株式会社池田泉州ホールディングスは、銀行、その他銀行法により子会社とすることのできる会社の経営管理及び付帯業務を担う金融持株会社。グループは当社、連結子会社21社、持分法適用関連会社2社で構成し、銀行業務を中心に証券業務、債権管理回収業務、リース業務、信用保証業務、クレジットカード業務などの金融サービスを提供する。中核子会社の株式会社池田泉州銀行は、本店及び支店136カ店、出張所3カ所で、預金、貸出、商品有価証券売買、有価証券投資、内国為替、外国為替、信託、社債受託及び登録業務等の受託、代理業務、債務保証、証券投資信託・保険商品の窓口販売、証券仲介を展開する。加えて、池田泉州信用保証株式会社、近畿信用保証株式会社が住宅ローン等の保証を担い、池田泉州リース株式会社、池田泉州オートリース株式会社が産業機械、工作機械、電子計算機・事務用機器、自動車等のリースを手掛ける。その他、子会社・関連会社が証券、債権回収、オンデマンド型交通、投資、ソフト開発、情報サービス、現金精算・印刷・事務代行、駅ATMの企画・運営などを担う。2025年2月28日には01銀行株式会社が銀行業の営業免許を取得する。
競争優位の中核は、関西地域を基盤とする総合金融サービス網にある。池田泉州銀行の136カ店と出張所3カ所という店舗網に加え、駅ATMの企画・運営、オンラインシステム、顧客情報を蓄積する情報システムを保有し、対面・非対面の接点を広く持つ。銀行本体に加え、信用保証、リース、証券、クレジットカード、債権管理回収、情報サービス、ソフト開発までをグループ内に抱えるため、顧客接点から周辺金融機能まで一体で提供しやすい構造を持つ。経営方針では、産・学・官のネットワークを活用し、様々なマッチングを通して地域との共生を進める方針を掲げており、地域密着型の関係性が営業基盤の粘着性を高める。参入障壁の観点では、銀行業は銀行法上の規制産業にあり、実際に01銀行株式会社が2025年2月28日に銀行業の営業免許を取得したと記載されることからも、免許取得の必要性が明示される。加えて、信用リスク管理規定、クレジットポリシー、ALM委員会、リスク管理委員会、CSIRTなど、金融業に必要な管理ノウハウの蓄積も障壁として機能する。市場シェアや特許、ブランド優位の定量情報は提示テキスト内では確認できない。
国内経済は緩やかな回復が続き、雇用・所得環境の改善を背景に個人消費が持ち直し、企業収益の堅調さを背景に省力化・デジタル化投資を含む設備投資姿勢が維持される。一方、各国の通商政策、中国不動産市場停滞、中東地域の地政学リスクなど不確実性が高い。関西地域ではインバウンド需要を主因に個人消費が堅調に増加し、2025年4月開催の大阪・関西万博には経済産業省試算で約2.9兆円の経済波及効果が見込まれ、地域活性化期待が追い風となる。金融面では日本銀行が追加利上げを実施し、2025年1月に政策金利が約17年ぶりに0.5%となり、各金融機関が貸出金基準金利や預金店頭金利を引き上げる。競争環境では、メガバンク、地元金融機関、近隣地銀の参入により競争激化が見込まれる。規制面では銀行法、金融商品取引法、自己資本比率規制などの影響を強く受ける。
当社グループは、銀行合併10周年の節目となる2020年5月に、2025年大阪・関西万博の飛躍の年に向けたありたい姿として「Vision’25」を策定する。これを見据え、第5次中期経営計画を2025年度までローリングした「第5次中期経営計画Plus」を策定し、2024年度以降も徹底したソリューションで地域の顧客の役に立つ方針を維持する。ローリングでは、環境変化や中長期展望からのバックキャストを踏まえ、従来の成長戦略を重点戦略Plusとして見直し、人的資本投資、デジタルバンク等の戦略的投資を強化する。2025年5月には経営環境の変化を踏まえ、経営目標と重点戦略を再見直しする。2025年度のHD連結当期純利益目標は147億円へ上方修正し、HD連結ROEは6.1%を目標とし、長期的に目指す水準としていたROE8%の達成時期を2028年度と明確化する。政策金利前提も0.50%から0.75%へ見直す。株主還元では、2024年度、2025年度とも株主還元率40%以上を掲げ、2025年度は1株あたり配当金16円以上、自己株式取得は機動的に実施する方針を示す。2026年度以降は配当性向40%を目安に、利益成長とともに累進的な配当を行い、自己株式取得も機動的に実施する方針を示す。
主要リスクの第一は信用リスク。不良債権や与信関連費用は景気動向、貸出先の経営状況、不動産価格、株価変動で増加し得る。第二は市場・資金流動性リスク。金利、為替、株式相場の変動や格付引下げは財政状態と経営成績に影響し得る。第三はシステム・サイバー・情報管理リスク。オンラインシステム障害、サイバー攻撃、情報漏洩は決済業務停止、データ消失、機密情報流出、評判悪化につながり得る。加えて、関西地区への営業基盤集中、競争激化、マネー・ローンダリング対策不備、自己資本比率規制も重要なリスクとなる。
リスク管理面では、経営陣を中心に構成するリスク管理委員会とALM委員会を設置し、市場環境変化への対応策を協議・実施する。信用リスクではクレジットポリシーと信用リスク管理規定に基づき、リスク統括部が与信集中、業種別、債務者区分別、信用格付区分別など多面的にポートフォリオを分析・管理する。サイバー面ではCSIRTを設置し、演習を含む態勢強化を進める。人的資本面では、女性・外国人・経験者等の多様な人材登用に積極的に取り組む方針を示し、池田泉州銀行では管理職に占める女性労働者割合18.0%、男性育児休業取得率109.4%を開示する。株主還元方針は明確で、株主還元率40%以上、配当金下限、累進配当、機動的な自己株式取得を掲げる。取締役会構成などの詳細は提示テキスト内では十分に確認できない。
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 221.2B | 16.6倍 | 0.9倍 | 0.0% | 787.0円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 5.2B | 5.2B | 4.7B |
| 営業利益 | 3.9B | 4.2B | 3.8B |
| 純利益 | 13.2B | 10.9B | 9.5B |
| EPS | 47.3 | 38.8 | 33.9 |
| BPS | 853.0 | 863.5 | 807.6 |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 日本マスタートラスト信託銀行株式会社 | 0.14% |
| 株式会社日本カストディ銀行 | 0.11% |
| 池田泉州銀行従業員持株会 | 0.05% |
|  STATE STREET  BANK AND TRUST COMPANY 505223(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 0.02% |
|  DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO(常任代理人シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 0.01% |
|  JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 0.01% |
| 伊丹産業株式会社 | 0.01% |
|  STATE STREET  BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 0.01% |
|  日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社) | 0.01% |
|  富国生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) | 0.01% |
| 日付 | 提出者 | 保有割合 | 変動 |
|---|---|---|---|
| 2026-02-18 | 銀行等保有株式取得機構 | 5.32% | (1.02%) |
| 2026-01-09 | ありあけキャピタル株式会社 | 9.61% | +1.00% |
| 2025-10-23 | ありあけキャピタル株式会社 | 8.61% | +1.09% |
| 2025-06-16 | ありあけキャピタル株式会社 | 7.52% | +1.08% |
| 2025-05-23 | ありあけキャピタル株式会社 | 6.44% | +1.27% |
| 2025-05-16 | ありあけキャピタル株式会社 | 5.17% | +0.17% |
| 2025-03-07 | 野村證券株式会社 | 3.88% | (1.38%) |
| 2025-03-05 | 銀行等保有株式取得機構 | 6.34% | (1.02%) |
| 2025-02-07 | 野村證券株式会社 | 5.26% | +5.26% |
| 2023-12-22 | 野村證券株式会社 | 4.08% | (1.25%) |
| 2023-11-08 | 野村證券株式会社 | 5.33% | +5.33% |
| 2021-09-22 | 銀行等保有株式取得機構 | 7.36% | (1.23%) |
| 2021-07-19 | 銀行等保有株式取得機構 | 8.59% | (1.17%) |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-18 | EDINET | 大量保有 | 銀行等保有株式取得機構 | 大量保有 5.32% | 909 | +3.41% |
| 2026-01-27 | TDNet | 決算 | 池田泉州 | 2026年3月期 第3四半期決算短信[日本基準](連結) | 827 | -1.45% |
| 2026-01-27 | TDNet | その他 | 池田泉州 | 2026年3月期第3四半期末の有価証券含み損に関するお知らせ | 827 | -1.45% |
| 2026-01-09 | EDINET | 大量保有 | ありあけキャピタル株式会社 | 大量保有 9.61% | 824 | +2.06% |
| 2025-12-26 | TDNet | その他 | 池田泉州 | 譲渡制限付株式報酬制度の導入に関するお知らせ | 775 | +1.68% |
| 2025-12-16 | TDNet | IR | 池田泉州 | 2025年度中間期 決算説明会 質疑応答要旨 | 772 | +0.39% |
| 2025-12-01 | TDNet | IR | 池田泉州 | 2025年度中間期 決算説明会(池田泉州ホールディングス経営戦略について) | 786 | -0.76% |
| 2025-10-29 | TDNet | M&A | 池田泉州 | 当社連結子会社の会社分割(簡易新設分割)によるM&A支援子会社の設立及び子銀行における投資専門子会社 | 641 | +3.12% |
| 2025-10-24 | TDNet | その他 | 池田泉州 | 2026年3月期第2四半期末の有価証券含み損に関するお知らせ | 647 | +1.70% |
| 2025-10-23 | EDINET | 大量保有 | ありあけキャピタル株式会社 | 大量保有 8.61% | 651 | -0.61% |
| 2025-10-02 | TDNet | 配当・還元 | 池田泉州 | 自己株式の取得状況に関するお知らせ | 635 | +1.73% |
| 2025-09-02 | TDNet | 配当・還元 | 池田泉州 | 自己株式の取得状況に関するお知らせ | 658 | -3.95% |
| 2025-09-01 | TDNet | 資本政策 | 池田泉州 | ストック・オプション(新株予約権)の発行内容確定に関するお知らせ | 650 | +1.23% |
| 2025-07-29 | TDNet | 決算 | 池田泉州 | 2026年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) | 639 | -1.88% |
| 2025-07-29 | TDNet | その他 | 池田泉州 | 2026年3月期第1四半期末の有価証券含み損に関するお知らせ | 639 | -1.88% |
| 2025-07-29 | TDNet | 資本政策 | 池田泉州 | ストック・オプション(新株予約権)の発行に関するお知らせ | 639 | -1.88% |
| 2025-07-22 | TDNet | その他 | 池田泉州 | (開示事項の経過)デジタルバンク子会社のお客さま向けサービス提供開始日について | 645 | +0.31% |
| 2025-07-02 | TDNet | 配当・還元 | 池田泉州 | 自己株式の取得状況に関するお知らせ | 578 | +0.00% |
| 2025-06-25 | TDNet | その他 | 池田泉州 | 当社および当社子会社における委員会の構成に関するお知らせ | 570 | +0.88% |
| 2025-06-17 | TDNet | IR | 池田泉州 | 2025年3月期 決算説明会 質疑応答要旨 | 584 | +1.54% |