株式会社小林洋行グループは、当社、子会社5社、関連会社1社で構成し、投資・金融サービス業を主軸に、生活・環境事業、スポーツ施設提供業、不動産業、インターネット広告業を展開する。投資・金融サービス業では、子会社フジトミ証券株式会社が金融商品取引法に基づく登録を受け、東京金融取引所上場の取引所為替証拠金取引「くりっく365」および取引所株価指数証拠金取引「くりっく株365」を取り扱うほか、商品先物取引法に基づく国内商品取引所上場商品の受託業務、金地金販売等を行う。生活・環境事業では、生命保険募集、損害保険代理店業務、広告用電設資材の卸売、LED照明等の販売を手掛ける。スポーツ施設提供業では子会社株式会社日本ゴルフ倶楽部がゴルフ場施設の運営等を担う。不動産業ではビジネスホテルやワンルームマンション等の賃貸、不動産売買を行う。インターネット広告業ではSEO対策、サイト制作、コンサルティング業務を行う。
当社グループの競争優位性として、まず投資・金融サービス業における許認可・登録の保有が挙がる。金融商品取引は金融商品取引法、商品先物取引は商品先物取引法に基づく登録・許可が前提となり、純資産額規制比率や自己資本規制比率を120%以上維持する義務も課されるため、制度面の参入障壁が存在する。加えて、ホームトレードシステムや金融商品取引ツールを用いた受注・発注体制、個人情報管理体制、システム安定稼働のための投資と運用ノウハウも事業継続上の基盤となる。事業ポートフォリオの面では、市況変動の影響を受けやすい投資・金融サービス業を中核としつつ、不動産賃貸業を継続的かつ安定的な収益源として位置付け、販売事業と運用事業の両輪で堅固な事業基盤の構築を図る点に特徴がある。また、2015年の株式会社三新電業社の子会社化、2022年の株式交換によるフジトミ証券株式会社の100%子会社化など、グループ再編を通じて事業機能を取り込んできた点も運営上の強みとなる。市場シェアや特許、ブランド優位に関する具体的記載は提示テキスト内では確認できない。
国内経済は、通商政策の動向、地政学的リスク、資源高による企業業績圧迫、物価高騰による消費者マインド低下などを背景に、見通しが立ちにくい状況とする。主力の投資・金融サービス業は、商品市況、株式市況、為替相場等の変動に大きく影響を受ける特性を持ち、商品先物取引の受取手数料は営業総利益の約12%、金融商品取引の受取手数料は約49%を占めるため、市況低迷が収益に直結しやすい。生活・環境事業では、LED照明市場に追い風がある。2023年開催の水銀に関する水俣条約第5回締約国会議で、一般照明用蛍光ランプの製造と輸出入を2027年末までに禁止することが合意され、代替器具としてLED照明器具への交換需要拡大が見込まれる。一方で、国際的な経済情勢不安定化に伴う価格高騰や供給不足への留意も必要とする。
当社グループは、不採算で将来性の見込めない部門からの早期撤退を進めつつ、事業再編・組織再編やM&Aを機動的に行い、安定した収益源の確保を目指す方針を掲げる。セグメントごとに新たな収益チャネルを模索し、経営資源の適切な配分を進める。投資・金融サービス業では、即戦力人材の採用による営業力強化、ウェブサイト活用による認知度向上、イベント・展示会出展による新規顧客獲得を通じて顧客基盤拡大を図る。加えて、2025年2月にリリースした「シストレセレクト365」の販促活動を展開し、市場浸透の加速を目指す。生活・環境事業では、保険募集で提案力向上と既契約保全活動の品質向上を進めるほか、広告用電設資材卸売では企画力重視の営業を継続する。LED照明販売では、大規模工場、倉庫、病院、商業施設、自治体向けに提案営業を推進し、交換需要を取り込む。不動産業では、既存賃貸物件の計画的改修・設備更新により長期維持管理を進め、短期の販売事業と中長期の賃貸運用事業を併走させる。インターネット広告業では、既存サービス拡充と新たな収益チャネル多様化を進める。中期経営計画の数値目標に関する具体的記載は提示テキスト内では確認できない。
主要リスクの第一は市況変動リスクで、商品先物、為替、株式市場の動向が受取手数料収入に影響し、売買高低迷が長期化した場合に収益悪化要因となる。第二は法的規制リスクで、商品先物取引法、金融商品取引法、各種施行令・施行規則、自主規制ルール、個人情報保護法等への抵触が許認可取消しや業務停止につながる可能性を持つ。第三はシステム・情報管理リスクで、不正アクセス、回線障害、機器誤作動、自然災害等によるシステム障害や個人情報漏洩が、信用失墜と業績悪化を招く可能性を持つ。
沿革上、2016年6月に監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行し、監督機能の強化を進める。経営方針としては、各事業部門で顧客の視線に立った公正・公平で誠実な経営を掲げ、順法精神と倫理観を重視する。法令順守の面では、主力事業が許認可業種であることから、規制比率の維持や各種法令への適合が経営体制の前提となる。従業員数は連結で144人、うち投資・金融サービス業80人、生活・環境事業30人、スポーツ施設提供業7人、不動産業1人、インターネット広告業10人、全社共通16人とする。株主還元方針に関する具体的記載は提示テキスト内では確認できない。
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 6.3B | 26.0倍 | 0.6倍 | 0.0% | 500.0円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 2.3B | 2.2B | 2.0B |
| 営業利益 | 181M | 306M | 179M |
| 純利益 | 239M | 371M | 200M |
| EPS | 19.2 | 29.8 | 16.1 |
| BPS | 784.6 | 764.8 | 712.5 |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 株式会社東京洋行 | 0.25% |
| 株式会社りそな銀行 | 0.05% |
| 共和証券株式会社 | 0.04% |
| 細金 英光 | 0.03% |
| 内藤 征吾 | 0.03% |
| 細金 成光 | 0.03% |
| トウヨウ セキユリテイーズ アジア リミテツド (常任代理人東洋証券株式会社) | 0.02% |
| いずも産業株式会社 | 0.02% |
| 立花証券株式会社 | 0.02% |
| 特定有価証券信託受託者 株式会社SMBC信託銀行 | 0.02% |
| 日付 | 提出者 | 保有割合 | 変動 |
|---|---|---|---|
| 2026-02-24 | 日産証券グループ株式会社 | 5.01% | +0.01% |
| 2022-04-11 | 細金 千恵子 | 25.41% | (3.90%) |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-19 | TDNet | 配当・還元 | 小林洋行 | 自己株式の取得状況及び取得終了に関するお知らせ | — | — |
| 2026-03-03 | TDNet | その他 | 小林洋行 | 2026年2月の月間売買実績(速報値)に関するお知らせ | 544 | -3.49% |
| 2026-03-02 | TDNet | 配当・還元 | 小林洋行 | 自己株式の取得状況に関するお知らせ | 548 | -0.73% |
| 2026-02-26 | TDNet | 配当・還元 | 小林洋行 | 2026年3月期 配当予想に関するお知らせ | 495 | +6.06% |
| 2026-02-24 | EDINET | 大量保有 | 日産証券グループ株式会社 | 大量保有 5.01% | 485 | +5.57% |
| 2026-02-06 | TDNet | 決算 | 小林洋行 | 2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) | 483 | -1.66% |
| 2026-02-03 | TDNet | その他 | 小林洋行 | 2026年1月の月間売買実績(速報値)に関するお知らせ | 496 | -1.61% |
| 2026-02-02 | TDNet | 配当・還元 | 小林洋行 | 自己株式の取得状況に関するお知らせ | 488 | +1.64% |
| 2026-01-29 | TDNet | その他 | 小林洋行 | 2026年3月期第3四半期 連結業績速報値に関するお知らせ | 471 | +2.12% |
| 2026-01-06 | TDNet | その他 | 小林洋行 | 2025年12月の月間売買実績(速報値)に関するお知らせ | 460 | +0.65% |
| 2026-01-05 | TDNet | 配当・還元 | 小林洋行 | 自己株式の取得状況に関するお知らせ | 458 | +0.44% |
| 2025-12-02 | TDNet | その他 | 小林洋行 | 2025年11月の月間売買実績(速報値)に関するお知らせ | 384 | +0.26% |
| 2025-12-01 | TDNet | 配当・還元 | 小林洋行 | 自己株式の取得状況に関するお知らせ | 374 | +2.67% |
| 2025-11-28 | TDNet | 配当・還元 | 小林洋行 | 自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の取得結果に関するお知らせ | 373 | +0.27% |
| 2025-11-27 | TDNet | その他 | 小林洋行 | 資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について | 350 | +6.57% |
| 2025-11-27 | TDNet | その他 | 小林洋行 | 自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の買付けに関するお知らせ | 350 | +6.57% |
| 2025-11-07 | TDNet | 決算 | 小林洋行 | 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結) | 348 | -1.44% |
| 2025-10-29 | TDNet | その他 | 小林洋行 | 2026年3月期第2四半期(中間期) 連結業績速報値に関するお知らせ | 343 | -1.17% |
| 2025-10-02 | TDNet | その他 | 小林洋行 | 2025年9月の月間売買実績(速報値)に関するお知らせ | 320 | +0.00% |
| 2025-10-01 | TDNet | 配当・還元 | 小林洋行 | 自己株式の取得状況に関するお知らせ | 319 | +0.31% |