付随する小売周辺事業として、外食事業、食品製造及び加工販売、不動産の賃貸借、店舗設備等のメンテナンス、商品配送代行事業を手掛けています。子会社サンデイリー株式会社は日配品・米飯類の供給を担い、プレミアムサポート株式会社はスポーツクラブを運営するなど、多角的な事業ポートフォリオを構築しています。

競争優位性として、中期3ヵ年計画において、覚王山・八事・白壁の「フランテロゼ」3店舗を東海地方で唯一無二の店舗と位置づけ、コンセプトの磨き上げとブランド向上を図っています。これは、高付加価値なニッチ市場における支配的地位確立を目指す戦略です。また、「ヤマナカならでは商品」の拡大や「食」の専門性を追求した店舗展開により、他社との差別化を図っています。

デジタル戦略も強化しており、デジタル店舗への再挑戦やヤマナカ公式アプリを通じたグラッチェカード会員向けデジタル販促、キャッシュレス決済強化は、顧客の囲い込み(ロックイン)構造の構築と顧客単価向上に寄与する取り組みです。自社グループ内での食品製造・加工販売は、サプライチェーン統合による品質・コスト管理に資する強みとなっています。

参入障壁としては、フランテロゼ白壁の建替投資や既存店改装、QR/バーコード決済導入などのシステム投資に年間1,801百万円を投じるなど、継続的な大規模設備投資が必要となる点が挙げられます。

2. 沿革ハイライト

ヤマナカの歴史は、1922年2月に名古屋市中区正木町で中野冨七が食料品店「中野商店」を創業したことに始まります。1957年7月には株式会社ヤマナカを設立し、総合食料品店として発展しました。1960年12月には正木店をセルフサービス方式の食料品スーパーマーケットに改装し、1962年3月の庄内店開店を機にスーパーマーケットチェーン展開を開始しました。1979年5月には株式会社マルイと対等合併し、店舗数を47店舗に拡大しました。1981年2月には名古屋証券取引所市場第2部に株式上場を果たし、企業としての基盤を強化しました。1997年11月には「食」の専門性を追求した八事フランテを開設し、2023年10月には八事、覚王山、白壁のフランテを「フランテロゼ」ブランドに変更するなど、常に市場の変化に対応し、ブランド価値の向上に努めています。

3. 収益・成長戦略

当社グループを取り巻く経営環境は、少子高齢化による小売業全体の市場規模縮小に加え、ドラッグストアやネット通販など業種・業態を越えた販売競争、他エリアからの同業進出による競争激化に直面しており、厳しさを増しています。また、原材料価格や光熱費の高騰、人手不足や最低賃金の上昇による人件費増加、金利上昇も経営上の大きな課題です。

このような状況下で、当社グループは持続的成長を確かなものにするため、中期3ヵ年計画として「戦略3本柱」を策定し、成長ドライバーとしています。

具体的には、

① **既存ビジネスモデルの進化**:フランテロゼブランドの向上、ヤマナカならでは商品の拡大、大型改装、最新フォーマット導入による販売力強化を通じて、顧客満足度と収益性の向上を目指します。

② **経営効率の向上**:最新設備・什器の導入、システム導入・更改、デジタル化による業務簡素化、労働生産性向上を推進し、コスト削減と業務効率化を図ります。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100VWD9 | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 82.3B 83.9B 84.5B
営業利益 585M 804M 32M
純利益 296M 471M -656M
EPS 15.6 24.6 -34.2
BPS 913.9 911.0 836.7

大株主

株主名持株比率
ヤマナカ共栄会0.14%
株式会社なかの0.11%
株式会社三菱UFJ銀行0.05%
野村證券株式会社0.04%
セコム損害保険株式会社0.03%
株式会社みずほ銀行0.03%
三井住友信託銀行株式会社0.03%
株式会社名古屋銀行0.02%
ダイナパック株式会社0.02%
株式会社ビッグヴァン0.02%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2024-09-20三井住友信託銀行株式会社 2.52%(3.99%)
2024-08-07株式会社みずほ銀行 0.03%N/A
2024-05-27岡本 均 12.78%+1.04%
2023-10-19株式会社なかの 10.41%--
2023-09-22株式会社なかの 10.41%+5.41%
2022-06-17岡本 均 11.74%+1.02%
2021-04-07株式会社みずほ銀行 0.04%+0.04%

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-01-27TDNet決算ヤマナカ(訂正・数値データ訂正)「2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」 の一部訂正につ
2026-01-26TDNet業績修正ヤマナカ業績予想の修正に関するお知らせ
2026-01-26TDNet決算ヤマナカ2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-10-27TDNet決算ヤマナカ2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-07-28TDNet決算ヤマナカ2026年3月期 第1四半期決算短信[日本基準](連結)
2024-09-20EDINET大量保有三井住友信託銀行株式会社大量保有 2.52%
2024-08-07EDINET大量保有株式会社みずほ銀行大量保有 0.03%
2024-05-27EDINET大量保有岡本 均大量保有 12.78%
2023-10-19EDINET大量保有株式会社なかの大量保有 10.41%
2023-09-22EDINET大量保有株式会社なかの大量保有 10.41%
2022-06-17EDINET大量保有岡本 均大量保有 11.74%
2021-04-07EDINET大量保有株式会社みずほ銀行大量保有 0.04%