Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社ゴールドクレスト (8871)

首都圏の人気エリアに特化し、新築分譲マンション「クレストシティ」「クレストフォルム」「クレストレジデンス」を企画・開発・販売する不動産会社。設計・施工の各工程に専門部署が関与し、企画から販売、アフターフォロー、管理まで一貫対応する体制に強みを持つ。都心・都心近郊へ経営資源を集中し、効率経営で収益性向上を図る。[本社]東京都千代田区 [創業]1992年 [上場]1998年

1. 事業概要

株式会社ゴールドクレストは、首都圏の人気の高いエリアを中心に不動産分譲事業を展開する企業グループ。中核は新築マンション等分譲事業にあり、新築分譲マンション「クレストシティ」「クレストフォルム」シリーズ等の企画、開発、販売を手掛ける。経営方針では、東京、神奈川等の首都圏エリアにおいて、ファミリータイプを中心とした「クレストシティ」「クレストレジデンス」などクレストシリーズのマンションを提供すると明記する。加えて、オフィスビルやマンション等の賃貸を行う不動産賃貸事業、当社分譲マンション等の総合管理サービスを担う不動産管理事業、不動産の仲介及び販売代理、ホテル運営、ローン事務、広告宣伝受託業務等のその他付帯事業を展開する。グループ会社には、管理を担う株式会社ゴールドクレストコミュニティ、ローン関連の株式会社ファミリーファイナンス、仲介・販売代理の株式会社ゴールドクレスト住宅販売などを擁する。

2. 競争優位性

競争優位の源泉として、首都圏特化と一貫体制、品質管理への深い関与が挙げられる。設立以来、首都圏に事業エリアを特化し、マンションを企画、開発してきた点は、経営資源の効率化に資する蓄積として機能する。商品面では「ハイグレードマンション」へのこだわりを掲げ、専門部署を通して設計・施工の各工程で積極的に関与し、品質管理を徹底する体制を敷く。さらに、企画、販売からアフターフォローに至るまでのトータルサービスを行い、顧客の意見を次のマンションづくりに生かす仕組みを持つ。管理会社をグループ内に持つことも、分譲後の接点維持に寄与する。市場シェアに関しては、沿革において2002年12月に首都圏でのマンション供給ランキングが3位へと躍進したと記載する。継続的な足元シェアは提示テキスト内では確認できないが、首都圏で一定の供給実績を築いてきたことは読み取れる。

3. 市場環境

新築分譲マンション市場では、各種の住宅支援政策と住宅ローン金利の低位安定を背景に、実需層を中心として需要は堅調に推移する。一方で、新たなマンション開発用地の仕入れ競争は厳しく、建築費も上昇する。市場全体では販売価格が緩やかに上昇する一方、供給戸数は低水準で推移する。業界は「建築基準法」「国土利用計画法」「都市計画法」「宅地建物取引業法」など多数の法令や自治体条例の規制を受け、宅地建物取引業法に基づく免許も必要とする。マンション管理業界も「マンションの管理の適正化の推進に関する法律」による規制下に置かれる。したがって、用地取得、開発、販売、管理の各局面で法規制対応力が求められる市場構造といえる。

4. 成長戦略

成長戦略として、当社は強い需要の見込める都心及び都心近郊部に経営資源を集中し、収益性向上を図る方針を示す。その実現手段として、販売費及び一般管理費を抑えた効率的な経営を行い、仕入れ競争力、商品開発力、営業力を向上させることを重要課題に据える。経営指標としては、売上高経常利益率15%以上を維持しながら売上拡大を図ること、自己資本比率30%以上を維持することを掲げる。これは不動産業界の事業リスクの高さを踏まえ、盤石な経営基盤の確保と安定した利益還元の両立を狙うもの。沿革上は、神奈川支店の開設、都心タワーマンション販売強化を目的とした銀座支店の開設、管理会社や金融子会社、販売会社の設立など、周辺機能の内製化と首都圏深耕を進めてきた経緯が確認できる。M&A戦略や中期経営計画の数値目標は、提示テキスト内では確認できない。

5. リスク

主なリスクは3点挙げられる。第1に、売上計上が物件引渡し基準のため、引渡時期の集中や工期遅延により四半期ごとの業績変動が生じうる点。第2に、個人消費低迷や金利上昇、土地価格・建築資材価格の上昇が需要減退や粗利率低下につながる点。第3に、首都圏特化の事業構造により、地震、暴風雨、洪水などの自然災害や事故、火災等が発生した場合、工期遅延、購買意欲減退、資産毀損の影響を受けやすい点。加えて、創業者であり代表取締役である安川秀俊氏への依存、情報漏洩、気候変動対応もリスクとして記載する。

6. ガバナンス

ガバナンス面では、創業者であり代表取締役の安川秀俊氏が、企画・営業力、知識ノウハウ、経営判断能力を活かし、経営方針や戦略決定、事業推進で重要な役割を担う体制を採る。一方で、特定人物への依存はリスクとしても認識する。財務運営では、高い利益率と盤石な財務基盤を維持し、安定した経営を継続することを重視する。株主還元方針の詳細な配当性向や自己株取得方針は提示テキスト内では確認できないが、売上高経常利益率15%以上、自己資本比率30%以上の維持を通じ、安定した利益還元を可能にする考えを示す。人的資本面では、提出会社の管理職に占める女性労働者の割合、男性育児休業取得率、男女賃金差異を開示する。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100R7QN | 生成: gpt-5.4 (2026-03-23)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
119.0B 22.0倍 0.8倍 0.0% 3,325.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 29.3B 24.8B 27.5B
営業利益 7.5B 5.7B 10.6B
純利益 5.0B 3.8B 7.0B
EPS 150.9 112.9 209.7
BPS 4,025.0 3,954.1 3,916.7

大株主

株主名持株比率
株式会社ミューアセット0.48%
INTERTRUST TRUSTEES (CAYMAN)LIMITED SOLEL Y IN ITS CAPACITY AS TRUSTEE OF JAPAN-UP(常任代理人 みずほ銀行)0.14%
株式会社エスディサポート0.08%
NORTHERN TRUST CO. (AVFC)RE FIDELITY FUNDS(常任代理人 香港上海銀行)0.06%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.05%
安 川 秀 俊0.03%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.02%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103(常任代理人 みずほ銀行)0.01%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 みずほ銀行)0.01%
JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 みずほ銀行)0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-03-06FMR LLC 1.00%(4.09%)
2026-02-06株式会社ストラテジックキャピタル 14.67%+0.54%
2025-08-05株式会社ストラテジックキャピタル 14.13%+1.03%
2025-04-22FMR LLC 5.09%(1.14%)
2024-12-19株式会社ストラテジックキャピタル 13.10%+1.06%
2024-10-28安川 秀俊 54.48%--
2024-10-16株式会社ストラテジックキャピタル 12.04%+1.01%
2024-09-19株式会社ストラテジックキャピタル 11.03%+1.03%
2024-08-13株式会社ストラテジックキャピタル 10.00%+1.00%
2024-04-05FMR LLC 6.23%(1.21%)
2024-04-05株式会社ストラテジックキャピタル 9.00%+0.65%
2023-10-20FMR LLC 7.44%(0.28%)
2023-10-16株式会社ストラテジックキャピタル 8.35%+1.06%
2023-10-06FMR LLC 7.72%(1.12%)
2023-09-27株式会社ストラテジックキャピタル 7.29%+1.21%
2023-09-07株式会社ストラテジックキャピタル 6.08%+1.03%
2023-08-08株式会社ストラテジックキャピタル 5.05%+0.05%
2022-07-22FMR LLC 8.84%+1.08%

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-19TDNetその他ゴールドクレ資金の借入に関するお知らせ
2026-03-06EDINET大量保有FMR LLC大量保有 1.0%3,320-0.60%
2026-03-05TDNetその他ゴールドクレ仕掛販売用不動産の譲渡に関するお知らせ3,245+2.31%
2026-02-06EDINET大量保有株式会社ストラテジックキャピタル大量保有 14.67%3,320+0.30%
2025-08-25TDNet規制・法的ゴールドクレ株主代表訴訟に関するお知らせ3,475-1.58%
2025-08-05EDINET大量保有株式会社ストラテジックキャピタル大量保有 14.13%3,375+1.78%
2025-07-28TDNet決算ゴールドクレ2026年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)3,450-3.62%
2025-07-23TDNetその他ゴールドクレ株主からの提訴請求への当社の対応について3,350+0.90%
2025-04-22EDINET大量保有FMR LLC大量保有 5.09%3,425-1.17%
2024-12-19EDINET大量保有株式会社ストラテジックキャピタル大量保有 13.1%
2024-10-28EDINET大量保有安川 秀俊大量保有 54.48%
2024-10-16EDINET大量保有株式会社ストラテジックキャピタル大量保有 12.04%
2024-09-19EDINET大量保有株式会社ストラテジックキャピタル大量保有 11.03%
2024-08-13EDINET大量保有株式会社ストラテジックキャピタル大量保有 10.0%
2024-04-05EDINET大量保有FMR LLC大量保有 6.23%
2024-04-05EDINET大量保有株式会社ストラテジックキャピタル大量保有 9.0%
2023-10-20EDINET大量保有FMR LLC大量保有 7.44%
2023-10-16EDINET大量保有株式会社ストラテジックキャピタル大量保有 8.35%
2023-10-06EDINET大量保有FMR LLC大量保有 7.72%
2023-09-27EDINET大量保有株式会社ストラテジックキャピタル大量保有 7.29%