Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

日本コンセプト株式会社 (9386)

日本コンセプトは、ISOタンクコンテナを用いた液体・ガス貨物の国際複合一貫輸送と、フロンガス回収・再生・無害化の一貫処理を日本で独自に展開しています。独自のグローバルネットワークによる片道運賃輸送、国内外の物流洗浄拠点網、厳格な規制と大規模投資が参入障壁となるインフラ型ビジネスが強みです。経済的耐用年数20年のタンクコンテナを核に地球環境保全に貢献。 [本社]東京都千代田区 [創業]1994年 [上場]2012年

日本コンセプトグループは、ISO標準規格のタンクコンテナを活用し、液体貨物及びフロンガスを含む各種ガスの国際複合一貫輸送と、それに附帯する業務を単一事業として展開しています。国内外の化学品メーカー、商社、食品会社を主要顧客とし、陸上・海上輸送を外注しながら、効率的かつ安全な国際輸送サービスを提供しています。

同社の競争優位性は主に三点です。第一に、創業以来拡充した独自のグローバルネットワークによる片道運賃輸送モデル。納品後の空コンテナを現地で再利用することで、世界の主要国間で片道運賃での輸送サービスを提供し、顧客の輸送コスト削減とスイッチングコスト向上に貢献しています。第二に、国内8ヶ所、海外1ヶ所(マレーシア)に展開する物流洗浄拠点網です。自社拠点での高品質な洗浄・メンテナンスと国内でのワンストップサービス提供は、顧客利便性向上とコスト削減に寄与し、大規模な設備投資とノウハウ蓄積による高い参入障壁を形成しています。第三に、フロンガスの回収から再生・無害化まで一貫した処理ができる独自のビジネスモデルを日本で展開している点です。ガス用タンクコンテナのレンタル、管理、輸送、処理を一括して請け負うこのモデルは日本で独自であり、地球温暖化対策として重要性が増すフロンガス処理というニッチ市場で先行者優位性を確立しています。

参入障壁は高く、危険物輸送に関わる国内外の厳格な法的規制と許認可取得・維持が求められます。また、タンクコンテナの保有基数増強や物流洗浄拠点の拡充に必要な大規模な設備投資、専門的な知識とノウハウ、および人材育成の困難さも参入を阻む要因です。同社のビジネスモデルは、経済的耐用年数20年で長期に亘り反復使用するタンクコンテナを核としたインフラ型です。保有基数の一部をレンタルで調達し、稼働率低下時には固定費を圧縮する柔軟な運営で安定性を確保。タンクコンテナの環境優位性やフロンガス処理事業は、地球環境保全に貢献する持続可能なビジネスとして評価されています。

日本コンセプトは1994年1月に設立され、タンクコンテナによる国際複合一貫輸送サービスを開始しました。1996年には東京・神戸に支店を開設し洗浄業務を開始。グローバル展開を推進し、オランダ(1998年)、シンガポール(2001年)、米国(2012年)に連結子会社を設立し、マレーシア(2002年)には洗浄・メンテナンス拠点を設けました。国内でも物流洗浄拠点を拡充し、2012年10月にJASDAQ市場へ上場後、2017年7月には東証一部へ、2022年4月にはプライム市場へ移行しました。2018年2月には株式会社商船三井と資本業務提携契約を締結し、2021年6月には合弁会社MOLロジスティクス・タンクコンテナ株式会社を設立。2023年6月には高圧ガス事業に特化した日コン外航ガスタンクケミカル株式会社を設立し、事業領域を拡大しています。

同社の成長ドライバーは、タンクコンテナの経済性・利便性・環境優位性への世界的な評価と、フロンガス輸送・処理ニーズの増加です。新市場・サービスとして、フロンガス回収・再生・無害化の一貫モデルを日本で展開し、ガス関連ビジネスを拡大。国内輸送サービスの受注拡大、欧米大手化学企業との取引深化、日本を経由しない三国間輸送取引の獲得を強化しています。規制追い風として、国内の「物流2024年問題」や物流改正法関連の対応において、タンクコンテナの優位性を活かした解決策を提案。商船三井との協業を通じ、新たな販路をグローバルに展開しています。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100VGZ4 | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
42.3B 24.8倍 2.2倍 1.3% 3,050.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 17.4B 18.2B 4.8B
営業利益 2.6B 2.8B 1.1B
純利益 1.7B 1.9B 790M
EPS 123.2 139.3
BPS 1,405.0

大株主

株主名持株比率
株式会社商船三井0.29%
松元 孝義0.21%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.07%
NORTHERN TRUST CO.(AVFC)RE FIDELITY FUNDS(常任代理人 香港上海銀行東京支店)0.04%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.03%
有限会社エムアンドエム0.02%
MSIP CLIENT SECURITIES (常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)0.02%
CACEIS BANK/QUINTET LUXEMBOURG SUB AC/UCITS CUSTOMERS ACCOUNT(常任代理人 香港上海銀行東京支店)0.02%
蓮見 正純0.01%
山田 美波0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-08-22野村アセットマネジメント株式会社 2.77
2025-08-20株式会社 商船三井 87.6
2025-08-20株式会社M 87.6
2025-08-20松元 孝義
2025-07-23野村アセットマネジメント株式会社 8.5
2025-07-07株式会社 商船三井 29.0
2025-07-02松元 孝義 21.16
2025-07-02松元 孝義 21.13
2025-06-20FMR LLC 3.9
2024-03-25FMR LLC 5.05
2024-01-17三井住友DSアセットマネジメント株式会社 4.12
2023-12-08山中 康利
2023-11-10山中 康利 9.67
2023-11-08山中 康利 9.67
2023-11-08株式会社商船三井 29.0
2022-12-22FMR LLC 3.99
2021-04-01SMBC日興証券株式会社 5.15

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2025-10-31TDNettender_offer: 当社株式の上場廃止に関するお知らせ
2025-10-31TDNet当社株式の上場廃止に関するお知らせ
2025-09-16TDNetbuyback: (訂正)「自己株式の消却に関するお知らせ」の一部訂正に関するお知らせ
2025-09-16TDNetreverse_split: (訂正)「株式併合並びに単元株式数の定めの廃止及び定款の一部変更に関す
2025-09-16TDNet(訂正)「株式併合並びに単元株式数の定めの廃止及び定款の一部変更に関する臨時株主総会開催のお知らせ」
2025-09-16TDNet(訂正)「自己株式の消却に関するお知らせ」の一部訂正に関するお知らせ
2025-09-10TDNetbuyback: 自己株式の消却に関するお知らせ
2025-09-10TDNetreverse_split: 株式併合並びに単元株式数の定めの廃止及び定款の一部変更に関する臨時株主
2025-09-10TDNet自己株式の消却に関するお知らせ
2025-09-10TDNet株式併合並びに単元株式数の定めの廃止及び定款の一部変更に関する臨時株主総会開催のお知らせ
2025-09-10TDNet(開示事項の変更)臨時株主総会招集のための基準日設定に関するお知らせ
2025-08-22TDNetHolding change by 野村アセットマネジメント株式会社
2025-08-20TDNetHolding change by 株式会社 商船三井
2025-08-20TDNetHolding change by 株式会社M
2025-08-20TDNetHolding change by 松元 孝義
2025-08-14TDNet株式会社Mによる当社株式に対する公開買付けの結果 並びに親会社及び主要株主である筆頭株主の異動に関す
2025-08-14TDNettender_offer: 株式会社Mによる当社株式に対する公開買付けの結果 並びに親会社及び主要株
2025-08-13TDNet2025年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-08-13TDNet臨時株主総会招集のための基準日設定に関するお知らせ
2025-08-13TDNetearnings: 2025年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)