明和地所グループは、当社と関係会社6社で構成し、分譲事業を中心に流通事業、管理事業、賃貸事業、その他事業を展開する。中核はマンション等の開発・分譲で、企業理念のもとクリオブランドの新築分譲マンションを中心に住まいの多様な場面に対応する。流通事業では中古不動産の売買仲介、買取再販、リノベーション、投資用不動産の開発・販売を行うウェルスソリューション事業を手掛ける。管理事業では明和地所コミュニティが総合管理とリフォーム、明和地所ライフサポートが管理員・清掃業務を担う。賃貸事業では当社と明和地所コミュニティがマンション等の賃貸を行い、当社は賃貸管理も行う。その他、住設企画販売、広告代理、住宅ローン貸付まで取り込む。
当社の強みとして、製販管一体となったビジネスモデルを明示する。分譲での開発・販売に加え、引渡し後のアフターサービス、マンション管理、清掃、リフォーム、住宅設備販売、住宅ローンまでグループ内で担う体制を構築し、顧客接点を広く保持する。この一体運営は、品質向上と顧客満足度向上を全工程で追求できる点に特徴を持つ。商品面では、立地、デザイン性、環境性能にこだわった高付加価値物件の開発を進める。高価格帯物件でも選ばれる企業になっていると記載し、首都圏新築分譲マンションにおける1億円から5億円台の物件の販売比率が順調に増加する。管理事業では、オリコンランキングやSUUMO AWARDにおける高い顧客満足度を背景に、他社管理物件の受託営業を強化する方針を示す。沿革上も供給戸数3万戸、4万戸、累計供給棟数1,000棟、神奈川県内供給棟数500棟の達成実績があり、首都圏分譲マンションでの継続的な供給実績が事業基盤となる。
主力市場は首都圏マンション市場となる。経営環境として、地政学リスク、米国通商政策、物価上昇、円安による実質賃金低下懸念など先行き不透明感を挙げる一方、国内金利の上昇幅は限定的とみて住宅ローン金利は低水準が続くと想定する。加えて、世帯年収の高い潜在購買層は増加傾向にあり、当社が提供する資産価値の高い住宅への需要は底堅く推移すると見込む。流通事業では中古マンション市場の拡大を取り込み、管理事業では安定した拡大を続けるマンション管理市場を成長機会と位置付ける。一方で、用地仕入競争の激化、建設業界の働き方改革による一部分譲物件のプロジェクト期間長期化、建築資材価格や人件費の高騰などは事業運営上の制約となる。法制度面では建築基準法、都市計画法、不動産取引関連法などの規制を受ける。
2025年3月期から2027年3月期を対象とする「中期経営計画2027」を策定し、一層の成長を目指す。2026年3月期は、上質な住まいづくりの追求、資本回転を意識した事業運営、分譲事業における安定した案件パイプライン整備の3点に注力する。分譲事業では、厳しい用地仕入環境下で多様な仕入手法を駆使し、厳選した好立地の仕入れを進める。環境共生住宅に高いデザイン性を加えた高付加価値商品開発に注力し、選ばれる商品供給を図る。流通事業では拡大する中古マンション市場を取り込み、分譲で培ったものづくりノウハウを買取再販にも活用する。売買仲介では1店舗当たり人員数を増強し、店舗ごとの収益力向上を進める。ウェルスソリューション事業では、ファミリー・コンパクトマンションの賃貸需要拡大を背景に、上質な賃貸マンションを開発し富裕層への1棟販売を行う。管理事業では高い顧客満足度を梃子にリプレイス営業を強化する。資本効率面ではROIC向上を掲げ、買取再販事業のオーナーチェンジ物件在庫削減などで回転数向上とアセットライト化を進める。用地確保では不動産M&Aや建替え事業も活用し、中長期視点で案件パイプラインを整備する。
主なリスクは3点に整理できる。第1に、景気後退や税制変更、金利上昇、金融機関の融資姿勢変化など経済・金融環境の変化が、高額商品である分譲・流通事業の需要や資金調達に影響する。第2に、用地仕入価格の変動、土壌汚染や地中埋設物など予見困難な瑕疵、建築資材価格や人件費の高騰、施工会社の倒産や工期遅延が収益性と引渡し時期を左右する。第3に、設計・施工上の不具合に起因する契約不適合責任、自然災害や感染症、個人情報漏洩、法制度変更が業績と信用に影響する。
ガバナンスに関する詳細な機関設計や取締役会構成、株主還元方針の具体的記載は、提示テキスト内では確認できない。一方、法令違反防止に向けて社内研修等による社員教育を実施し、関連法令の遵守に努める方針を示す。自然災害や感染症に備えて事業継続計画を策定し、個人情報管理では規程整備と研修実施により周知徹底を図る。人的基盤では連結従業員数612人、提出会社406人を擁し、労働組合は結成していないが労使関係は円満かつ良好に推移すると記載する。
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 24.2B | 8.3倍 | 0.7倍 | 0.0% | 1,031.0円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 79.9B | 71.2B | 62.3B |
| 営業利益 | 5.2B | 5.0B | 5.9B |
| 純利益 | 2.9B | 2.8B | 4.4B |
| EPS | 123.6 | 118.6 | 188.3 |
| BPS | 1,449.2 | 1,363.6 | 1,279.4 |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| ㈱英興発 | 0.37% |
| 日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口) | 0.06% |
| 髙杉 仁 | 0.03% |
| 髙杉 純 | 0.03% |
| ㈱スペース・P | 0.02% |
| ㈱GT | 0.01% |
| ㈱FUKU | 0.01% |
| 原田 耕次 | 0.01% |
| WU ASSETS PHE. LTD. DIRECTOR GOH HUP LIN (常任代理人 ㈱三菱UFJ銀行) | 0.01% |
| BNP PARIBAS NEW YORK BRANCH-PRIME BROKERAGE CLEARANCE ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店) | 0.01% |
| 日付 | 提出者 | 保有割合 | 変動 |
|---|---|---|---|
| 2024-11-22 | 原田 英明 | 42.01% | +2.26% |
| 2024-11-21 | 原田 英明 | 42.01% | +5.25% |
| 2023-02-22 | 原田 英明 | 39.75% | (4.82%) |
| 2023-02-22 | 髙杉 仁 | 2.99% | (4.71%) |
| 2021-06-03 | 髙杉 仁 | 2.99% | -- |
| 2021-05-14 | 髙杉 仁 | 7.70% | (5.81%) |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-09 | TDNet | 人事 | 明和地所 | 役員人事に関するお知らせ | 1,068 | +1.22% |
| 2026-01-13 | TDNet | 人事 | 明和地所 | 組織改正並びに役員人事・人事異動に関するお知らせ | 1,172 | +0.43% |
| 2025-12-08 | TDNet | 人事 | 明和地所 | 組織改正並びに役員人事・人事異動に関するお知らせ | 1,119 | +0.54% |
| 2025-09-29 | TDNet | 人事 | 明和地所 | 組織改正並びに役員人事に関するお知らせ | 1,142 | -2.71% |
| 2024-11-22 | EDINET | 大量保有 | 原田 英明 | 大量保有 42.01% | — | — |
| 2024-11-21 | EDINET | 大量保有 | 原田 英明 | 大量保有 42.01% | — | — |
| 2023-02-22 | EDINET | 大量保有 | 原田 英明 | 大量保有 39.75% | — | — |
| 2023-02-22 | EDINET | 大量保有 | 髙杉 仁 | 大量保有 2.99% | — | — |
| 2021-06-03 | EDINET | 大量保有 | 髙杉 仁 | 大量保有 2.99% | — | — |
| 2021-05-14 | EDINET | 大量保有 | 髙杉 仁 | 大量保有 7.7% | — | — |