Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

芙蓉総合リース株式会社 (8424)

芙蓉総合リースグループは、機械・器具備品や不動産のリース、割賦販売、金銭貸付を中核に、環境エネルギー、BPO、モビリティまで展開する総合金融サービス群を構築。国内外の多数子会社と関連会社を通じ、物流、航空機、ICT、ヘルスケアへ領域拡大を進める。中計ではEV、再エネ、蓄電池、データセンター、医療介護支援を重点化する。[本社]東京都千代田区 [創業]提示テキスト内では確認できない [上場]提示テキスト内では確認できない

1. 事業概要

芙蓉総合リースグループは、当社、子会社233社、関連会社16社で構成し、主力事業として機械、器具備品等のリース、不動産リース、割賦販売取引、金銭の貸付等の金融取引を営む。セグメントは「リース及び割賦」「ファイナンス」「その他」の3区分で構成する。リース及び割賦では、情報関連機器、事務用機器、産業工作機械等のリースに加え、リース満了・解約に伴う物件販売、不動産リース、商業設備、生産設備、病院設備等の割賦販売を手掛ける。ファイナンスでは、金銭貸付、営業目的の金融収益を得るために所有する有価証券の運用、匿名組合組成業務等を展開する。その他では、環境エネルギー関連、手数料、BPO、モビリティビジネス等を展開する。国内では芙蓉オートリース、ヤマトリース、シャープファイナンス、アクリーティブ、インボイス、芙蓉アウトソーシング&コンサルティング、FGLテクノソリューションズ、WorkVision、ヒューマンセントリックス、CBホールディングス、ワコーパレットなどを擁し、海外では米国、香港、シンガポール、中国、台湾、タイに加え、航空機関連会社を配置する。非連結子会社160社の多くは匿名組合方式による賃貸事業を行う営業者にあり、アセット活用の裾野が広い事業構造を持つ。

2. 競争優位性

競争優位の中核は、単一商品に依存しない事業ポートフォリオと、国内外の多数子会社・関連会社を通じた機能補完力にある。リース、不動産、割賦、貸付、有価証券運用、匿名組合組成、BPO、ICT、モビリティ、環境エネルギーを横断的に組み合わせることで、顧客の設備投資、業務効率化、物流、脱炭素、医療介護の課題に対し複合提案を行う基盤を持つ。中期方針でも「事業の領域拡大と更なる進化による新たな価値創造」を掲げ、CSVの実践を通じた社会課題解決と企業価値向上の同時実現を志向する。具体的には、CBホールディングスのコンサルティング機能と当社グループのファイナンスやBPO機能の融合、ワコーパレットや日本パレットレンタルとの連携、AIスタートアップとの連携など、グループ内外のアライアンスを活用した提案力の拡張を進める。加えて、信用リスク管理では個社審査とポートフォリオ管理を併用し、ビジネス・リスク・レビュー委員会を設置する。市場リスク管理ではALM委員会を設置し、資産運用と資金調達のギャップを常時把握する。発行体格付は日本格付研究所AA-、格付投資情報センターA+を取得しており、資金調達面の信認も競争力の一部となる。特許、ブランドシェア、ネットワーク効果、スイッチングコストの具体的記載は提示テキスト内では確認できない。

3. 市場環境

会社は、継続的な物価上昇、賃金上昇を背景とした雇用・所得環境の改善により、国内経済の緩やかな回復を見込む一方、日本銀行の政策金利引き上げ、為替変動、米国の保護主義的通商政策などによる世界経済減速リスクを認識する。事業特性上、リース・割賦販売は顧客の設備投資時の資金調達手段にあり、民間設備投資額とリース設備投資額は概ね正の相関関係を持つと記載する。このため、設備投資動向が需要環境を左右する。成長機会としては、脱炭素化、EV化、物流効率化、デジタルシフト、データセンター需要、医療・介護事業者の経営課題対応が挙がる。一方、制度面では法律・税務・会計基準変更の影響を受けうる。2024年9月には企業会計基準第34号「リースに関する会計基準」が公表されており、制度変更対応が必要となる。海外展開では北米やアジアを中心に事業を広げるが、法令・規制変更や政治・経済・社会情勢の変化も市場環境上の重要要素となる。

4. 成長戦略

中期経営計画「Fuyo Shared Value 2026」の下、環境変化や進捗を踏まえた見直しを実施しつつ、計画最終年度の経営目標達成を目指す。重点領域は4分野に整理する。第一にモビリティ/ロジスティクスでは、物流領域の事業基盤拡充を受けて「モビリティ物流」を「モビリティ/ロジスティクス」として再整理し、専門性向上と機動的展開を進める。アライアンス先と連携したEV関連ビジネス拡充を通じ、国内外でEVワンストップサービスの機能拡充を図る。さらに、ワコーパレットや日本パレットレンタルとの連携を深め、物流課題解決への貢献を狙う。第二にエネルギー環境では、欧米を中心に再生可能エネルギー事業を拡大し、グローバルエンジニアリングやアライアンス先との協働で蓄電池関連事業を推進する。洋上風力建設に用いる大型作業船の共同保有にも取り組み、脱炭素社会実現への関与を強める。第三にBPO/ICTでは、特色あるAIスタートアップ企業との連携による新規ビジネスの事業化を推進し、国内外のデータセンター領域への投資を加速する。サービスメニューの拡充・高度化を通じ、デジタル社会への対応を進める。第四にヘルスケアでは、新たに連結子会社化したCBホールディングスを非ファイナンス領域の中核企業と位置付け、同社の幅広いコンサルティング機能と当社グループのファイナンス、BPO機能を融合し、医療・介護事業者の経営課題解決を支援する。加えて、新たな価値創造領域として、カーボンクレジット創出や地域活性化に資するまちづくりへの参画を例示する。人材面では、研修専用施設「Fuyo Shared Value Creation Center」の継続活用、高い専門性構築を目指す社員支援、グローバル化を見据えた人材育成、組織体制整備を進める。

5. リスク

主要リスクは、第一に信用リスクとなる。リース取引の平均期間は5年程度と中長期に及び、取引先倒産等によりリース料回収が困難化する可能性を持つ。第二に市場リスクと資金調達リスクとなる。金利、為替、株価の変動に加え、格付低下時にはCP等による有利な調達が制限される可能性を持つ。第三に事業戦略固有リスクとなる。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100W1AT | 生成: gpt-5.4 (2026-03-23)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
132.8B 8.7倍 0.8倍 0.1% 4,386.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 678.4B 708.5B 688.7B
営業利益 64.8B 60.0B 51.6B
純利益 45.3B 47.2B 38.9B
EPS 501.7 523.8 433.1
BPS 5,269.7 4,785.9 4,076.0

大株主

株主名持株比率
ヒューリック株式会社0.14%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.09%
明治安田生命保険相互会社0.08%
みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託 丸紅口 再信託受託者 株式会社日本カストディ銀行0.05%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.04%
損害保険ジャパン株式会社0.03%
アズビル株式会社0.03%
株式会社みずほ銀行0.03%
株式会社ニチレイ0.01%
東武鉄道株式会社0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2024-09-24株式会社みずほ銀行 0.03%N/A
2024-07-22株式会社みずほ銀行 0.03%N/A
2021-12-07株式会社みずほ銀行 0.03%N/A

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2025-11-28TDNet人事芙蓉リース執行役員の異動のお知らせ4,182-0.33%
2025-10-23TDNet業績修正芙蓉リース債権の取立不能又は取立遅延のおそれに伴う損失計上 ならびに通期連結業績予想の修正に関するお知らせ4,460-7.49%
2024-09-24EDINET大量保有株式会社みずほ銀行大量保有 0.03%
2024-07-22EDINET大量保有株式会社みずほ銀行大量保有 0.03%
2021-12-07EDINET大量保有株式会社みずほ銀行大量保有 0.03%