Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

ビズメイツ株式会社 (9345)

ビズメイツは、ビジネス特化型オンライン英会話「Bizmates」を主力とし、外国人向け日本語会話「Zipan」も展開する。月額定額課金と自社開発通信システム「MyStage」による提供が特徴。採用率1.0%以下の厳選トレーナー、600種類のレッスン、ビジネス経験重視の品質管理が差別化要因。加えて外国人IT人材紹介「G Talent」と採用マッチング「GitTap」を育成する。[本社]東京都千代田区 [創業]2012年 [上場]2023年

1. 事業概要

ビズメイツは、当社と連結子会社Bizmates Philippines, Inc.で構成し、「もっと多くのビジネスパーソンが世界で活躍するために」をミッションに掲げる。事業は「ランゲージソリューション事業」と「タレントソリューション事業」の2本柱で展開する。ランゲージソリューション事業では、ビジネス特化型オンライン英会話「Bizmates」と、外国人向けビジネス日本語レッスン「Zipan」を提供する。Bizmatesは月額定額で毎日1回25分、朝5時から25時まで受講可能な1対1レッスンを、自社開発通信システム「MyStage」などを通じて提供する。教材は基本レッスン「Bizmates Program」に加え、「Other Programs」「Assist Lesson」「Discovery」を備え、幅広い学習需要に対応する。タレントソリューション事業では、外国人ITエンジニアにフォーカスした人材紹介「G Talent」と、企業とグローバルIT人材を直接結ぶ採用マッチングサイト「GitTap」を展開する。収益形態は、G TalentとGitTapの双方で雇用開始日に手数料を請求し売上計上する成功報酬型となる。

2. 競争優位性

同社の競争優位性は、オンライン英会話市場の中でも「ビジネス特化型」という明確なポジショニングにある。単なる英語力向上ではなく、「英語で仕事をすること」をゴールに据え、ビジネスシーンに対応したコミュニケーションの「型」を初心者でも学べる独自テキストとレッスンを開発する点が差別化要因となる。トレーナー品質も重要な参入障壁として機能する。学歴、ティーチングスキル、コミュニケーションスキル、人間性に加え「ビジネス経験」を採用条件とし、採用率1.0%以下の厳格な選考を通過した人材のみを起用する。さらに、6段階レベル×5ランク×各20レッスンで合計600種類のレッスンを用意し、体系化した「5つのステップ」に基づく学習フローでパーソナライズした指導を行う。自社開発システム「MyStage」の保有も、サービス品質改善や機能拡充を継続する基盤となる。タレントソリューション事業では、外国人ITエンジニアやグローバルIT人材にフォーカスすることで、一般的な人材紹介との差別化を図る。

3. 市場環境

ランゲージソリューション事業が属するオンライン語学学習市場は、高品質で高速なインターネット通信やスマートフォンの普及、コロナウイルス感染拡大を契機としたデジタルシフトの定着を背景に、教室系語学スクール市場を上回る成長率で拡大する。矢野経済研究所「語学ビジネス徹底調査レポート2024」によれば、2023年度市場規模は前年度比7.7%増の320億円、2024年度は同6.3%増の340億円と予想する。一方で、新規参入企業の増加により競争は激化する。タレントソリューション事業が属するデジタル人材紹介サービス市場は、IT人材不足と企業のデジタル化需要を背景に拡大基調を維持する。業務プロセス改善やビジネス変革の必要性が高まる中、IT・デジタル人材需要は今後も逼迫が見込まれ、同社は高いニーズ継続を想定する。

4. 成長戦略

ランゲージソリューション事業では、広告宣伝や認知度向上施策への投資を継続しつつ、サービスメニュー拡大とレッスン品質向上を進める。具体策として、従来中級者中心だった有料会員層に加え、潜在需要の高い初心者層の開拓を進める。2021年3月開始のオンライン英語学習コーチング「Bizmates Coaching」では、日本人コンサルタントによる支援と既存学習コンテンツの組み合わせで新たな付加価値創出を狙う。法人向けでは、インバウンド需要拡大を背景に、オンライン英会話に加えて対面グループレッスンや集合研修にも注力する。加えて、生成AIによるオンライン英会話サービスの品質向上や学習アプリサービスの提供を進め、受講生の体験価値最大化を図る。タレントソリューション事業では、G Talentで対象求職者層や職種を広げ、グローバル人材の総合人材サービス化を目指す。GitTapは2020年11月開始のため、当面は継続的な機能拡充とシステム開発体制強化を優先し、顧客満足度向上を通じて事業拡大を進める。同社はGitTapを含む同事業をランゲージソリューション事業に続く第2の柱へ育成する方針を示す。

5. リスク

主なリスクは3点ある。第1に、ランゲージソリューション事業の主力サービス依存で、同事業の成長鈍化が全社業績に影響し得る。第2に、オンライン提供基盤に関するリスクで、自社開発ソフトウエアの不具合、通信ネットワーク障害、クラウドサーバー障害、技術革新への対応遅れがサービス継続性を損なう可能性がある。第3に、フィリピン関連リスクで、トレーナー確保、現地法令・税制変更、政治経済情勢、インフラ停止、自然災害などがレッスン提供や開発体制に影響し得る。タレントソリューション事業では、景気変動、在留外国人数の変動、競争激化、先行投資負担も重要なリスクとなる。

6. ガバナンス

ガバナンス面では、リスクコンプライアンス委員会を設置し、各リスクの発生可能性と経営影響度を定期的に評価し、低減施策と発生時対応に取り組む。内部管理体制の強化、内部統制と法令遵守体制の整備も重要課題として掲げる。組織面では、創業者である代表取締役社長鈴木伸明への依存低減に向け、幹部社員育成、情報共有、権限委譲を進める。取締役4名、監査役3名の体制を敷き、今後の成長に応じて人材採用・育成と管理体制の充実を図る方針を示す。株主還元方針に関する具体的記載は、提示テキスト内では確認できない。

出典: 有価証券報告書 (2024-12) doc_id=S100VHAH | 生成: gpt-5.4 (2026-03-23)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
1.0B 4.5倍 0.6倍 0.0% 650.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 3.5B 3.1B 2.8B
営業利益 379M 349M 344M
純利益 230M 199M 226M
EPS 144.3 130.1 163.7
BPS 1,094.5 951.3 505.9

大株主

株主名持株比率
株式会社SUZ0.43%
鈴木 伸明0.09%
日加株式会社0.08%
FRANCISCO ANNA MARIA TOBIAS (常任代理人 みずほ証券株式会社)0.04%
伊藤 日加0.03%
JPモルガン証券株式会社0.02%
谷川 昭雄0.01%
藤本 淳0.01%
木村 健0.01%
中村 岳0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2023-10-24ゴーディアン・キャピタル・シンガポール・プライベート・リミテ 4.08%(1.03%)
2023-10-24ゴーディアン・キャピタル・シンガポール・プライベート・リミテ 4.08%(1.03%)
2023-08-25ゴーディアン・キャピタル・シンガポール・プライベート・リミテ 5.11%+0.11%
2023-05-08鈴木 伸明 53.09%(3.99%)
2023-04-06鈴木 伸明 57.08%N/A
2023-04-06伊藤 日加 11.39%N/A
2023-04-05鈴木 伸明 57.08%+57.08%
2023-04-05伊藤 日加 11.39%+11.39%

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-03TDNet業績修正G-ビズメイツ剰余金の配当及び配当予想の修正に関するお知らせ662+0.15%
2025-12-15TDNet人事G-ビズメイツ監査等委員会設置会社への移行及び執行役員制度の導入に関するお知らせ784-0.51%
2025-12-15TDNetその他G-ビズメイツ定款一部変更に関するお知らせ784-0.51%
2023-10-24EDINET大量保有ゴーディアン・キャピタル・シンガポール・大量保有 4.08%
2023-10-24EDINET大量保有ゴーディアン・キャピタル・シンガポール・大量保有 4.08%
2023-08-25EDINET大量保有ゴーディアン・キャピタル・シンガポール・大量保有 5.11%
2023-05-08EDINET大量保有鈴木 伸明大量保有 53.09%
2023-04-06EDINET大量保有鈴木 伸明大量保有 57.08%
2023-04-06EDINET大量保有伊藤 日加大量保有 11.39%
2023-04-05EDINET大量保有鈴木 伸明大量保有 57.08%
2023-04-05EDINET大量保有伊藤 日加大量保有 11.39%