Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

トランコム株式会社 (9058)

トランコムは、顧客企業の物流業務全般を一括受託し、物流ネットワークの構築・運営を総合提供する物流会社。ロジスティクスマネジメント、求貨求車のマッチングを担う物流情報サービス、生産請負・派遣を展開。中距離領域の求貨求車高度化、日用品・食品に加え自動車物流、ASEAN拡大、物流DXと自動倉庫・ロボティクス投資を進める。[本社]愛知県名古屋市東区 [創業]1959年 [上場]1995年

1. 事業概要

トランコムグループは、当社、連結子会社18社、持分法適用関連会社1社で構成し、顧客企業の物流業務全般を一括で請け負い、物流ネットワークの構築、運営などを総合的・包括的に提供する。事業は3区分を中核とする。ロジスティクスマネジメント事業は、物流機能の一括受託、物流センター構築運営、貨物の輸配送を担う。物流情報サービス事業は、空車情報と貨物情報のマッチング業務、幹線輸送業務を担う。インダストリアルサポート事業は、生産請負、労働者派遣、有料職業紹介を担う。その他として、車両整備、損害保険代理、情報システム開発、海外物流、危険物輸送、海外フォワーディング、一般倉庫、貨物道路輸送、梱包サービス、物流コンサルティング、物流センター構築などを展開する。海外はタイ、中国、香港、シンガポール、マレーシアに拠点を有する。

2. 競争優位性

競争優位の中核は、物流業務全般の一括受託と、求貨求車のマッチング機能を併せ持つ事業構成にある。荷主の物流機能を受託するロジスティクスマネジメント事業と、空車情報・貨物情報のマッチングを担う物流情報サービス事業を同時に展開することで、現場運営と輸送手配の両面から物流ネットワークを組成する体制を持つ。経営方針では、広く多くの企業に利用される「はこぶ」仕組みづくりを掲げ、中核事業として物流情報サービス事業を位置付ける。これは単なる運送受託にとどまらず、仕組み提供型の色彩を持つ。加えて、ロジスティクスマネジメント事業では倉庫内及び輸配送業務支援システム、ロボティクス設備を伴う自動倉庫へ投資し、物流DXを推進する方針を明示する。法令に基づく登録や許認可として第一種貨物利用運送事業、労働者派遣事業などを要する点も、一定の参入障壁として機能する。市場シェアや特許、ブランド優位の定量情報は提示テキスト内では確認できない。

3. 市場環境

事業環境として、2024年4月施行のトラックドライバーの時間外労働の上限規制、ドライバーの高齢化を背景とする人材不足、人件費増加が挙げられる。輸配送コスト面では、原油価格動向が燃料費に影響し、ドライバー不足が運送費や外注費の上昇要因となる。こうした環境下で、サスティナブルで効率的な輸配送の実現が業界課題となる。会社は創業以来、求貨求車サービスや共同配送を通じて環境にやさしい物流サービスを提供してきたと記載する。法規制面では、安全、環境、労働関連の規制に加え、各種登録・許認可の維持が事業継続の前提となる。競合状況や市場シェアの具体比較は提示テキスト内では確認できない。

4. 成長戦略

2021年4月から中期経営計画「TRANCOM VISION 2025」を開始し、中長期ビジョンに「“はこぶ”を創造する」を掲げる。成長に向けて、あらゆる資源を投入し、「はこぶ」仕組みづくりのスピードアップ、事業成長とそれに向けた積極投資を進める方針を示す。重点施策は明確で、物流情報サービス事業では中距離を注力領域とした求貨求車サービスの質の向上を図る。ロジスティクスマネジメント事業では、得意とする日用品・食品に加え、自動車業界での物流領域へ注力する。地域戦略では、成長が期待できるASEAN地域での事業拡大に取り組む。基盤面では、一人ひとりが能力を十分に発揮できる人材育成と、圧倒的な質とスピード感を持った物流DXを推進する。設備投資では、ロジスティクスマネジメント事業で倉庫内及び輸配送業務支援システム、ロボティクス設備を伴う自動倉庫へ投資し、物流情報サービス事業で車両購入や業務システム改修を実施する。沿革上も、タイ、中国、シンガポールでの子会社化や設立、各社との資本・業務提携を重ね、外部連携を活用した拡張を進める。

5. リスク

主要リスクは第1に法的規制リスクとなる。第一種貨物利用運送事業、労働者派遣事業などの登録・許認可に依拠し、安全や環境に関する規制も受けるため、違反時は車両使用停止、事業停止、許可取消処分の可能性を持つ。第2に大口取引先との契約リスクとなる。契約期間は1年ごとの自動更新が多く、物流センター、設備機器、情報システムへの先行投資を伴う場合があるため、更新不能や取引先業績悪化は影響が大きい。第3に輸配送コスト上昇、人材確保、情報システム障害、情報漏洩、重大事故、災害、海外情勢変化などの運営リスクを抱える。

6. ガバナンス

経営方針として、株主をはじめとしたステークホルダーに対し、常に正確で必要な情報開示を行い、透明性の高い企業経営を目指す方針を掲げる。コンプライアンス面では「コンプライアンス規程」を整備し、研修などで法令・定款遵守の周知徹底を図る。人的基盤では、連結従業員4,066名を擁し、労働組合の組合員数は2,527名で、労使関係は円滑と記載する。提出会社では管理職に占める女性労働者比率、男性育児休業取得率、男女賃金差異を開示する。株主還元方針の具体内容は提示テキスト内では確認できない。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100TN1U | 生成: gpt-5.4 (2026-03-23)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
105.8B 20.8倍 1.9倍 0.0% 10,250.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 177.8B 169.4B 127.8B
営業利益 7.1B 7.0B 5.7B
純利益 4.5B 4.5B 4.7B
EPS 492.1 485.2
BPS 5,381.1

大株主

株主名持株比率
株式会社AICOH0.29%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.09%
BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND (PRINCIPAL ALL SECTOR SUBPORTFOLIO) (常任代理人) 株式会社三菱UFJ銀行0.09%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.04%
NORTHERN TRUST CO. (AVFC) RE THE HIGHCLERE INTERNATIONAL INBESTORS SMALLER COMPANIES FUND (常任代理人) 香港上海銀行0.02%
GOVERNMENT OF NORWAY (常任代理人) シティバンク、エヌ・エイ0.02%
武部 篤紀0.02%
STATE STREET LONDON CARE OF STATE STREET BANK AND TRUST,BOSTON SSBTC A/C UK LONDON BRANCH CLIENTS-UNITED KINGDOM (常任代理人) 香港上海銀行0.02%
BBH FOR FIDELITY GROUP TRUSTBENEFIT (PRINCIPAL ALL SECTOR SUBPORTFOLIO) (常任代理人) 株式会社三菱UFJ銀行0.02%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505303 (常任代理人) 株式会社みずほ銀行0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2024-12-05株式会社AICOH 26.09
2024-11-22野村アセットマネジメント株式会社 3.09
2024-11-11株式会社BCJ-86 70.51
2024-11-11株式会社BCJ-86 70.51
2024-11-08NIPPON ACTIVE VALUE FUND PLC
2024-11-08野村アセットマネジメント株式会社 5.08
2024-11-07株式会社AICOH 26.09
2024-09-25株式会社AICOH 27.83
2024-08-23NIPPON ACTIVE VALUE FUND PLC 16.24
2024-08-22FMR LLC 3.9
2024-08-08NIPPON ACTIVE VALUE FUND PLC 14.71
2024-07-22FMR LLC 7.38
2024-07-19NIPPON ACTIVE VALUE FUND PLC 11.76
2024-07-18NIPPON ACTIVE VALUE FUND PLC 10.33
2024-07-18FMR LLC 8.91
2024-07-17NIPPON ACTIVE VALUE FUND PLC 8.37
2024-05-23NIPPON ACTIVE VALUE FUND PLC 7.35
2024-02-08ダルトン インベストメンツ インク 6.33
2024-01-11ダルトン・インベストメンツ・エルエルシー 6.61
2023-10-04ダルトン・インベストメンツ・エルエルシー 6.12

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2024-12-05TDNetHolding change by 株式会社AICOH
2024-11-22TDNetHolding change by 野村アセットマネジメント株式会社
2024-11-11TDNetHolding change by 株式会社BCJ-86
2024-11-11TDNetHolding change by 株式会社BCJ-86
2024-11-08TDNetHolding change by NIPPON ACTIVE VALUE FUND PLC
2024-11-08TDNetHolding change by 野村アセットマネジメント株式会社
2024-11-07TDNetHolding change by 株式会社AICOH
2024-09-25TDNetHolding change by 株式会社AICOH
2024-08-23TDNetHolding change by NIPPON ACTIVE VALUE FUND PLC
2024-08-22TDNetHolding change by FMR LLC
2024-08-08TDNetHolding change by NIPPON ACTIVE VALUE FUND PLC
2024-07-22TDNetHolding change by FMR LLC
2024-07-19TDNetHolding change by NIPPON ACTIVE VALUE FUND PLC
2024-07-18TDNetHolding change by NIPPON ACTIVE VALUE FUND PLC
2024-07-18TDNetHolding change by FMR LLC
2024-07-17TDNetHolding change by NIPPON ACTIVE VALUE FUND PLC
2024-05-23TDNetHolding change by NIPPON ACTIVE VALUE FUND PLC
2024-02-08TDNetHolding change by ダルトン インベストメンツ インク
2024-01-11TDNetHolding change by ダルトン・インベストメンツ・エルエルシー
2023-10-04TDNetHolding change by ダルトン・インベストメンツ・エルエルシー