INFORICHグループは、モバイルバッテリーシェアリング「CHARGESPOT」を中核に、国内CHARGESPOT事業、海外CHARGESPOT事業、プラットフォーム事業を展開する。国内事業は「どこでも借りられて、どこでも返せる」をコンセプトに、小型電子機器向け充電器の貸出サービスを提供する。モバイルバッテリーは5,000mAhで、USB Type-C、Lightning、Micro USBの3端子を備え、国内で普及するほとんどのスマートフォン等に対応する。安全面ではリチウムポリマー電池技術を採用し、日本のPSE、欧州のCE認証など各国の安全基準に対応する。バッテリースタンドは6つの主要モデルに加え、鉄道駅の券売機内装型や自動販売機付属型も展開する。プラットフォーム事業は、CHARGESPOTの設置網とユーザー接点を活用し、サイネージ広告、個人向け応援広告「CheerSPOT」、完全個室型ベビーケアルーム「mamaro」の販売を中心に展開する。
競争優位の中核は、先行参入、設置ネットワーク、ハードとアプリの一体運営、広告媒体化の4点に集約される。国内では2018年4月に競合他社に先駆けてサービスを開始し、設置効率に関する実績データを蓄積してきた。会社は、バッテリースタンド設置台数および設置密度とレンタル稼働率に相関があると明示しており、視認性が高く利用が見込める場所への適切な増設が、利便性訴求と広告効果を通じて利用増につながる構造を持つ。国内は47都道府県の幅広い業種に設置し、国内59,784台、グローバルでは直営約81,000台のサイネージ画面を保有する。設置先には原則無償貸与し、ラウンダーによる補充・回収、24時間365日コールセンター、一部遠隔対応、必要時の現地訪問まで含めた運用支援を提供するため、導入障壁を下げつつ継続設置を促進する。さらに、既存設備に対応した券売機モデルや自販機モデルを開発し、新たな設置場所を開拓する点も差別化要因となる。プラットフォーム面では、レンタル時と返却時に必ず接触するリアルなタッチポイント、アプリ、ビーコン技術を組み合わせ、ハイパーローカル・ハイパーパーソナルな広告配信を可能にする。
市場環境は、スマートフォンの生活インフラ化、電子決済の普及、5G進展に伴う消費電力増加を背景に、外出先充電ニーズが中長期で拡大する構図にある。会社は、スマートフォン補完充電のインフラ整備を社会課題の解決およびESGの観点から重要と位置付ける。国内市場では、スマートフォンユーザー数9,658万人を基礎にSAMとSOMを設定し、設置台数拡充とマーケティング活動で潜在需要の取り込みを図る方針を示す。広告市場では、小売店舗を中心にリテールメディアへの注目が高まっており、同社は既存のCHARGESPOTサイネージ網を活用して追加コストを抑えた大規模ネットワークを構築する。海外では、スマートフォン普及率、電子決済普及率、公共交通機関を有する大都市圏を持つ国をターゲットとし、日本と同等またはそれ以上の需要があるエリアが複数あると想定する。規制や許認可に関する詳細は提示テキスト内では確認できない。
成長戦略は、国内の安定拡大、海外の積極拡大、プラットフォーム収益化の3本柱で構成する。国内では、新規ユーザー獲得に向けたマーケティングとキャンペーンを継続し、若年層向けに大学・専門学校への設置、「キャンパス割」、「U22割」を実施する。設置面では、人流の多いエリア、駅近、政令指定都市、観光地を重視したエリアドミナント戦略を推進し、プライムロケーションへの新規・追加設置を進める。サービス面では、2025年9月に1アカウントで3台同時レンタルを可能にし、11月から国内でクレジットカードタッチ決済対応スタンドの設置を開始した。海外では、香港、中国本土、台湾、オーストラリア、イタリアで直営、タイ、シンガポール、マカオでフランチャイズを展開し、2025年9月に欧州初のイタリア展開を開始、12月末までに162台を設置した。M&Aも活用し、2024年4月に豪州の類似サービス「Ezycharge」運営企業を子会社化、2024年9月に台湾フランチャイズ運営会社を子会社化して直営化した。2026年1月にはタイ事業会社の49%株式取得と取締役派遣による連結子会社化を開示した。プラットフォームでは、サイネージ広告、アプリ広告、ビーコン活用施策、2024年12月開始のCheerSPOTを拡大し、CHARGESPOT網とのシナジー最大化を狙う。
第1に、設置拡大と稼働率の連動が前提となるため、視認性や人流を踏まえた適切なロケーション選定が崩れる場合、収益性に影響する可能性がある。第2に、海外展開は直営、フランチャイズ、M&Aを併用しており、各国の決済手段、ライフスタイル、運営体制への適合が進まない場合、拡大速度や収益化に影響する可能性がある。第3に、プラットフォーム事業はCHARGESPOTの設置網とユーザー接点を基盤とするため、主力事業の設置台数や利用動向が広告・マーケティングソリューションの価値に直結する構造を持つ。
ガバナンスの詳細な機関設計や取締役会構成、株主還元方針の具体的記載は提示テキスト内では十分に確認できない。一方、経営上の重要指標として月間レンタル回数、月間アクティブユーザー数、バッテリースタンド設置台数を掲げ、国内外CHARGESPOT事業とプラットフォーム事業の進捗管理に用いる。海外では、子会社化や取締役派遣を通じた連携強化を進める方針を示しており、事業拡大に合わせた経営体制の強化を図る。
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 44.5B | 38.1倍 | 5.8倍 | 0.0% | 4,530.0円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 4.1B | 17.1B | 14.4B |
| 営業利益 | 382M | 1.2B | 2.1B |
| 純利益 | 300M | 1.2B | 1.8B |
| EPS | 30.4 | 119.0 | 183.0 |
| BPS | — | — | 777.7 |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 秋山 広宣 | 0.19% |
| 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 0.14% |
| 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 0.10% |
| THE BANK OF NEW YORK 133652(常任代理人 株式会社みずほ銀行 決済営業部部長 日置 貴史) | 0.05% |
| MRA INVESTMENTS PTE LTD(常任代理人 東海東京証券株式会社 決済業務部長 中村 薫) | 0.03% |
| 楽天証券株式会社 | 0.03% |
| 日本証券金融株式会社 | 0.03% |
| JP MORGAN CHASE BANK 380621(常任代理人 株式会社みずほ銀行 決済営業部部長 日置 貴史) | 0.02% |
| 株式会社日本カストディ銀行(信託B口) | 0.02% |
| GOVERNMENT OF NORWAY(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店 カストディ業務部長 石川 潤) | 0.01% |
| 日付 | 提出者 | 保有割合 | 変動 |
|---|---|---|---|
| 2026-04-07 | 秋山 広宣 | 97.82 | |
| 2026-04-07 | ゴールドマン・サックス証券株式会社 | 7.18 | |
| 2026-04-07 | 株式会社BCJー102 | 97.82 | |
| 2026-04-07 | ユービーエス・エイ・ジー | 3.18 | |
| 2026-04-07 | 株式会社BCJー102 | 97.82 | |
| 2026-04-06 | 東海東京証券株式会社 | ||
| 2026-04-03 | JPモルガン証券株式会社 | 7.31 | |
| 2026-03-23 | ゴールドマン・サックス証券株式会社 | 5.08 | |
| 2026-03-23 | ベイリー・ギフォード・アンド・カンパニー | ||
| 2026-03-23 | ユービーエス・エイ・ジー | 7.41 | |
| 2026-03-19 | 東海東京証券株式会社 | 5.02 | |
| 2026-03-18 | JPモルガン証券株式会社 | 8.55 | |
| 2026-03-11 | 秋山 広宣 | 1.0 | |
| 2026-03-06 | ユービーエス・エイ・ジー | 4.0 | |
| 2026-03-05 | 野村證券株式会社 | 49.0 | |
| 2026-03-04 | JPモルガン証券株式会社 | 302.0 | |
| 2026-02-20 | 秋山 広宣 | 18.42 | |
| 2026-02-02 | アーカス・インベストメント・リミテッド | 6.16 | |
| 2026-01-13 | アーカス・インベストメント・リミテッド | 5.11 | |
| 2025-12-19 | 三井住友DSアセットマネジメント株式会社 | 3.69 |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-07 | TDNet | Holding change by 株式会社BCJー102 | — | — | ||
| 2026-04-07 | TDNet | Holding change by ユービーエス・エイ・ジー | — | — | ||
| 2026-04-07 | TDNet | Holding change by 株式会社BCJー102 | — | — | ||
| 2026-04-07 | TDNet | Holding change by ゴールドマン・サックス証券株式会社 | — | — | ||
| 2026-04-07 | TDNet | Holding change by 秋山 広宣 | — | — | ||
| 2026-04-06 | TDNet | Holding change by 東海東京証券株式会社 | — | — | ||
| 2026-04-03 | TDNet | Holding change by JPモルガン証券株式会社 | — | — | ||
| 2026-04-01 | TDNet | 株式会社BCJ-102による当社株券等に対する公開買付けの結果並びに 親会社及び主要株主である筆頭株 | — | — | ||
| 2026-03-31 | TDNet | 中期経営計画(VISION 2030) -事業計画及び成長可能性に関する事項- | — | — | ||
| 2026-03-23 | TDNet | Holding change by ユービーエス・エイ・ジー | — | — | ||
| 2026-03-23 | TDNet | Holding change by ゴールドマン・サックス証券株式会社 | — | — | ||
| 2026-03-23 | TDNet | Holding change by ベイリー・ギフォード・アンド・カンパニー | — | — | ||
| 2026-03-19 | TDNet | Holding change by 東海東京証券株式会社 | — | — | ||
| 2026-03-18 | TDNet | Holding change by JPモルガン証券株式会社 | — | — | ||
| 2026-03-16 | TDNet | (訂正・数値データ訂正)「2025年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」等の一部訂正について | — | — | ||
| 2026-03-16 | TDNet | 臨時株主総会招集のための基準日設定に関するお知らせ | — | — | ||
| 2026-03-16 | TDNet | earnings: (訂正・数値データ訂正)「2025年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」等の | — | — | ||
| 2026-03-11 | TDNet | Holding change by 秋山 広宣 | — | — | ||
| 2026-03-06 | TDNet | Holding change by ユービーエス・エイ・ジー | — | — | ||
| 2026-03-05 | TDNet | Holding change by 野村證券株式会社 | — | — |