Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社大東銀行 (8563)

株式会社大東銀行は、福島県を主たる営業基盤とする地域金融機関。預金、貸出、有価証券投資、為替、証券投資信託・保険窓販等の金融サービスを56か店で提供し、クレジットカード、リース、信用保証事業も展開する。地域密着型営業で顧客との深い関係性を構築し、法人コンサルティング(資金繰り、M&A、SDGs支援等)や資産形成支援を強化。地域課題解決を通じた持続的経営を目指す。厳格な規制による高い参入障壁も競争優位性。本社は福島県郡山市、1942年創業、1992年上場。

1. 事業概要と競争優位性

株式会社大東銀行は、福島県を主たる営業基盤とする地域金融機関であり、連結子会社2社(クレジットカード、リース、信用保証事業)と共に、56か店を通じて預金、貸出、有価証券投資、為替、証券投資信託・保険窓販等、幅広い金融サービスを提供し、地域経済に貢献しています。

当行の競争優位性は、長年の地域密着型営業で培われた強固な顧客基盤と広範なネットワークにあります。経営理念「共創力と提案力で地域の豊かな未来を実現する」のもと、法人コンサルティング(資金繰り、M&A、SDGs支援等)や資産形成支援を通じて顧客の多様な課題解決を提案し、深い顧客関係性と高いスイッチングコストを伴うロックイン構造を形成しています。銀行業は厳格な規制と許認可、大規模な設備投資、長年の信用蓄積が必要なため参入障壁が高く、当行はこれを背景に地域で安定的な事業基盤を維持しています。

2. 沿革ハイライト

当行は1942年8月、郡山無尽、会津勧業無尽、磐城無尽の3社合併により大東無尽株式会社として設立されました。1951年10月に株式会社大東相互銀行へ商号変更し、1989年2月には普通銀行へ転換し、現在の株式会社大東銀行に商号変更しました。事業多角化として、1989年以降クレジットカード、信用保証、リース事業会社を設立しています。1992年12月には東京証券取引所市場第二部に上場し、1996年9月には市場第一部銘柄に指定されました。2016年5月には基幹系システムを地域金融機関向け共同アウトソーシングサービス「NEXTBASE」へ移行し、効率化を図っています。2022年4月には東証スタンダード市場へ移行しました。

3. 収益・成長

当行は「企業価値の更なる向上により、持続可能な経営基盤を確立する」経営姿勢のもと、第6次中期経営計画(2023年4月~2026年3月)を推進しています。当連結会計年度の経常利益は2,017百万円、当期純利益は1,330百万円と増益を達成しました。

成長ドライバーは、法人コンサルティングの強化と個人顧客向け資産形成支援の拡充です。地域企業に対し、資金繰り支援、補助金情報提供・申請支援、事業承継・M&A支援、ICTコンサルティング、SDGs取組み支援等、多岐にわたる経営課題解決を支援しています。また、個人顧客向けには、投資信託ラインナップの充実や新たな保証会社との提携による住宅ローン商品性の多様化を通じて、顧客ニーズへの対応を強化しています。サステナビリティ経営も重要な成長戦略であり、「サステナビリティ方針」を制定しESG経営を推進しています。

4. 財務健全性

当連結会計年度末の総資産は851,063百万円、純資産は32,718百万円です。当行はリスク管理を経営の最重要課題の一つと位置づけ、取締役会において「リスク管理の基本方針」を定め、リスク管理委員会を中心に信用リスク、市場リスク、流動性リスク、オペレーショナル・リスク等の統合的管理に努めています。特に信用リスク及び市場リスクについては、VaRを用いて最大損失額を把握し、自己資本の範囲内に収まるよう資本配賦を行っています。国内基準を適用する自己資本比率が要求水準である4%を下回るリスクに対し、厳格な管理体制を敷いています。

5. 株主還元

当行は株主への利益還元を経営の重要課題の一つと認識しています。当連結会計年度の年間配当金は1株あたり32.0円(前連結会計年度30.0円から増配)を実施しました。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100VYPZ | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
12.8B 9.6倍 0.4倍 0.0% 1,004.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高
営業利益
純利益 1.3B 1.3B 1.3B
EPS 105.1 99.0 101.4
BPS 2,516.2 2,967.0 2,836.4

大株主

株主名持株比率
HSホールディングス株式会社0.19%
大東銀行行員持株会0.04%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.03%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.02%
株式会社東邦銀行0.02%
さわやか商事株式会社0.01%
損害保険ジャパン株式会社0.01%
バリューアップ2号ファンド投資事業有限責任組合0.01%
松井証券株式会社0.01%
株式会社大和証券グループ本社0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-01-08株式会社東邦銀行 19.51%+14.51%
2026-01-06HSホールディングス株式会社 1.37%(17.96%)
2025-12-26HSホールディングス株式会社 1.37%(17.96%)
2024-02-06三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 3.91%(1.14%)
2023-03-02SBIホールディングス株式会社 0.00%(19.43%)
2023-02-24HSホールディングス株式会社 19.33%+14.33%
2023-02-06三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 5.05%(1.02%)
2022-08-19三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 6.07%(0.21%)
2022-06-16SBIホールディングス株式会社 19.43%+1.10%
2021-09-06銀行等保有株式取得機構 4.27%(1.11%)

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-01-08EDINET大量保有株式会社東邦銀行大量保有 19.51%937+0.96%
2026-01-06EDINET大量保有HSホールディングス株式会社大量保有 1.37%940+0.11%
2025-12-26EDINET大量保有HSホールディングス株式会社大量保有 1.37%869+3.68%
2025-12-26TDNetその他大東銀株式会社東邦銀行による当行株式の取得並びに主要株主及び主要株主である筆頭株主の異動に関するお知らせ869+3.68%
2025-07-18TDNet人事大東銀取締役及び執行役員に対する譲渡制限付株式報酬としての自己株式処分の払込完了に関するお知らせ729-0.55%
2025-06-20TDNet人事大東銀取締役及び執行役員に対する譲渡制限付株式報酬としての自己株式処分に関するお知らせ722+0.00%
2024-02-06EDINET大量保有三井住友トラスト・アセットマネジメント株大量保有 3.91%
2023-03-02EDINET大量保有SBIホールディングス株式会社変更
2023-02-24EDINET大量保有HSホールディングス株式会社大量保有 19.33%
2023-02-06EDINET大量保有三井住友トラスト・アセットマネジメント株大量保有 5.05%
2022-08-19EDINET大量保有三井住友トラスト・アセットマネジメント株大量保有 6.07%
2022-06-16EDINET大量保有SBIホールディングス株式会社大量保有 19.43%
2021-09-06EDINET大量保有銀行等保有株式取得機構大量保有 4.27%