Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

MIRARTHホールディングス株式会社 (8897)

不動産を中核に、再生可能エネルギー、アセットマネジメント、ホテル・建設などを展開する持株会社。マンション「LEBEN」「NEBEL」、流動化物件「LUXENA」「L.Biz」を全国で企画開発し、開発・販売・管理・アフターサービスの一貫体制と全国8営業拠点のネットワークを強みとする。AMは運用受託拡大によるフィービジネス成長を志向。[本社]東京都千代田区 [創業]1972年 [上場]2001年

1. 事業概要

MIRARTHホールディングスは、不動産事業、エネルギー事業、アセットマネジメント事業、その他事業の4セグメントで構成する持株会社。不動産事業は中核で、連結子会社タカラレーベンが新築分譲マンション「LEBEN」「NEBEL」シリーズの企画開発・販売を全国で展開する。加えて、流動化事業としてレジデンス「LUXENA」シリーズ、オフィスビル「L.Biz」シリーズの企画開発を行い、REIT市場等への売却を実施する。周辺領域では、レーベンコミュニティが分譲マンション総合管理、レーベンホームビルドが戸建分譲と建築請負、タカラレーベンリアルネットが不動産流通、レーベンゼストックがリニューアル再販、レーベントラストが賃貸管理を担う。エネルギー事業は再生可能エネルギーを活用した発電を全国で行い、アセットマネジメント事業は再生可能エネルギー発電施設やレジデンス、オフィスビル等を対象に投資運用業を展開する。その他事業では建設、ホテル、介護等を手掛ける。

2. 競争優位性

競争優位の中核は、不動産事業における50年以上の実績に基づく各地域での強力なネットワークと、開発・販売・管理・アフターサービスを網羅する一貫体制にある。単一機能のデベロッパーではなく、マンション分譲、戸建分譲、再販、賃貸、管理、仲介まで不動産バリューチェーンを広く内包することで、顧客接点と収益機会を多層化する構造を持つ。全国8営業拠点で厳選した用地選別を行い、顧客ニーズに合った商品展開を進める点も、地域密着型の仕入力と販売力の裏付けとなる。流動化事業では、需要の底堅いレジデンスを軸に、オフィス・ホテルを含めた資産ポートフォリオ最適化を進め、開発利益とストック運用の両立を志向する。アセットマネジメント事業では、REIT、私募ファンド、再生可能エネルギーファンドなど多様なアセットの運用受託を行っており、フィービジネスとしての持続的成長を掲げる。特許、国内シェア、世界シェアに関する明示的記載は提示テキスト内では確認できない。

3. 市場環境

経営環境として、少子高齢化に伴う労働人口減少、インフレ等による物価上昇、国内外経済の先行き不透明感が挙げられる。不動産事業では、不動産価格の高止まり、建築費高騰、金利上昇リスクが主要な外部変数となる。新築分譲マンション事業は市況変化の影響を受けやすい一方、同社は安定的需要がある実需購買層向けの商品開発・供給に注力し、外部環境に左右されにくい体質構築を進める。流動化事業はさらに外的要因の影響が大きい市場構造と認識する。エネルギー事業では、再生可能エネルギー市場の変化が重要リスクとして位置付けられ、経済環境の変動や行政規制強化が事業運営に重大な影響を及ぼす可能性を認識する。固定価格買取制度に依存しないPPAモデル推進は、制度依存度を下げる市場対応策として位置付く。

4. 成長戦略

2025年5月に2028年3月期までを対象とする新中期経営計画を公表し、2030年までの長期ビジョンとして「地域社会のタカラであれ。」を掲げる。位置付けは、攻守のバランスを重視した成長投資実行期にあり、不動産事業の安定成長に加え、成長事業への投資を積極化し、中長期的な成長基盤確立を進める方針。経営基盤の重要テーマは、サステナビリティの更なる推進、資本効率の追求、ステークホルダーとのエンゲージメント強化。事業戦略の重要テーマは、生産性・収益性の向上、キャッシュ創出事業への積極投資、事業ポートフォリオの最適化。不動産事業では厳選仕入れ、環境配慮型不動産の開発、機動的ポートフォリオ管理、高品質サービス提供を通じて安定成長を目指す。エネルギー事業では太陽光発電の拡大に加え、陸上風力、バイオマス、蓄電所へと発電源・モデルを多様化し、PPAモデルを推進して第2の柱化を狙う。アセットマネジメント事業では運用体制強化、運用受託資産規模拡大、内部成長施策によりフィービジネス拡大を図る。財務目標として、2028年3月期末の自己資本比率23%以上、LTV65%未満、D/Eレシオ3.0倍未満、ROE9%以上を掲げる。

5. リスク

主要リスクの第1は不動産市場の動向で、法規制や法令解釈の変更、景気動向、人口動態、ライフスタイル変化が需要に影響する。第2は金融市場の変化で、市場金利上昇による資金調達コスト増加や住宅ローン金利変動による顧客購入マインドの変化が想定される。第3は再生可能エネルギー市場の変化で、同社が注力する成長分野である一方、経済環境や行政規制の強化が影響し得る。加えて、事業用不動産や発電設備取得を借入金で賄う構造から、有利子負債増加への管理も重要課題となる。

6. ガバナンス

ガバナンス面では、指名、報酬、コンプライアンス、リスクマネジメントの各委員会を設置し、内部統制システム整備とコンプライアンス徹底を進める。リスクマネジメント委員会はグループCROを委員長、グループCFO、社外取締役2名を委員とし、監査役がオブザーバー参加する体制を採る。2024年度は計5回開催し、全社的潜在リスクの洗い出し、四半期ごとの再評価体制構築、規程細則策定、最重要・重要リスクの見直しを実施した。リスクは50項目を抽出後、13項目をリスクマップ掲載事項、さらに7項目を最重要リスクとして特定し、四半期ごとにモニタリングする。株主還元方針に関する具体的記載は提示テキスト内では確認できない。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100W4D8 | 生成: gpt-5.4 (2026-03-23)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
58.1B 7.0倍 0.7倍 5.6% 414.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 228.7B 214.4B 208.0B
営業利益 15.0B 17.6B 16.5B
純利益 8.0B 4.8B 4.5B
EPS 58.8 35.0 33.1
BPS 615.9

大株主

株主名持株比率
一般社団法人村山財産管理0.19%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.11%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.03%
モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社0.02%
ゴールドマン・サックス証券株式会社 BNYM (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.02%
有限会社村山企画0.01%
MIRARTHホールディングス取引先持株会0.01%
島田 和一0.01%
UBS AG LONDON A/C IPB SEGREGATED CLIENT ACCOUNT (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)0.01%
MIRARTHホールディングス従業員持株会0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-12-05MIRARTHホールディングス株式会社 9.55
2024-05-31村山 義男 22.84
2024-05-31一般社団法人村山財産管理 21.18
2024-04-09MIRARTHホールディングス株式会社 15.1
2023-07-10一般社団法人村山財産管理 21.18
2023-07-10村山 義男 22.84
2022-11-17一般社団法人村山財産管理 18.29
2022-11-17村山 義男 22.84

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-09TDNetforecast_revision: 特別損失(減損損失)の計上及び通期連結業績予想の修正に関するお
2026-03-09TDNetbuyback: 自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ(会社法第165条第2項の規定による定
2026-03-09TDNet完全子会社との会社分割(簡易吸収分割)に関するお知らせ
2026-03-09TDNet資金使途の変更に関するお知らせ
2026-03-09TDNet株主還元方針の変更に関するお知らせ
2026-03-09TDNet中期経営計画 更新に関するお知らせ
2026-03-09TDNet自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ(会社法第165条第2項の規定による定款の定めに基づく自
2026-03-09TDNet取締役等の異動に関するお知らせ
2026-03-09TDNet特別損失(減損損失)の計上及び通期連結業績予想の修正に関するお知らせ
2026-02-09TDNetearnings: 2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2026-02-09TDNet2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2026-02-09TDNetFACTBOOK 2026年3月期 第3四半期
2025-12-05TDNetHolding change by MIRARTHホールディングス株式会社
2025-11-12TDNet2026年3月期 第2四半期 決算説明資料
2025-11-10TDNet2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-11-10TDNetFACT BOOK 2026年3月期第2四半期
2025-11-10TDNetearnings: 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-08-26TDNet株式報酬型ストックオプション(B種新株予約権)発行内容確定に関するお知らせ
2025-08-08TDNet2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-08-08TDNetFACTBOOK 2026年3月期 第1四半期