Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社武蔵野銀行 (8336)

埼玉県を主要営業基盤とする地方銀行。銀行業を中核に、リース、信用保証、カード、システム、地域経済研究、キャピタル、信託などの金融サービスをグループ展開。地域密着の営業基盤と多面的なソリューション提供力を強みとし、長期ビジョンMCPの下でリアルとデジタルの融合、人的資本投資、非対面チャネル強化、新規事業創出を進める。[本社]埼玉県さいたま市 [創業]1952年 [上場]1969年

1. 事業概要

株式会社武蔵野銀行は、当行、連結子会社8社、持分法適用関連会社1社で構成し、銀行業を中心にリース業、信用保証業などの金融サービスを行う。沿革上、ぶぎん総合リース、ぶぎん保証、むさしのカード、ぶぎんシステムサービス、株式会社ぶぎん地域経済研究所、株式会社ぶぎんキャピタル、むさしのハーモニー、むさしの未来パートナーズなどを整備し、周辺機能をグループ化する。銀行本体では貸出金業務、有価証券投資業務を行い、外国為替業務、証券投資信託の窓口販売、損害保険・生命保険の窓口販売、証券仲介業務、信託業務も取り扱う。2025年3月31日現在の拠点数は本支店98、出張所2と記載する。

2. 競争優位性

提示テキストから確認できる競争優位の中核は、埼玉県を主要営業基盤とする地域密着性と、銀行を核にしたグループ総合金融機能にある。経営環境の記載では、埼玉県の地域経済及び社会に寄り添いながら課題解決を自ら先導する方針を明示し、長期ビジョン「MCP」で「地域No.1のソリューション」を掲げる。法人戦略ではスタートアップから事業承継までステージに応じた伴走支援を強化し、個人戦略ではライフプランに基づく最適サービス提供と商品ラインナップ拡充を進める。地域活性化戦略では営業店と本部が連携し、地域課題解決に向けた具体的支援を行う。加えて、リース、信用保証、カード、キャピタル、研究所、未来パートナーズなどの機能を持つことで、単純な預貸業務にとどまらない提案余地を持つ。もっとも、市場シェア、特許、ブランド優位、スイッチングコスト、ネットワーク効果の定量情報は提示テキスト内では確認できない。

3. 市場環境

当行グループを取り巻く環境として、インバウンド需要回復や賃上げに加え、「金利のある世界」の到来が挙げられる一方、円安に伴う物価高騰、人手不足、米国の関税引き上げに伴う貿易摩擦、ウクライナやガザ地区の戦争・紛争などによる不透明感を指摘する。地域面では、埼玉県で全国一のスピードで高齢化が進むと記載し、地域金融機関には金融仲介機能の一層の発揮、お客さま本位の業務運営、持続可能なビジネスモデルの確立、健全性・透明性の向上が求められるとする。競争面では、金融制度の規制緩和に伴い競争が激化していると明記する。規制面では、自己資本比率4%以上の国内基準、法令等遵守、マネー・ローンダリング及びテロ資金供与等対策、TCFD提言への対応などが事業運営上の重要条件となる。

4. 成長戦略

2023年4月に長期ビジョン「MCP(Musashino mirai-Creation Plan)~多彩な価値を結集し、地域No.1のソリューションで埼玉の未来を切り拓く~」を開始し、3つのフェーズで推進する。第1ステップとして中期経営計画「MCP1/3」を始動し、地域と顧客に徹底的に寄り添いながら、組織の多様性と従業員の自律性を高め、将来に向けた強固な基盤を作る期間と位置付ける。テーマは「リアルとデジタルを融合し、地域・お客さまとともに歩む」「あらゆる価値を認め合い、多彩な人材が躍動する」の2点で、デジタル及び人的資本への重点投資を進める。具体策として、営業接点拡大、専門人材育成、法人向け伴走支援、デジタル活用によるソリューション提案機会増加、個人向け商品ラインナップ拡充、地域課題解決支援、グループ機能最大化、新規事業アイデアの社内公募、ダイレクトチャネル利便性向上、非対面チャネル強化、事務手続きのデジタル化、アライアンス推進、サステナビリティ施策実行、ガバナンス強化を掲げる。2026年3月期の指標として、コア業務純益209億円、親会社株主に帰属する当期純利益140億円、コアOHR65%以下、連結自己資本比率11%以上、連結ROE5%以上を設定する。

5. リスク

主要リスクは信用リスクと市場リスクにあり、景気動向、不動産価格、株価、取引先の経営状況により不良債権や与信関係費用が増加する可能性を挙げる。埼玉県を主要営業基盤とするため、地域経済悪化が収益基盤の維持・拡大を難しくする点も固有性が高い。加えて、有価証券の価格変動、金利変動、為替変動が財務内容に影響し得る。オペレーショナル面では、システム障害、サイバー攻撃、情報漏えい、法令違反、人的資源の質量不足、自然災害、感染症流行、外部委託先事故などを列挙する。さらに、中期経営計画が想定成果を生まない戦略不達リスク、競争激化、格付低下、金融犯罪、マネー・ローンダリング対策、気候変動起因の移行・物理的リスクも示す。

6. ガバナンス

2023年6月に業務改善命令を受け、同年8月策定の業務改善計画に基づき、取締役会主導で経営管理態勢と内部管理態勢の高度化を進めたと記載する。今後もお客さま本位の業務運営の浸透・定着に向け、本支店一体で適切な業務運営態勢と健全な組織文化の醸成を進める方針を示す。経営管理態勢の項目でも、企業価値向上に向けたコーポレートガバナンス強化を掲げる。リスク管理では、VaRによるリスク量把握、資本配賦制度を用いた運営、ストレス・テスト実施を行う。人的資本面では多様な働き方の提供、人事制度見直しを進め、2024年7月には総合職と特定職を統合した人事制度改正を実施する。株主還元方針に関する具体的記載は、提示テキスト内では確認できない。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100VZHU | 生成: gpt-5.4 (2026-03-23)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
209.4B 15.8倍 0.8倍 0.0% 6,270.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高
営業利益
純利益 13.1B 11.3B 10.9B
EPS 397.4 339.7 324.6
BPS 8,098.9 8,285.9 7,557.4

大株主

株主名持株比率
日本マスタートラスト信託銀行 株式会社(信託口)0.13%
株式会社日本カストディ銀行 (信託口)0.08%
株式会社千葉銀行0.03%
QRファンド投資事業有限責任組合 無限責任組合員 株式会社QRインベストメント0.03%
明治安田生命保険相互会社0.02%
住友生命保険相互会社0.02%
武蔵野銀行従業員持株会0.02%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人 株式会社みずほ 銀行決済営業部)0.02%
前田硝子株式会社0.02%
日本生命保険相互会社0.02%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-05-22野村證券株式会社 5.06%+5.06%
2025-04-22野村證券株式会社 4.66%(0.85%)
2025-04-07野村ホールディングス株式会社 5.51%+5.51%
2024-08-06三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 4.41%(0.98%)
2023-06-21三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 5.39%(1.09%)
2023-03-20株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 3.77%(1.40%)
2023-02-06三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 6.48%(1.03%)
2023-01-11野村證券株式会社 4.26%(1.00%)
2022-04-22野村證券株式会社 5.26%(0.44%)
2022-04-07野村ホールディングス株式会社 5.70%+0.46%
2021-06-22野村證券株式会社 5.24%(0.42%)
2021-04-07野村ホールディングス株式会社 5.66%+0.57%

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-16TDNet事業計画武蔵野銀新中期経営計画「MCP 2/3」について6,160+0.49%
2026-03-16TDNet配当・還元武蔵野銀自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ6,160+0.49%
2026-03-16TDNetその他武蔵野銀株主優待制度の導入について6,160+0.49%
2026-03-16TDNetその他武蔵野銀監査等委員会設置会社への移行に関するお知らせ6,160+0.49%
2026-02-16TDNet人事武蔵野銀代表取締役の異動(辞任)に関するお知らせ6,220-3.22%
2025-11-21TDNet決算武蔵野銀(訂正)「2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部訂正について4,440+0.68%
2025-05-22EDINET大量保有野村證券株式会社大量保有 5.06%3,170+0.95%
2025-04-22EDINET大量保有野村證券株式会社大量保有 4.66%2,966+1.82%
2025-04-07EDINET大量保有野村ホールディングス株式会社大量保有 5.51%2,502+8.83%
2024-08-06EDINET大量保有三井住友トラスト・アセットマネジメント株大量保有 4.41%
2023-06-21EDINET大量保有三井住友トラスト・アセットマネジメント株大量保有 5.39%
2023-03-20EDINET大量保有株式会社三菱UFJフィナンシャル・グルー大量保有 3.77%
2023-02-06EDINET大量保有三井住友トラスト・アセットマネジメント株大量保有 6.48%
2023-01-11EDINET大量保有野村證券株式会社大量保有 4.26%
2022-04-22EDINET大量保有野村證券株式会社大量保有 5.26%
2022-04-07EDINET大量保有野村ホールディングス株式会社大量保有 5.7%
2021-06-22EDINET大量保有野村證券株式会社大量保有 5.24%
2021-04-07EDINET大量保有野村ホールディングス株式会社大量保有 5.66%