Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

ブティックス株式会社 (9272)

介護分野の商談型展示会「CareTEX」を中核に、IT分野のハイブリッド展示会、介護・医療・障害福祉・保育・建設・IT・調剤向けM&A仲介、新卒採用支援を展開。展示会で蓄積する決裁権限者情報を他事業へ活用する独自モデルが特徴。介護業界日本最大級展示会、17,000社超の買い手登録、業界最安水準の価格体系が強み。[本社]東京都港区 [創業]2006年 [上場]2018年

1. 事業概要

ブティックスは、展示会事業、M&A仲介事業、人材採用支援事業を展開する。展示会事業では、介護分野の商談型展示会「CareTEX」「CareTEX One」「ヘルスケアJAPAN」「Careテクノロジー」「からだケアEXPO」、オンライン展示会「CareTEX365オンライン」「からだケアEXPO365オンライン」を運営する。IT分野では「バックオフィスDXPO」「営業・マーケDXPO」「店舗・EC DXPO」「IT・情シスDXPO」をハイブリッド展示会として開催する。M&A仲介事業では「介護M&A支援センター」など7業界向けサービスを提供し、人材採用支援事業では「ジョブトラ」「ジョブトラアカデミー」「ジョブトラエージェント」を展開する。

2. 競争優位性

同社の中核的な優位性は、展示会を単体収益事業にとどめず、決裁権限者情報と業界ニーズを蓄積するマッチング・プラットフォームとして機能させている点にある。介護分野の「CareTEX」は介護業界日本最大級のBtoB商談型展示会と位置付けられ、来場者の7割をアクティブバイヤーが占める。さらに、要望確認の上で商談を設定する「営業アポイント取得代行サービス」により、商談成果の向上を図る仕組みを構築する。オンライン展示会では自社開発プラットフォーム「ExpON」を活用し、365日24時間のマッチングを実現する。M&A仲介では、展示会来場者や提携金融機関経由の情報、17,000社以上の譲受希望者リストを活用し、買い手探索と成約期間短縮を図ることで、売り手最低手数料100万円の業界最安水準の価格体系を実現する。IT分野のDXPOでは、シェアブース方式とブース再利用により施工・運営コストを削減し、業界最安水準の出展料を実現する。

3. 市場環境

介護業界では、高齢化率の上昇を背景に介護サービス需要が拡大し、介護高齢者マーケットへの参入意欲が旺盛な状況が続く。一方で、異業種参入による競争激化や人材採用難により、介護事業所の再編が加速し、M&Aによる事業承継需要が高まる。介護事業者は介護保険法の適用を受けるため、3年ごとの法改正や報酬改定の影響を受ける。展示会市場はノウハウ蓄積により横展開しやすい一方、会場確保や自然災害、感染症の影響を受ける。M&A市場では足元で大きな需要があるが、2024年に経済産業省が公正なM&Aに関する各種ガイドラインを策定するなど、ルール形成の議論が高まる。オンライン展示会は電気通信事業法等の規制を受ける。

4. 成長戦略

同社は中期経営計画「Vision2025」の最終年度を2026年3月期へ1年延長し、当初予定していた売上高・経常利益の達成を見込む方針を示す。あわせて、2026年3月期を基準期としてプライム市場への上場を目指す。展示会事業では、介護分野で「CareTEX」の開催エリア拡大と出展規模拡大を進め、2026年3月期に石川県でCareTEX北陸を新規開催予定とする。IT分野ではDXPO名古屋、DXPO横浜の新規開催を予定する。M&A仲介事業では、自社開発の「M&A工程管理システム」により工程を定型化・可視化し、案件進捗の確実性とスピードを担保する。2023年10月導入の新教育制度と新KPI管理手法の運用徹底により、即戦力コンサルタントの育成を進める。人材採用支援事業では、連結子会社リアライブを吸収合併して経営統合し、採用イベント事業の経営管理体制強化、新たな採用イベント事業の開発・参入、人材紹介事業での中途紹介への本格参入を進める。2026年3月期は仕込み期間、2027年3月期以降の大幅な売上拡大を見込む。

5. リスク

主なリスクは3点ある。第1に、介護保険法や介護報酬改定の影響で、主要顧客である介護事業者の事業内容変更が生じる可能性がある。第2に、展示会事業は会場確保、自然災害、感染症、景気変動による出展見合わせや来場者減少の影響を受ける。第3に、M&A仲介は市場縮小リスクに加え、法令制定・改定、ガイドライン強化、M&A支援機関登録制度の要件変更の影響を受ける可能性がある。加えて、展示会事業と人材採用支援事業は売上計上時期が開催月に偏重する収益構造を持つ。

6. ガバナンス

経営理念として「マッチング・ファースト」を掲げ、最適なマッチングで最高の満足を提供する方針を明示する。理念には、マッチング満足度の最大化、新サービス創造による新市場創造、利益成長の継続、不正を行わず誠実にビジネスを行うこと、変わり続けることを含む。経営指標として営業利益と営業利益率を重視し、展示会事業では出展小間数、M&A仲介事業では成約組数、人材採用支援事業では採用イベント開催数を重要指標とする。株主還元方針に関する具体的記載は、提示テキスト内では確認できない。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100W4GN | 生成: gpt-5.4 (2026-03-23)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
14.2B 9.7倍 5.2倍 0.0% 1,402.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 7.0B 5.5B 6.0B
営業利益 2.2B 1.6B 1.8B
純利益 1.4B 619M 1.0B
EPS 145.1 63.4 103.7
BPS 268.4

大株主

株主名持株比率
新村 祐三0.49%
新村 佐麻美0.07%
山口 貴弘0.05%
天池 祥子0.05%
速水 健史0.04%
田原 学0.04%
株式会社SBI証券0.02%
太田 丈史0.02%
新村 理紗0.02%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2023-05-31新村 祐三 53.43
2023-02-07株式会社SBI証券 0.84
2023-01-11株式会社SBI証券 5.75
2022-11-22株式会社SBI証券 1.0
2022-11-08株式会社SBI証券 6.75
2022-08-22株式会社SBI証券 1.87
2022-08-05株式会社SBI証券 7.12
2022-07-25株式会社SBI証券 2.33
2022-06-02新村 祐三 54.44
2022-02-22新村 祐三 54.71
2022-01-11株式会社SBI証券 7.44

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-05-29TDNet自己株式の取得状況に関するお知らせ
2026-05-28TDNet募集新株予約権(税制適格ストック・オプション及び有償ストック・オプション)の発行内容確定に関するお知
2026-04-01TDNet自己株式の取得状況に関するお知らせ
2026-03-26TDNet重要な人事異動に関するお知らせ
2026-03-02TDNetbuyback: 自己株式の取得状況に関するお知らせ
2026-03-02TDNet自己株式の取得状況に関するお知らせ
2025-11-12TDNet中期経営計画「Vision2025」における目標の一部修正に関するお知らせ
2025-11-12TDNet非連結決算への移行及び特別損失の計上並びに2026年3月期個別業績予想の修正に関するお知らせ
2025-11-12TDNet2026年3月期 第2四半期決算説明資料
2025-11-12TDNet2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-11-12TDNetforecast_revision: 非連結決算への移行及び特別損失の計上並びに2026年3月期個別
2025-11-12TDNetearnings: 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-08-07TDNet2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-08-07TDNet2026年3月期 第1四半期決算説明資料
2025-08-07TDNetearnings: 2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-07-03TDNet(訂正)「新たな事業の開始に関するお知らせ グロース・優良ベンチャー企業向け「大規模採用イベント」を
2025-07-02TDNet新たな事業の開始に関するお知らせ グロース・優良ベンチャー企業向け「大規模採用イベント」を新規開催
2025-06-27TDNet支配株主等に関する事項について
2025-04-10TDNet取締役候補者の選任及び役員人事に関するお知らせ
2025-03-27TDNet連結子会社の代表取締役の異動に関するお知らせ