Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社トリドリ (9337)

インフルエンサー支援を軸とするインフルエンス・プラットフォーム事業を単一展開。創業来蓄積したインフルエンサーデータベースを価値源泉とし、SMB向け月額課金の「toridori base」、AIで選定・運用を自動化する従量課金の「Vooster」、成果報酬型「toridori ad」、総合広告代理店、ブランド運営支援を展開。低価格で直接マッチングできる点が特徴。[本社]提示テキスト内では確認できない [創業]提示テキスト内では確認できない [上場]提示テキスト内では確認できない

1. 事業概要

株式会社トリドリは、インフルエンサー支援を中核とするインフルエンス・プラットフォーム事業を単一セグメントで展開する。ミッションは『「個の時代」の、担い手に。』とし、InstagramやYouTubeなどSNS上で活動する多様なインフルエンサーの価値最大化を志向する。事業は大きく、SMB向けの「プロダクト領域」と、中堅・大手企業向けの「マーケティングパートナー領域」に分かれる。プロダクト領域では、顧客企業がインフルエンサーに直接PR投稿を依頼できる月額課金型プラットフォーム「toridori base」、AIにより最適なインフルエンサー選定や施策運用を自動化する従量課金型の「Vooster」を提供する。マーケティングパートナー領域では、成果報酬型アフィリエイト広告サービス「toridori ad」、インフルエンサーマーケティングを中核にタレントキャスティングやTVCM、デジタル広告運用、クリエイティブ制作まで担う「toridori promotion」、さらにインフルエンサーのD2Cブランド立ち上げと運営を支援する「toridori made」を展開する。

2. 競争優位性

同社の価値の源泉は、創業以来蓄積してきたインフルエンサーデータベースにあると明示する。データ量の拡充と機械学習の強化を通じて、このデータベースの価値最大化を図る方針を掲げる点が、技術・データ蓄積型の優位性を示す。特に「Vooster」では、蓄積してきたインフルエンサーデータベースと広告成果データを活用し、AIによる最適なインフルエンサー選定、オファー送付、投稿実施、成果確認までを一気通貫で自動化する。累計マッチング実績等のデータを基盤としたエンゲージメント予測モデルも特徴とする。加えて「toridori base」は、企業がアプリ上で直接インフルエンサーとやりとりを完結できるため、従来の代理店主導やメガインフルエンサー活用と比べて価格を抑えやすい構造を持つ。主対象をフォロワー数10万人未満のマイクロインフルエンサーに置くことで、従来インフルエンサーマーケティングを使いにくかった中小企業や個人事業主にも導入余地を広げる。収益モデル面では、「toridori base」の月額使用料、「Vooster」の従量課金、「toridori ad」の手数料、「toridori promotion」の広告代理手数料・制作収入など、複数の課金形態を持つ。

3. 市場環境

提示テキストでは、2025年のインターネット広告費が前年比110.8%の4兆459億円とされ、動画広告需要の高まりを背景に成長が続く市場環境を示す。消費者の認知・検索行動も、テレビと検索エンジン中心から、Instagram、TikTok、YouTubeなどSNS中心へ移行しつつあると説明する。15-24歳向け調査では、ブランド認知をInstagram51.0%、Twitter48.5%、動画配信サービス45.0%で行い、情報収集もInstagram31.5%、Twitter29.3%、動画配信サービス29.0%で行うと記載する。こうした変化により、インフルエンサーと企業をつなぐプラットフォームの認知・検索領域での影響力拡大を見込む。一方で、国内にはインフルエンサーマーケティング関連の競合企業が複数存在し、市場拡大に伴う新規参入も想定する。加えて、景表法、薬機法、個人情報保護法、著作権法、SNSプラットフォーム規約などの規制環境への対応が不可欠となる。

4. 成長戦略

同社は2025年度から2027年度を対象とする中期経営計画を策定し、目標達成に向けた取り組みを進める。基本方針は、第一に価値の源泉であるインフルエンサーデータベースの強化にあり、データ量の拡充と機械学習の強化を通じてデータドリブンに顧客の認知・集客課題を解決する。第二にプロダクト領域の強化にあり、SMB向けサービスを店舗事業者向けとEC事業者向けに細分化し、より多くの顧客に利用されるサービスへの進化を目指す。第三にマーケティングパートナー領域の強化にあり、中堅・大手企業向けに伴走支援型の価値提供を継続しつつ、M&Aをはじめとしたケイパビリティ強化で顧客課題をより深く解決する体制を目指す。個別サービスでは、「Vooster」を「toridori base」に続く新たな収益の柱として育成する方針を明示し、AIモデル高度化とデータ量拡充を通じて成果可視化と運用型広告の高度化を推進する。また、注力サービス「toridori base」への積極投資、支援領域の拡大、支援対象インフルエンサーの裾野拡大も経営戦略の柱に据える。重要指標としては売上総利益を重視し、特に「toridori base」の顧客数と顧客当たりの四半期売上総利益を注視する。

5. リスク

主要リスクの第一は、SNSプラットフォーム依存。TikTok、Instagram、Facebook、X等の利用動向変化、新たなSNS流行への対応遅れ、広告規約・規制変更、プラットフォームの信頼性低下は、事業と業績に影響を与えうる。第二は、法規制・炎上リスク。景表法、薬機法、個人情報保護法、著作権法等への違反や、インフルエンサー投稿が不適切投稿、権利侵害、ステルスマーケティングと見做される事態は、ブランドイメージ悪化につながる。第三は、サービス陳腐化と競争激化。技術革新の速い市場で、顧客ニーズへの対応や新技術導入が遅れた場合、競争力低下の可能性がある。

6. ガバナンス

リスク管理面では、「リスクマネジメント・コンプライアンス規程」を制定し、代表取締役社長を委員長とするリスクマネジメント・コンプライアンス委員会を開催する体制を敷く。広告審査では、顧問弁護士と連携して広告関連法令や業界自主規制に則った厳格な審査基準を制定し、法務部が審査を実施する。加えて、JIAAおよびWOMJの会員として法改正や広告審査情報を収集し、社内外への法令遵守意識の啓蒙を進める。内部管理体制の強化、情報管理体制の整備、事業部門とコーポレート部門の連携による規制変動対応も課題として掲げる。一方、株主還元方針や配当方針に関する具体的記載は、提示テキスト内では確認できない。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100XQKR | 生成: gpt-5.4 (2026-03-23)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
5.2B 11.6倍 2.9倍 0.0% 1,586.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 1.6B 7.2B 5.4B
営業利益 194M 1.0B 708M
純利益 68M 450M 437M
EPS 20.6 136.4 133.0
BPS 548.5

大株主

株主名持株比率
中山 貴之0.32%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.06%
Global Catalyst Partners Japan 2号投資事業有限責任組合0.05%
国本 貴志0.05%
BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC) (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.04%
三菱UFJキャピタル7号投資事業有限責任組合0.04%
雨瀧 浩一郎0.04%
株式会社セレス0.03%
清板 大亮0.03%
三宮 翔太0.03%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-01-09中山 貴之 31.62
2026-01-09中山 貴之 31.62
2026-01-09中山 貴之 31.62
2026-01-09中山 貴之 31.62
2026-01-07中山 貴之 31.62
2025-09-05アセットマネジメントOne株式会社 0.09
2025-06-26アセットマネジメントOne株式会社 0.09
2025-05-19アセットマネジメントOne株式会社 0.1
2025-03-07アセットマネジメントOne株式会社 0.09
2025-02-21国本 貴志 4.12
2025-02-14中山 貴之 31.62
2025-02-07アセットマネジメントOne株式会社 0.08
2025-02-05中山 貴之 31.62
2025-02-05中山 貴之 31.62
2024-08-16中山 貴之 33.08
2024-08-15中山 貴之 33.08
2024-04-05アセットマネジメントOne株式会社 0.1
2024-02-07アセットマネジメントOne株式会社 0.08
2024-01-11アセットマネジメントOne株式会社 0.07
2023-12-22アセットマネジメントOne株式会社 0.06

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-05-27TDNet募集新株予約権(有償ストック・オプション)の発行内容確定に関するお知らせ
2026-02-20TDNet2025年12月期 通期決算説明動画と書き起こし公開のお知らせ
2026-01-09TDNetHolding change by 中山 貴之
2026-01-09TDNetHolding change by 中山 貴之
2026-01-09TDNetHolding change by 中山 貴之
2026-01-09TDNetHolding change by 中山 貴之
2026-01-07TDNetHolding change by 中山 貴之
2025-11-20TDNet2025年12月期 第3四半期決算説明動画と書き起こし公開のお知らせ
2025-09-05TDNetHolding change by アセットマネジメントOne株式会社
2025-08-27TDNet株主優待制度の導入に関するお知らせ
2025-08-25TDNet2025年12月期 第2四半期決算説明動画と書き起こし公開のお知らせ
2025-06-26TDNetHolding change by アセットマネジメントOne株式会社
2025-05-19TDNetHolding change by アセットマネジメントOne株式会社
2025-03-07TDNetHolding change by アセットマネジメントOne株式会社
2025-02-21TDNetHolding change by 国本 貴志
2025-02-14TDNetHolding change by 中山 貴之
2025-02-07TDNetHolding change by アセットマネジメントOne株式会社
2025-02-05TDNetHolding change by 中山 貴之
2025-02-05TDNetHolding change by 中山 貴之
2024-08-16TDNetHolding change by 中山 貴之