Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

Recovery International株式会社 (9214)

主治医の指示書に基づく訪問看護サービスを展開。医療保険・介護保険の公定価格で収益を得る制度連動型モデルを採る。独立型として医療機関や居宅介護支援事業所との柔軟な地域連携を強みとし、営業専任を置かず新規利用者獲得を進める。IT活用で訪問エリア最適化、請求集約、KPI共有を進め、ドミナント展開と未経験者育成で拡大を図る。[本社]東京都新宿区 [創業]提示テキスト内では確認できない [上場]提示テキスト内では確認できない

1. 事業概要

Recovery International株式会社は、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が利用者の自宅等を訪問し、病気や障がいに応じた看護を提供する訪問看護サービス事業を手掛ける。主治医が必要と認めた利用者に対し、医師の指示書に基づいて褥瘡の処置、服薬管理・指導、点滴、摘便、入浴介助、呼吸器管理、カテーテル交換などを実施する。収益は国民健康保険法、健康保険法、介護保険法などに基づく医療保険制度・介護保険制度の報酬として受領する。主治医経由の依頼は医療保険、居宅介護支援事業所や施設サービス事業所経由の依頼は介護保険が適用される。事業は単一セグメントで、2024年12月31日時点で東京都新宿区のステーションを中心に多数のサテライト・事業所を展開し、兵庫県西宮市、高知県南国市・高知市、沖縄県那覇市にも拠点を持つ。

2. 競争優位性

競争優位の中核は、地域連携力、IT活用、育成力、拠点配置戦略にある。第1に、病院等の特定系列に属さない独立型であるため、医療機関、居宅介護支援事業所、施設サービス事業所、地域住民などと柔軟に連携しやすい点が強みとなる。看護師等の医療専門職が自ら訪問・面談し、訪問看護計画書や報告書を持参して口頭共有まで行う運営により、認知度と信頼度を高め、営業専門職を置かずに新規利用者紹介を獲得する。第2に、訪問実績、訪問間距離、地理情報、後期高齢者数、競合他社などのデータを組み合わせて訪問エリアを定義し、受託可否を判断する仕組みを構築する。これにより移動時間短縮と訪問件数増加を図る。第3に、利用者情報や請求情報をクラウド管理し、本社で一括集中処理する体制を採る。日次・月次の訪問件数、移動距離、インシデント情報も共有し、現場と経営陣の情報格差を縮小する。第4に、入社者の9割以上を占める訪問看護未経験者を概ね3カ月で単独訪問可能な水準まで育成するプログラムを整備する。第5に、ドミナント戦略とクラウド連携を前提に、1人の利用者を複数の看護師等で支える体制を整え、退職影響の軽減と休暇取得のしやすさを両立する。業界平均の1事業所当たり常勤換算8.1人に対し、同社は看護師6人、リハビリ職5人の計11名体制を基本とする点も、地域での存在感と受入範囲の広さにつながる。

3. 市場環境

市場環境は追い風が強い。日本では65歳以上人口が現在3,500万人超、2042年に約3,900万人でピークを迎え、その後も75歳以上人口割合の増加が見込まれる。75歳以上では要支援8.9%、要介護23.4%と、65~74歳の要支援1.4%、要介護3.0%に比べ認定割合が大きく上昇する。訪問看護の利用者数は2023年に医療保険と介護保険合計で約121万人となり、2013年比2.91倍に拡大する。医療・介護両保険を合計した訪問看護費は2022年で約8,570億円と、2013年の約2,939億円から2.9倍に増加する。加えて、厚生労働省は2025年を目途に地域包括ケアシステムの構築を推進し、病院看護から在宅看護への移行が進む見通しとなる。一方で業界は小規模零細事業者が多く、紙文化中心で非効率、人材不足、ステーションの閉鎖や地域偏在といった課題を抱える。地方進出は人材確保や移動時間の面から難しいと同社は認識する。

4. 成長戦略

成長戦略は既存事業拡大、新規事業開発、リソース確保の3本柱となる。既存事業では、計画どおりの出店と出店後の成長速度加速を通じ、多くの利用者へサービスを届け、市場シェア拡大、規模の経済による収益性向上、投資回収速度向上を図る方針を示す。拠点展開では、利用者獲得力、オペレーション効率化、人材開発力を活かし、看護師6人、リハビリ職5人の計11名体制を基本とした比較的大規模な事業所を継続的に増やす方針を掲げる。新規事業では、将来の成長基盤確立、サービス向上、業務効率化による従業員負担軽減を目的に、自社内の取り組みに加え、M&Aや業務提携も視野に入れた事業ドメイン拡大を進める。地域展開では、東京都中心のドミナント戦略を基盤としつつ、兵庫県、高知県、沖縄県へも拠点を広げており、訪問看護ステーションの偏在という業界課題への対応も兼ねる。マネジメント層育成や地域連携能力、拠点運営能力の向上も重点課題に位置付ける。具体的な中期数値目標は提示テキスト内では確認できない。

5. リスク

主なリスクは3点となる。第1に人材確保リスクが大きい。労働集約型事業にあり、看護師やリハビリ職の採用、定着、適正配置が成長の前提となる。安定採用やマネジメント人材育成が進まない場合、新規利用者獲得や拠点拡大に影響する。第2に制度改定リスクがある。医療保険の診療報酬は2年に1回、介護保険の介護報酬は3年に1回改定され、収益構造は公的制度に依存する。第3に業界特有の許認可・事務負荷がある。都道府県等への報告や届け出には紙書類が残り、制度運用変更や事務負担増が効率性を損なう可能性がある。

6. ガバナンス

ガバナンス面では、クラウドを通じたKPI共有と現場管理の仕組みが特徴となる。訪問件数、移動距離、インシデント情報などを日次または月次で共有し、各事業所の管理責任者にKPIを意識した運営を習慣化させる。クラウドでの情報共有推進は人事評価上も考慮するとしており、現場運営と評価制度を連動させる設計となる。また、24時間365日のオンコール体制を全拠点で整備し、継続的な医療・介護提供を支える。株主還元方針や取締役会構成などの詳細は、提示テキスト内では確認できない。沿革に基づく本社所在地、創業年、上場年も提示テキスト内では確認できない。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100VIQ7 | 生成: gpt-5.4 (2026-03-23)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
1.8B 11.4倍 2.2倍 0.0% 1,293.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 738M 3.4B 2.7B
営業利益 14M 215M 203M
純利益 -3M 151M 128M
EPS -2.5 113.8 93.4
BPS 579.6

大株主

株主名持株比率
大河原 峻0.34%
柴田 旬也0.06%
株式会社SBI証券0.04%
早乙女 健太郎0.02%
ファイブアイズ・ネットワークス株式会社0.02%
リカバリーグループ従業員持株会0.02%
株式会社T・Kホールディングス0.02%
栫井 訓0.02%
三浦 里佳0.02%
田頭 菜帆0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-04-11大河原 峻 33.61
2025-04-10大河原 峻 33.61
2024-06-27日本ベンチャーキャピタル株式会社 4.09
2024-06-03日本ベンチャーキャピタル株式会社 5.16
2024-04-04日本ベンチャーキャピタル株式会社 6.18
2024-02-13日本ベンチャーキャピタル株式会社 7.19
2024-01-11日本ベンチャーキャピタル株式会社 8.2
2023-12-28日本ベンチャーキャピタル株式会社 8.2
2023-11-28大河原 峻 32.69
2023-11-27大河原 峻 32.68
2023-08-22大河原 峻 32.68
2023-08-18大河原 峻 32.68
2022-12-07柴田 旬也 6.08
2022-02-14大河原 峻 34.34
2022-02-10大河原 峻 34.34
2022-02-08日本ベンチャーキャピタル株式会社 9.34
2022-02-07柴田 旬也 6.11

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-04-01TDNet自己株式の取得状況に関するお知らせ
2026-03-02TDNet自己株式の取得状況に関するお知らせ
2026-03-02TDNetbuyback: 自己株式の取得状況に関するお知らせ
2026-02-25TDNetストックオプション(新株予約権)について
2026-02-19TDNet事業計画及び成長可能性に関する説明資料
2026-02-16TDNetearnings: 2025年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2026-02-16TDNet2025年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2026-02-16TDNet2025年12月期 決算説明資料
2026-02-16TDNet2025年12月期通期個別業績予想と実績値との差異に関するお知らせ
2026-02-02TDNet自己株式の取得状況に関するお知らせ
2026-02-02TDNetbuyback: 自己株式の取得状況に関するお知らせ
2026-01-05TDNetbuyback: 自己株式の取得状況に関するお知らせ
2026-01-05TDNet自己株式の取得状況に関するお知らせ
2025-12-01TDNetbuyback: 自己株式の取得状況に関するお知らせ
2025-12-01TDNet自己株式の取得状況に関するお知らせ
2025-11-19TDNet連結子会社の増資に関するお知らせ
2025-10-01TDNetbuyback: 自己株式の取得状況に関するお知らせ
2025-10-01TDNet自己株式の取得状況に関するお知らせ
2025-09-01TDNetbuyback: 自己株式の取得状況に関するお知らせ
2025-09-01TDNet自己株式の取得状況に関するお知らせ