センコーグループホールディングスは、当社と子会社180社、関連会社14社で構成する総合物流システム集団。事業は物流、商事・貿易、ライフサポート、ビジネスサポート、プロダクトの5部門で構成する。中核の物流事業は、貨物自動車運送、鉄道利用運送、海上運送、国際運送取扱、倉庫、荷主構内での包装・移動等の作業、物流センター運営を展開。倉庫は保管、配送、流通加工、情報機能を組み合わせた複合機能型倉庫を全国主要拠点に395棟保有。鉄道利用運送は北海道から九州まで多数の貨物駅、オフレールステーションで展開し、海上運送は内航・外航・利用運送を手掛ける。内航では液化アンモニア、重油、バルクコンテナ、化学薬品類、樹脂化成品類、鋼材、肥料、石炭などを扱い、外航では主に原料を輸送。物流以外では、石油販売や日用品販売、貿易、介護、高齢者向け施設運営、スポーツ施設運営、情報処理受託、事務代行、コールセンター、食品用・貯蔵用・輸送用・医療用容器や包装用フィルム・シートの製造販売を行う。
競争優位の中核は、輸送モードと周辺機能を束ねた総合力にある。トラック輸送に加え、全国の貨物駅を活用する鉄道利用運送、内航・外航海運、国際運送取扱、倉庫、物流センター運営、荷主構内作業まで一体提供する体制を持つ点が特徴。単一機能ではなく、保管、配送、流通加工、情報機能を組み合わせた複合機能型倉庫395棟を全国主要拠点に配置しており、顧客の多様化・高度化するニーズに対し高品質、高付加価値のサービスをいつでも提供できる体制整備を進める。物流事業にはセンコーを中心に多数の子会社が関与し、貨物自動車運送75社、国際運送取扱27社、倉庫50社、構内作業53社など厚い事業基盤を形成。加えて、商事、介護、スポーツ、情報処理、包装材製造までグループ内に抱えるコングロマリット構造が、顧客接点の多様化とグループシナジー創出余地につながる。提示テキスト内では市場シェアや特許、ブランド力の定量情報は確認できない。
物流業界では、2024年問題をはじめ、少子高齢化の本格化による人手不足、国内市場の縮小への対応が重要課題となる。加えて、地政学的リスク、エネルギー価格の変動、国際貿易摩擦、物価上昇継続など外部環境の不確実性が高い。物流事業は各種業法による規制を含む法令遵守が必要で、法規制強化や新規制適用は追加費用や運営方法変更を招く可能性がある。原油価格上昇は運送コスト増加要因となり、重大事故は行政処分や信用低下につながる。海外展開では進出地域の景気、為替、政治、法規制、自然災害、戦争、疫病、サプライチェーン寸断の影響を受ける。こうした環境下で、AIやロボットなど最先端技術を活用したDX推進、省力化・省人化への対応が競争条件の一つとなる。
2022年度から2026年度までの5カ年中期経営計画を推進。コーポレート・スローガンは「Moving Global」。重点課題は、既存事業の拡大と深化、成長事業の創出と育成、ESG+H経営、グループ経営の高度化、働きがいと個人の成長の実現の5本柱で構成する。物流事業では、チェーンストア、通販、食品等の成長領域での事業拡充、物流センター運営業務と冷凍冷蔵物流の更なる拡大、海外の新規拠点拡大によるグローバルネットワーク確立、船舶管理や既存荷主深耕による海運グループのシナジー追求を進める。商事事業では新商材、海外事業、M&A等による拡大を掲げる。成長事業では、ライフサポート事業の収益性向上とグループ会社間連携強化、ビジネスサポート事業の不動産・人材派遣等の拡大、プロダクト事業の経営基盤強化と物流改善によるものづくり事業の育成・強化を進める。加えて、資本コストや株価を意識した経営、デジタル技術を活用した認知度向上、ITセキュリティとDX・IT教育強化、先端技術の研究・企画・開発を推進。2025年度の経営目標として営業収益9,100億円、営業利益400億円、営業利益率4.4%を掲げる。
主なリスクは3点挙げられる。第1に、労働集約型事業の比重が高いことに伴う人材確保リスク。少子高齢化や労働人口減少により必要人材を確保できない場合や、人材獲得競争激化によるコスト増加が業績に影響する可能性がある。第2に、物流特有のオペレーションリスク。重大な車両・貨物事故、原油価格高騰、法規制強化が収益性や事業継続に影響する可能性がある。第3に、自然災害、停電、感染症、気候変動、情報セキュリティのリスク。輸送経路遮断、設備復旧費用、システム停止、情報漏洩などが経営成績に影響する可能性がある。M&Aや海外展開に伴う偶発債務、法規制、社会的混乱のリスクも抱える。
ガバナンス面では、持株会社体制の下でグループ全体の戦略立案・遂行機能の強化と、HD機能の強化・充実によるグループ経営の高度化を中計で掲げる。コンプライアンスを最重要課題と位置付け、「センコーグループ企業行動規準」により法令・社会規範・社内規定の遵守を周知し、役員研修や階層別研修を実施。内部通報制度は「企業倫理ヘルプライン」として整備し、通報者資格や保護を拡大。自然災害リスク分科会、感染症リスク分科会を設置し、BCPの点検・見直しを進める。株主還元の具体方針は提示テキスト内では詳細を確認できないが、資本コストや株価を意識した経営の推進を明示する。
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 335.0B | 13.6倍 | 1.4倍 | 2.9% | 1,906.5円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | — | — | 898.0B |
| 営業利益 | 43.0B | 37.0B | 37.0B |
| 純利益 | 23.4B | 19.3B | 19.2B |
| EPS | 139.8 | 113.7 | 112.4 |
| BPS | — | 1,357.3 | — |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 0.12% |
| 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 0.08% |
| 旭化成株式会社 | 0.07% |
| センコーグループ従業員持株会 | 0.05% |
| JPモルガン証券株式会社 | 0.03% |
| いすゞ自動車株式会社 | 0.02% |
| 積水化学工業株式会社 | 0.02% |
| モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 | 0.02% |
| 東京海上日動火災保険株式会社 | 0.02% |
| GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL (常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社) | 0.02% |
| 日付 | 提出者 | 保有割合 | 変動 |
|---|---|---|---|
| 2026-04-07 | 野村證券株式会社 | 4.66 | |
| 2026-02-26 | NIPPON ACTIVE VALUE FUND PLC | 10.88 | |
| 2026-02-04 | ダルトン インベストメンツ インク | 9.47 | |
| 2026-01-06 | ダルトン インベストメンツ インク | 8.11 | |
| 2025-12-19 | 野村證券株式会社 | 5.11 | |
| 2025-12-11 | ダルトン インベストメンツ インク | 7.1 | |
| 2025-12-11 | 旭化成株式会社 | 4.16 | |
| 2025-11-25 | ダルトン インベストメンツ インク | 6.1 | |
| 2025-11-04 | 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ | 4.01 | |
| 2025-06-04 | ダルトン インベストメンツ インク | 5.01 | |
| 2025-05-08 | 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ | 5.03 | |
| 2025-04-21 | 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ | 4.24 | |
| 2025-01-10 | みずほ証券株式会社 | 0.01 | |
| 2024-12-20 | みずほ証券株式会社 | 0.03 | |
| 2024-11-21 | 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 | 4.17 | |
| 2024-10-22 | みずほ証券株式会社 | 0.03 | |
| 2024-10-21 | 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ | 5.25 | |
| 2024-09-17 | 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ | 4.98 | |
| 2024-06-19 | マラソン・アセット・マネジメント・リミテッド | 3.92 | |
| 2024-05-21 | 野村證券株式会社 | 4.17 |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-07 | TDNet | Holding change by 野村證券株式会社 | — | — | ||
| 2026-03-13 | TDNet | 定款の一部変更(取締役の任期変更)に関するお知らせ | — | — | ||
| 2026-03-06 | TDNet | 株式会社丸運(証券コード:9067)に対する公開買付けの結果及び子会社の異動に関するお知らせ | — | — | ||
| 2026-03-06 | TDNet | tender_offer: 株式会社丸運(証券コード:9067)に対する公開買付けの結果及び子会社の | — | — | ||
| 2026-02-26 | TDNet | Holding change by NIPPON ACTIVE VALUE FUND PLC | — | — | ||
| 2026-02-18 | TDNet | tender_offer: (変更)株式会社丸運(証券コード:9067)に対する公開買付けの買付条件 | — | — | ||
| 2026-02-18 | TDNet | (変更)株式会社丸運(証券コード:9067)に対する公開買付けの買付条件等の変更(公開買付期間延長) | — | — | ||
| 2026-02-13 | TDNet | 2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) | — | — | ||
| 2026-02-13 | TDNet | earnings: 2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) | — | — | ||
| 2026-02-04 | TDNet | Holding change by ダルトン インベストメンツ インク | — | — | ||
| 2026-01-23 | TDNet | 株式会社丸運(証券コード:9067)に対する公開買付けの開始に関するお知らせ | — | — | ||
| 2026-01-23 | TDNet | tender_offer: 株式会社丸運(証券コード:9067)に対する公開買付けの開始に関するお知 | — | — | ||
| 2026-01-16 | TDNet | (訂正)「株式会社丸運(証券コード:9067)に対する公開買付けの開始予定に関するお知らせ」の一部訂 | — | — | ||
| 2026-01-16 | TDNet | tender_offer: (訂正)「株式会社丸運(証券コード:9067)に対する公開買付けの開始予 | — | — | ||
| 2026-01-06 | TDNet | Holding change by ダルトン インベストメンツ インク | — | — | ||
| 2025-12-19 | TDNet | Holding change by 野村證券株式会社 | — | — | ||
| 2025-12-11 | TDNet | Holding change by 旭化成株式会社 | — | — | ||
| 2025-12-11 | TDNet | Holding change by ダルトン インベストメンツ インク | — | — | ||
| 2025-12-05 | TDNet | buyback: 自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の取得結果及び取得終了に | — | — | ||
| 2025-12-05 | TDNet | 自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の取得結果及び取得終了に関するお知らせ | — | — |