大分銀行グループは、当行と連結子会社7社で構成し、銀行業務を中心にリース業務、クレジットカード業務などの金融サービスを展開する。中核の銀行業では、本支店87ヵ店、出張所6ヵ店の店舗網を有し、預金業務、貸出業務、為替業務、有価証券投資業務、金融商品仲介業務、保険商品等の窓口販売業務を行う。地域密着型の営業活動を特徴とし、個人顧客と法人顧客の双方に対応する。子会社では、大銀オフィスサービスが銀行従属業務として経理関係計算業務等を担い、大分リースが地域のリース需要に対応する。その他の連結子会社5社は、クレジットカード、債務保証、コンピューター関連、投融資業務等を担い、銀行単体では提供しにくい周辺機能を補完する。グループ全体として、地域金融インフラを多面的に支える体制を構築する。
提示テキストから確認できる競争優位の中核は、大分県内に根差した営業基盤と総合金融サービスの提供力にある。銀行本体が87本支店と6出張所を展開し、預金、貸出、為替に加え、有価証券投資、金融商品仲介、保険窓販まで扱うことで、顧客接点を広く確保する。さらに、リース、クレジットカード、債務保証、コンピューター関連、投融資といった子会社機能を組み合わせることで、「金融+α」の提案余地を持つ。中期経営計画2024でも、コアビジネスの深化とソリューションビジネスの進化を掲げており、単純な預貸業務にとどまらない付加価値提供を志向する。地域金融機関にとって重要な顧客基盤、店舗網、長年の取引関係、地域課題への関与は一定の参入障壁として機能する。一方、特許、独自技術、圧倒的市場シェアなどの定量的裏付けは提示テキスト内では確認できない。
2024年度の国内経済は、個人消費の徐々の増加を背景に緩やかに回復した一方、株式、為替、長期金利は不安定な動きを示す。銀行収益に直結する金利環境は、金融政策正常化に伴い長期金利が上昇基調で推移した。県内経済は、設備投資の反動減や生産活動の弱さから弱含みとなった一方、観光は宿泊客数の増加により継続的に回復した。有効求人倍率は高水準で推移する。競争環境では、大分県内で地元競合他行、メガバンク、近隣他県の地域金融機関、ノンバンク等と競合するほか、政府系金融機関の民営化、ゆうちょ銀行の業務範囲拡大、小売業等異業種からの銀行業参入など、制度緩和を背景に競争激化が進む。加えて、銀行法、金融商品取引法、自己資本比率規制などの規制下で事業運営を行う。
2024年4月に開始した中期経営計画2024は、「私たちにしかできない『金融+α』~“挑戦”を“あたり前”に~」を基本テーマとする。基本方針は4本柱で、コアビジネス深化とソリューションビジネス進化による収益・成長機会追求、地域共創と地域課題解決・産業振興機能拡充、営業態勢革新とデジタル利活用による構造改革、サステナビリティ経営実現に向けた経営基盤強化を掲げる。最終年度の2027年3月期目標として、連結当期純利益80億円以上、連結ROE4.0%程度、連結自己資本比率10%程度、単体OHR70%程度を設定する。非財務面では、金融商品仲介資産残高7,000億円を2030年度目標とし、SDGs投融資累計額2,500億円以上、CO2排出量削減率65%以上、地域ビジョン個別PJ実行件数17件以上を掲げる。加えて、女性管理職比率5.0%以上、従業員エンゲージメント85%以上を目標化する。地域価値創造、金融インフラ高度化、気候変動対応、多様性尊重をマテリアリティに据え、地域の持続可能性向上と自社成長の両立を図る。
主要リスクは、第一に大分県への営業基盤集中に伴う地域依存リスクにある。県内経済悪化時には信用リスク増加を通じて業績と財務に影響する可能性がある。第二に、金利、為替、株価の変動に伴う市場リスクがある。預貸金の金利改定のタイムラグや有価証券価格変動は、資金利益や評価損益を左右する。第三に、競争激化と規制対応負担がある。地元他行、メガバンク、異業種参入先との競争に加え、マネー・ローンダリング対策、サイバー攻撃対応、情報資産管理などオペレーショナル・リスク管理の高度化が継続課題となる。
経営の基本方針として「地域社会の繁栄に貢献するため銀行業務を通じ最善をつくす」を掲げ、長期ビジョンVision2031では「地域の持続可能性を高める価値創造カンパニー」を志向する。対処すべき課題では、コンプライアンスを大前提とし、持続的成長と地域の持続可能性向上を最大の経営課題と位置付ける。人的資本面では、従業員エンゲージメント向上、女性管理職登用、男性育児休業取得率向上に具体目標を設定し、2024年4月にはダイバーシティ推進室を新設する。女性向けキャリア開発支援プログラムやキャリア面談も実施する。株主還元の具体方針は提示テキスト内では確認できない。
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 149.9B | 19.7倍 | 0.7倍 | 0.0% | 9,550.0円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — |
| 純利益 | 7.6B | 6.5B | 5.4B |
| EPS | 485.6 | 413.8 | 342.8 |
| BPS | 13,651.0 | 13,769.4 | 11,861.1 |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 0.10% |
| 明治安田生命保険相互会社 | 0.04% |
| 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 0.04% |
| 大分銀行行員持株会 | 0.03% |
| 日本生命保険相互会社 | 0.02% |
| 大同生命保険株式会社 | 0.02% |
| 膳所 英敏 | 0.01% |
| 大分中央保険株式会社 | 0.01% |
| JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 0.01% |
| 株式会社佐伯建設 | 0.01% |
| 日付 | 提出者 | 保有割合 | 変動 |
|---|---|---|---|
| 2026-03-23 | 野村證券株式会社 | 5.12% | +5.12% |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-23 | EDINET | 大量保有 | 野村證券株式会社 | 大量保有 | — | — |
| 2026-01-26 | TDNet | その他 | 大分銀 | 2026年3月期第3四半期末の有価証券含み損に関するお知らせ | 7,940 | +1.39% |
| 2026-01-26 | TDNet | 資本政策 | 大分銀 | 株式分割および株式分割に伴う定款の一部変更ならびに株主優待制度の導入に関するお知らせ | 7,940 | +1.39% |
| 2026-01-26 | TDNet | 政策保有 | 大分銀 | 政策保有株式縮減目標の見直しについて | 7,940 | +1.39% |
| 2025-10-27 | TDNet | 業績修正 | 大分銀 | 業績予想の修正に関するお知らせ | 5,260 | -2.66% |
| 2025-10-27 | TDNet | その他 | 大分銀 | 2026年3月期第2四半期末の有価証券含み損に関するお知らせ | 5,260 | -2.66% |
| 2025-08-26 | TDNet | その他 | 大分銀 | 株式報酬型ストック・オプションの発行内容確定に関するお知らせ | 4,930 | -0.61% |
| 2025-08-22 | TDNet | 配当・還元 | 大分銀 | 自己株式の取得状況および取得終了に関するお知らせ | 5,030 | +0.00% |
| 2025-08-08 | TDNet | その他 | 大分銀 | 自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の買付けに関するお知らせ | 4,670 | +0.00% |
| 2025-07-28 | TDNet | その他 | 大分銀 | 2026年3月期第1四半期末の有価証券含み損に関するお知らせ | 4,660 | +0.43% |
| 2025-06-19 | TDNet | 資本政策 | 大分銀 | 株式報酬型ストック・オプション(新株予約権)の発行に関するお知らせ | 3,785 | -0.26% |