Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社さいか屋 (8254)

神奈川県内で百貨店業を中核に展開し、横須賀市・藤沢市の百貨店と川崎市のサテライト型店舗を運営する。子会社で時計・宝石・貴金属の卸売、友の会による前払式特定取引を担い、不動産賃貸や仲介、ビル管理も併営する。既存店再編、金・地金買取強化、空き区画賃貸による賃料収入拡大と百貨店ゾーンとの相乗効果創出を進める。[本社]神奈川県川崎市川崎区 [創業]1872年 [上場]1964年

1. 事業概要

株式会社さいか屋グループは、当社、連結子会社2社、非連結子会社1社で構成し、百貨店業を中核事業として展開する。株式会社さいか屋が横須賀市と藤沢市で百貨店を営業し、川崎市ではサテライト型店舗を営業する。連結子会社アルファトレンド株式会社は時計、宝石、貴金属製品の卸売業を担い、当社へ商品を納入する。株式会社さいか屋友の会は前払式特定取引業を担う。不動産業ではアパート賃貸および不動産関連の仲介を行い、非連結子会社株式会社サンパール藤沢はビル管理運営業を担う。同一親会社を持つ株式会社エーエフシーが当社3店舗へ出店し、商品の納入等も行う。設備投資は百貨店事業に集中し、当期の主な投資は藤沢店の改装工事となる。

2. 競争優位性

提示テキスト内で、特許、独自技術、圧倒的市場シェア、強固なブランド優位を直接示す記載は確認できない。一方、事業基盤としては神奈川県内の横須賀、藤沢、川崎に店舗を持ち、百貨店運営に加えて、時計・宝石・貴金属の卸売機能、友の会による前払式特定取引、不動産賃貸・仲介、ビル管理運営を組み合わせた複合的な収益構造を持つ点が特徴となる。経営課題の記載からは、グループシナジー効果を活用した各種施策を重視しており、商品供給、顧客囲い込み、施設運営を一体で進める体制を構築する。さらに横須賀店では地権者区画の取得により全区画が当社保有となり、固定費削減余地と施設活用の自由度が高まる。空き区画の賃貸借契約締結により、賃料収入の増加と百貨店ゾーンとの相乗効果拡大を狙う運営は、単純な物販依存を和らげる構造として位置付く。

3. 市場環境

当社グループを取り巻く市場環境として、気候状況、景気動向、消費者動向などの経済状況、疾病や騒乱などの社会状況、同一商圏内における同業・異業種参入による競争状況が業績に影響する旨を開示する。百貨店業は消費行動の変化を受けやすく、感染症発生時には需要縮小、消費者心理の冷え込み、サプライチェーン分断による商品調達遅延、臨時休業や営業時間短縮などの影響を受ける。規制面では、大規模小売店舗立地法、独占禁止法、下請法、労働法、省エネ法などの各種法令への対応が必要となる。提示テキスト内では業界全体の市場規模や同社のシェア数値は確認できないが、同一商圏内での競争激化を重要な外部要因として認識する。

4. 成長戦略

経営方針では、抜本的な経営スキーム改革により3期連続の黒字を達成した一方、安定した黒字化と利益増大には更なる改革推進が必要と位置付ける。今後は全社的な既存店舗の再編、グループシナジー効果を活用した施策の実行、金・地金買取強化の推進を継続する方針を示す。横須賀店では地権者区画を取得し全区画を当社保有としたことで、年間4千万円超の固定費削減を見込む。さらに2025年9月30日に株式会社ラウンドワンジャパンとの賃貸借契約を締結し、空き区画を賃貸したことで、賃料収入の増加に加え、百貨店ゾーンとの相乗効果拡大を狙った企画を強化する。外商部門では高収益商材の販売強化と新規顧客である法人・個人へのアプローチ強化を進める。費用面ではローコストオペレーションを更に推進し、各種経費の削減と合理化、効果的な経費運用に取り組む。中期経営計画の数値目標やM&A方針は提示テキスト内では確認できない。

5. リスク

主なリスクは3点に整理できる。第1に災害リスクとなる。店舗が川崎、横須賀、藤沢というほぼ同一地域内に集中しており、自然災害や事故が発生した場合、店舗運営や保有資産に大きな影響が及ぶ可能性を持つ。第2に事業環境リスクとなる。景気、消費者動向、感染症、同一商圏での競争激化が売上や収益性を左右する。第3に規制・運営リスクとなる。欠陥商品や食中毒による製造物責任、公的規制違反、個人情報流出、外部委託先データセンターの障害、賃貸借契約や業務受託契約の変更・解約が業績や財務状況へ悪影響を及ぼす可能性を持つ。加えて、A種優先株式の普通株式転換による希薄化リスクも開示する。

6. ガバナンス

提示テキスト内で取締役会構成、社外取締役比率、指名・報酬委員会などの詳細な統治体制は確認できない。一方、労働組合は全さいか屋労働組合で、2025年8月末時点の組合員数は72名、UAゼンセンに加盟し、労使関係は円満に推移する。提出会社の管理職に占める女性労働者比率は24.1%となる。従業員数は連結・提出会社とも137名で、平均年齢52.4歳、平均勤続年数18.9年と開示する。株主還元方針についての具体的記載は提示テキスト内では確認できない。沿革上は事業再生ADR手続、第三者割当増資、資本構成改善のための減資、親会社異動などを経て現在の体制に至る。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100X51A | 生成: gpt-5.4 (2026-03-23)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
1.4B 13.1倍 28.1倍 1.7% 286.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 3.5B 4.8B 4.6B
営業利益 94M 150M 115M
純利益 81M 120M 110M
EPS 14.8 21.9 22.3
BPS 10.2

大株主

株主名持株比率
株式会社AFC-HDアムスライフサイエンス0.37%
淺山 忠彦0.13%
京浜急行電鉄株式会社0.09%
松井証券株式会社0.06%
さいか屋取引先持株会0.04%
株式会社横浜銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)0.03%
山田 祥美0.02%
株式会社デザインアートセンター0.01%
寺岡 聖剛0.01%
株式会社SBIネオトレード証券0.00%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-06-11浅山 忠彦 8.39
2026-06-10Evo Fund 3.23
2026-06-09浅山 忠彦 8.39
2026-06-08Evo Fund 7.84
2026-05-29Evo Fund 8.92
2026-03-26Evo Fund 11.68
2026-03-11株式会社AFC-HDアムスライフサイエンス 1.0
2026-03-09Evo Fund 1.0
2026-03-05Evo Fund 1.0
2026-03-05株式会社AFC-HDアムスライフサイエンス 1.0
2026-03-03Evo Fund 12.58
2026-02-20株式会社AFC-HDアムスライフサイエンス 1.0
2026-02-19株式会社AFC-HDアムスライフサイエンス 1.0
2025-10-06野村證券株式会社 4.45
2025-09-22野村證券株式会社 6.33
2025-09-08京浜急行電鉄株式会社
2022-04-05株式会社AFC-HDアムスライフサイエンス 1.0
2022-03-29株式会社横浜銀行 2.07
2022-03-28株式会社横浜銀行 2.07
2022-03-25株式会社AFC-HDアムスライフサイエンス 51.45

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-07-30TDNet自己株式取得状況及び取得終了に関するお知らせ
2026-07-29TDNet自己株式取得に係る事項の決定及び自己株式の消却に関するお知らせ
2026-07-15TDNet2026年8月期 第3四半期決算短信[日本基準](連結)
2026-07-15TDNet固定資産の取得に関するお知らせ
2026-07-15TDNet固定資産受贈益発生のお知らせ
2026-07-09TDNet自己株式の取得状況および消却に関するお知らせ
2026-06-18TDNet自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ
2026-06-16TDNet第三者割当により発行された第1回新株予約権(行使価額修正条項付)の行使完了及び月間行使状況に関するお
2026-06-11TDNetHolding change by 浅山 忠彦
2026-06-10TDNetHolding change by Evo Fund
2026-06-09TDNetHolding change by 浅山 忠彦
2026-06-08TDNetHolding change by Evo Fund
2026-06-03TDNet第三者割当により発行された第1回新株予約権(行使価額修正条項付)の大量行使に関するお知らせ
2026-06-02TDNet当社保有不動産の潜在価値の顕在化と資本効率向上に向けた取組について
2026-06-01TDNet第三者割当により発行された第1回新株予約権(行使価額修正条項付)の月間行使状況に関するお知らせ
2026-05-29TDNetHolding change by Evo Fund
2026-05-28TDNet新株予約権の行使状況及び今後の見通しに関するお知らせ
2026-04-01TDNet第三者割当により発行された第1回新株予約権(行使価額修正条項付)の月間行使状況に関するお知らせ
2026-04-01TDNet中期経営計画策定のお知らせ
2026-04-01TDNet業績予想の上方修正に関するお知らせ