グランディハウスは、当社および子会社8社で構成する住宅・不動産グループとして、不動産販売、建築材料販売、不動産賃貸を主力事業とする。不動産販売では、分譲用地の仕入れ、開発許認可、宅地造成工事管理、住宅の設計・建築、販売、アフターメンテナンスまでをグループ内で担う。中核は戸建住宅分譲で、商圏別に当社および各子会社が統括する地域密着体制を採る。営業エリアは、当社が栃木県、茨城県西部、埼玉県、東京都、子会社が茨城県、群馬県、千葉県、神奈川県を担当する。加えて、株式会社中古住宅情報館が中古住宅販売、グランディリフォーム株式会社がアフターメンテナンスとリフォームを担う。建築材料販売では、ゼネラルリブテック株式会社がプレカット材を中心とした建築材料・部材を販売する。不動産賃貸では、テナントビル、マンション等の賃貸とパーキング事業を行う。
競争優位の中核は、住宅供給の上流から下流までを一貫して担う事業体制にある。用地仕入れ、開発許認可、造成、設計、建築、販売、アフターまでをグループで完結することで、商品企画、品質管理、顧客接点を統合しやすい構造を持つ。地域密着営業を商圏別子会社で推進する体制も、各市場特性に応じた開発・営業戦略の迅速な展開につながる。品質面では、コンピューターによる構造計算、構造用集成材・構造用耐力面材の使用、グループ工場でのプレカット製材による高精度部材供給、防錆処理を施した専用金物による接合、性能評価基準で定められた自社性能評価、宅地造成時の徹底した調査と地盤安全対策工事を実施する。研究開発も、個々の優れた工法・構造等を有機的に結びつけ、高品質かつ適正価格の住宅提供を通じて他社差別化を図る方針を明示する。さらに、建築材料販売事業を併営し、グループ内外の取引をバランスさせることで長期的に安定した仕入数量を確保する点は、資材調達面の優位として機能する。ブランド面では、1999年に商品ブランド「グランディハウス」を発表し、累計新築住宅販売棟数は2022年2月に20,000棟を達成する。
住宅業界は、資材価格の高騰や金利上昇により顧客マインドに厳しい状況が続き、コロナ禍で生じた特需の反動で低下した住宅需要の本格回復には時間を要する見通しとする。需要は人口動態、世帯数、景気、物価、雇用・所得環境、金利、住宅税制、助成制度、地価動向の影響を受けやすい。競争面では、栃木県では新規参入事業者、他県では既存事業者との競合が発生する。加えて、北関東は戸建住宅の優位性が高いエリアとしつつ、市街地再開発等に伴う分譲マンションの大量供給は直接・間接の競合要因となる。事業運営上は、宅地建物取引業法、建設業法、建築士法等の許認可や、宅地開発・建物建築に関する法令・条例の規制を受ける。
2024年5月に公表した2027年3月期を最終年度とする3か年の中期経営計画では、住宅事業の拡大強化、収益基盤の強化と成長投資、経営基盤強化による企業価値向上を基本方針に据える。新築住宅事業では、マーケット特性に合わせた開発・営業戦略を展開し、首都圏での受注拡大に向けて支店展開を加速する。組織面でも、開発本部と営業本部を首都圏と北関東を管轄する2本部制とし、市場特性に応じた迅速な展開を図る。新規領域として注文住宅事業に進出し、オーダー住宅受注専門部署を新設して新たな顧客層の取り込みを進める。商品面では、ZEH住宅やおひさまエコキュートの設置促進など、付加価値の高い商品開発を進める。ストック事業では、ショールーム併設店舗の展開により非OB客のリフォーム受注増を狙い、中古住宅事業では仲介業務を強化してサービス内容と収益源の多様化を進める。収益基盤強化では、商品開発強化による利益率改善、在庫リスク管理強化、DX推進による業務変革を掲げる。成長投資では、創出資金をM&Aを含む投資に振り向け、新たな収益機会の獲得を目指す。最終年度の目標として、売上高630億円、経常利益30億円、親会社株主に帰属する当期純利益20億円、ROE8.0%を掲げる。
主要リスクの第一は住宅需要の変動で、新築住宅販売が連結売上高の大半を占めるため、景気、金利、税制、助成制度、地価などの変化が顧客の購入意欲を左右する。第二は分譲用地の確保と生産方式に関するリスクで、立地条件に恵まれた用地の仕入難、仕入価格高騰、通常8か月程度を要する生産期間の長さが在庫過不足や計画未達につながり得る。第三は資材価格高騰や調達不足、借入金依存、不動産価値下落、許認可規制、住宅品質保証、自然災害、情報セキュリティなどで、いずれも経営成績と財政状態に影響を及ぼす可能性を示す。
2015年6月に監査等委員会設置会社へ移行する。ガバナンス強化策として、既設の報酬諮問委員会および指名諮問委員会の効果的運営を通じ、取締役会の監督機能強化を図る方針を示す。加えて、役員報酬への中長期インセンティブ導入、ステークホルダーへの情報開示強化に取り組む。資本政策面では、資本コストや株価を意識した経営の実現を掲げ、ROE回復とPBR改善に取り組む方針を明示する。配当政策は、企業価値最大化の観点から資本政策とあわせて立案・遂行すると記載するが、具体的な還元水準や配当性向は提示テキスト内では確認できない。
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 18.5B | 35.2倍 | 0.7倍 | 0.1% | 599.0円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 54.0B | 51.5B | 55.2B |
| 営業利益 | 1.2B | 1.2B | 3.3B |
| 純利益 | 486M | 417M | 2.2B |
| EPS | 17.0 | 14.5 | 74.5 |
| BPS | 866.3 | 883.0 | 889.1 |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 新日本物産株式会社 | 0.14% |
| 菊地 俊雄 | 0.10% |
| グランディ・ストックメイト | 0.08% |
| 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 0.08% |
| グランディハウス社員持株会 | 0.07% |
| 株式会社足利銀行 | 0.02% |
| 清原 達郎 | 0.02% |
| 野村信託銀行株式会社(グランディハウス社員持株会専用信託口) | 0.02% |
| 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 0.02% |
| 磯 国男 | 0.01% |
| 日付 | 提出者 | 保有割合 | 変動 |
|---|---|---|---|
| 2023-08-23 | 菊地 俊雄 | 23.23% | (6.14%) |
| 2023-08-01 | グランディ・ストックメイト 理事長 落合 幸男 | 0.00% | (8.17%) |
| 2023-08-01 | グランディ・ストックメイト 理事長 臼井 章浩 | 8.52% | +8.52% |
| 2022-07-28 | グランディ・ストックメイト 理事長 落合 幸男 | 8.17% | +1.10% |
| 2021-08-31 | 菊地 俊雄 | 29.37% | (1.48%) |
| 2021-08-24 | 菊地 俊雄 | 29.37% | (1.48%) |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-23 | TDNet | 人事 | グランディ | 人事異動に関するお知らせ | — | — |
| 2025-07-25 | TDNet | その他 | グランディ | 譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分の払込完了に関するお知らせ | 557 | -0.54% |
| 2023-08-23 | EDINET | 大量保有 | 菊地 俊雄 | 大量保有 23.23% | — | — |
| 2023-08-01 | EDINET | 大量保有 | グランディ・ストックメイト 理事長 落合 | 変更 | — | — |
| 2023-08-01 | EDINET | 大量保有 | グランディ・ストックメイト 理事長 臼井 | 大量保有 8.52% | — | — |
| 2022-07-28 | EDINET | 大量保有 | グランディ・ストックメイト 理事長 落合 | 大量保有 8.17% | — | — |
| 2021-08-31 | EDINET | 大量保有 | 菊地 俊雄 | 大量保有 29.37% | — | — |
| 2021-08-24 | EDINET | 大量保有 | 菊地 俊雄 | 大量保有 29.37% | — | — |