Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社GENDA (9166)

純粋持株会社として、アミューズメント施設運営を中核にカラオケ、F&B、キャラクターMD、コンテンツ&プロモーションを束ねる。成長戦略はエンタメ領域でのM&Aによるロールアップで、業界大手出身経営陣、M&A執行人材、IT人材を組み合わせPMIとDXを推進。国内339店舗、米国約8,000ミニロケなどオフライン接点の拡張が特徴。[本社]東京都港区 [創業]2018年 [上場]2023年

1. 事業概要

GENDAは純粋持株会社としてグループ経営管理を担い、株式会社GENDA GiGO Entertainmentを中心とする連結子会社群を通じて、エンタメ・プラットフォーム事業とエンタメ・コンテンツ事業を展開する。主力はアミューズメント施設の開発・運営で、プライズゲーム機、テレビゲーム機、メダルゲーム機、音楽ゲーム機を揃えた店舗を都市型、ショッピングセンター型、ロードサイド型の3形態で出店する。国内ではグループ合計339店舗を運営する。加えて、カラオケ施設運営と機器流通、飲食提供を行うF&B、IPやキャラクター商品の企画・販売を行うキャラクターMD、アニメ制作や出版を含むコンテンツ&プロモーションへ領域を拡張する。事業全体では、IP等の企画・製作から商品化されたIPの顧客展開までのバリューチェーン上で相互送客とクロスセルを図り、独自のエンタメ経済圏の構築を目指す。

2. 競争優位性

競争優位の中核は、オフライン接点を束ねるプラットフォーム群と、それを拡張するM&A実行力にある。アミューズメント施設、カラオケ、F&Bを保有し、そこへ自社グループのIP、キャラクター商品、映画関連施策を重ねることで、単一業態では得にくい相互送客を実現する構造を持つ。具体例として、カラオケBanBanでGiGOとの相互送客施策、ミニロケ設置、レモネード・レモニカやシトラム商品の導入を進める。キャラクターMDでは、フクヤの「fanfancy+」ブランドとGiGOの連携による推し活専門店「fanfancy+with GiGO」を展開する。M&A面では、エンターテイメント企業経営、ファイナンス及びM&A、テクノロジーの3領域で経験豊富なチームを整備し、ソーシングからPMIまで主導可能な体制を持つ。DX面でも、顧客向け「GiGOアプリ」の新規会員数が約112万人に拡大し、従業員向け「GiGO NAVI」により景品発注業務の最適化と実験店舗で約62%の時間削減を実現する。業界知見、IT内製力、PMI能力の組み合わせが参入障壁として機能する。

3. 市場環境

同社が属するエンターテイメント業界では、日本アニメ人気の拡大と動画配信サービスの普及を背景に市場拡大が進む。提示テキストでは、海外における日本アニメ市場が2012年以降2023年までの11年間で約7.2倍に拡大し、国内を逆転して1.7兆円規模に達したと記載する。加えて、「推し活」需要の拡大により、映像視聴にとどまらず、グッズ購入やリアルな場での体験需要が高まる。アミューズメント施設はその受け皿となるオフラインプラットフォームとして位置付けられる。アミューズメント施設運営市場は2019年度に約5,400億円規模まで拡大し、特にプライズゲームが2014年度から2019年度の5年間で約1.7倍に成長した。コロナ禍で一時的な落ち込みはあったものの、プライズゲーム売上は2021年度に2019年度を上回り、2022年度も更新したとされる。業界には全国展開の大手と地域密着の中小が併存し、中小には合理化、人材確保、デジタル化、初期投資負担の課題が残るため、ロールアップ余地が存在する。

4. 成長戦略

成長戦略の柱は、M&Aによる「連続的な非連続な成長」にある。2025年1月末時点で累計40件のM&Aを公表し、ゲームセンターのロールアップに加え、プライズ企画・卸売、プライズ企画製造、カラオケ施設運営、カラオケ機器卸売、映画配給、飲食関連へ対象を広げる。重点領域として、アミューズメント施設運営、カラオケ、F&B、キャラクターMD、コンテンツ&プロモーション、その他シナジー領域を明示する。海外では、米国でKiddleton, Inc.がミニロケ展開を進め、2024年11月には全米約8,000箇所のミニロケを持つNational Entertainment Network, LLCを連結子会社化した。買収直後から既存機をKiddleton式プライズゲーム機へ入れ替え、入替実施拠点の売上高が大きく伸長したと記載する。台湾では5店舗、ベトナムでは2店舗の新規出店を進める。国内ではGiGOの積極出店に加え、カラオケBanBanの新規出店や固定資産譲受による店舗取得を進める。今後は海外展開の強化、人材採用、顧客アプリとの連携による顧客行動把握の高度化も課題兼成長施策として掲げる。

5. リスク

第1に、成長戦略をM&Aに大きく依存する点が挙げられる。対象会社のソーシング、適正な条件交渉、規律ある資金調達、PMIによるシナジー創出が想定通り進まない場合、成長速度や収益性に影響し得る。第2に、アミューズメント施設やカラオケなどオフライン店舗事業の比重が高く、人流や消費行動の変化、出店立地の良否、店舗運営効率が業績に影響しやすい。第3に、事業拡大に伴う人材・組織面の負荷がある。提示テキストでも、優秀人材の継続採用、内部統制及びコンプライアンス体制の充実・強化を課題として掲げる。

6. ガバナンス

ガバナンス面では、エンターテイメント業界大手3社の元代表取締役社長や経営幹部経験者、コンテンツ業界の元代表取締役社長や経営幹部経験者を擁する経営体制が特徴となる。加えて、M&A執行を担う専門チームと、日本有数のIT企業で経験を積んだ人材を含むDX推進体制を整備する。投資判断では、安定したキャッシュ・フロー確保を重視し、新規投資は投資委員会で費用対効果を十分に検討したうえで実行する方針を示す。株主還元方針に関する具体的記載は、提示テキスト内では確認できない。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100VOBW | 生成: gpt-5.4 (2026-03-23)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
115.3B 21.8倍 1.7倍 1.3% 614.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 215.0B 170.8B 157.0B
営業利益 7.7B 10.5B
純利益 3.8B 5.0B
EPS 21.6 28.1
BPS 352.8

大株主

株主名持株比率
吉村英毅・ミダスB投資事業有限責任組合0.34%
片岡 尚0.13%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.07%
申 真衣0.05%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.03%
CEPLUX-THE INDEPENDENT UCITS PLATFORM 2 (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)0.03%
ミダスキャピタルGファンド有限責任事業組合0.03%
合同会社シンマイ0.03%
マリンフード株式会社0.02%
株式会社グローウィング0.02%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-05-28片岡 尚 13.63
2026-05-28片岡 尚 13.63
2026-05-22キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー 2.9
2026-03-06キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー 1.0
2026-01-09キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー 9.16
2025-12-24ゼナーアセットマネジメントエルエルピー 5.62
2025-12-24株式会社ミダスキャピタル 28.79
2025-12-24株式会社ミダスキャピタル 29.11
2025-11-10キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー 9.18
2025-08-07レオス・キャピタルワークス株式会社 3.36
2025-08-07キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー 8.97
2025-07-23キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー 8.85
2025-07-23キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー 7.18
2025-06-20キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー 7.18
2025-06-13片岡 尚 14.01
2025-06-02申 真衣 3.34
2025-05-21株式会社ミダスキャピタル 32.95
2025-05-20片岡 尚 15.63
2025-05-20申 真衣 6.92
2025-05-13申 真衣 6.92

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-05-28TDNetHolding change by 片岡 尚
2026-05-28TDNetよくある質問と回答(2026年5月)
2026-05-28TDNetHolding change by 片岡 尚
2026-05-22TDNetHolding change by キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー
2026-04-08TDNet(訂正)「事業計画及び成長可能性に関する事項 2026年1月期」の一部訂正について
2026-04-08TDNet定款の一部変更に関するお知らせ
2026-04-08TDNet監査等委員会設置会社への移行及び役員人事に関するお知らせ
2026-04-08TDNet業績連動型株式報酬制度の導入に関するお知らせ
2026-04-08TDNet(訂正・数値データ訂正)「2026年1月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」及び「2026年1月期通期
2026-04-02TDNet第8回定時株主総会開催日変更に関するお知らせ
2026-03-31TDNetよくある質問と回答(2026年3月)
2026-03-30TDNet事業計画及び成長可能性に関する事項 2026年1月期
2026-03-18TDNetGENDA売上進捗レポート発行に関するお知らせ【2026年3月】
2026-03-09TDNetbuyback: 自己株式の取得状況および取得終了に関するお知らせ(会社法第165条第2項の規定によ
2026-03-09TDNet自己株式の取得状況および取得終了に関するお知らせ(会社法第165条第2項の規定による定款の定めに基づ
2026-03-06TDNetHolding change by キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー
2026-03-02TDNet自己株式の取得状況に関するお知らせ(会社法第165条第2項の規定による定款の定めに基づく自己株式の取
2026-03-02TDNetbuyback: 自己株式の取得状況に関するお知らせ(会社法第165条第2項の規定による定款の定めに
2026-03-02TDNet当社連結子会社による株式会社ジョッコの一部店舗の固定資産の取得等及び新店出店に関するお知らせ
2026-02-26TDNetOttotree Entertainment Sdn Bhdの株式の取得(連結子会社化)に関するお知