KDDIグループは、当社、連結子会社189社、持分法適用関連会社及び共同支配企業47社で構成し、「パーソナル事業」「ビジネス事業」を主軸に展開する。パーソナル事業は、日本国内で「au」「UQ mobile」「povo」のマルチブランドによる5G通信サービスを中心に、金融、エネルギー、LXの各種サービスを連携して付加価値を高める構成を採る。海外では、モンゴルとミャンマーで通信、金融、映像等のエンターテインメントサービスを提供し、渡航者向け通信サービスの利便性向上にも取り組む。ビジネス事業は、国内外の法人向けにスマートフォン等のデバイス、ネットワーク、クラウド、多様なソリューションに加え、「Telehouse」ブランドのデータセンターサービスを提供する。さらにAI時代の新たなビジネスプラットフォーム「WAKONX」を立ち上げ、業界特有の課題解消と事業成長支援を図る。その他、通信設備建設・保守、情報通信技術の研究開発も手掛ける。
競争優位の中核は、個人・法人の両面にまたがる広範な事業基盤と、通信を起点に金融、エネルギー、LX、データセンター、DXへ拡張する多層的なサービス構成に置く。個人向けでは「au」「UQ mobile」「povo」のマルチブランド体制により、異なる価格帯や顧客ニーズに対応する。法人向けでは、ネットワーク、クラウド、デバイス、データセンターを束ね、5G、IoT、DX、生成AIを活用したソリューションをパートナー連携でグローバルにワンストップ提供する体制を敷く。加えて、「Telehouse」ブランドのデータセンターサービスや「WAKONX」のような新プラットフォームは、通信回線単体から上位レイヤーへ価値を広げる役割を担う。参入障壁としては、電気通信事業法に基づく登録、無線局開設に必要な電波法上の免許、周波数利用や基地局整備に関わる制度対応が存在する。提示テキストでは市場シェアや特許件数の明示は確認できないが、第二種指定電気通信設備を設置する電気通信事業者に指定されている点は、一定の事業規模とインフラ保有を示す材料となる。
通信の社会的役割は一段と高まり、AI技術の進化により生活や産業全般で新たな価値創造の時代が到来しつつあると会社は認識する。日本国内では、生産性向上や脱炭素化に向けた産業構造変革が期待され、政府のデジタル実装を通じた地域活性化の流れも追い風となる。一方で、業界は競争が激しい。リスク記載では、他事業者や他技術との競争、料金値下げ、無料通話アプリ拡大による音声通話料収入の縮小、MNO・MVNOの新規参入、異業種との提携拡大などが挙がる。規制面では、電気通信事業法と電波法が事業運営の前提となり、登録、変更登録、接続、消費者保護、無線局免許など多岐にわたる義務を負う。規制は事業の公共性と公正競争を担保する一方、事業者に高い遵守能力を求める構造となる。
中期経営戦略(2022-25年度)では、サステナビリティ経営を根幹に据え、高品質・高信頼の5G通信をベースに「データドリブン」の実践と「生成AI」の社会実装を進める。事業戦略「サテライトグロース戦略」は、コア事業に加え、成長を牽引するOrbit1と新たな成長に挑戦するOrbit2で企業価値最大化を図る構想となる。Orbit1では、法人事業ブランド「KDDI BUSINESS」のもと「WAKONX」を始動し、パートナー共創で業界別プラットフォームを構築・サービス化する。金融では金融クロスユース拡大と各機能のスケール化、エネルギーでは電力小売強化と脱炭素関連事業拡大を進める。Orbit2では、モビリティ、宇宙、ヘルスケア、スポーツ・エンタメ、Web3・メタバースを含むLXを新たな成長の柱と位置付ける。加えて、ローソン及び三菱商事との資本業務提携を通じ、「Real×Tech Convenience」の拡大、「未来のコンビニ」への変革、Ponta経済圏の拡大・活性化を推進する。財務目標としては、EPSを2018年度対比1.5倍で引き続き目指し、安定配当継続、配当性向40%超、機動的な自己株式取得を掲げる。
主なリスクは3点挙がる。第1に、競争激化と市場変化による需要未達、契約数維持拡大の不確実性、料金値下げ圧力、ネットワークコスト増加がある。第2に、通信の秘密及び顧客情報の不適切な取り扱いや流出、サイバー攻撃、サービス不正利用のリスクがある。第3に、周波数獲得の不確実性、基地局建設や新周波数対応、燃料高騰、人件費・建設費・物価上昇、端末価格上昇など、インフラ産業特有のコスト上昇リスクがある。
当社は、リスクマネジメント活動を一元的に推進する体制を整え、グループ全体でPDCAサイクルを構築し、危機管理体制を整備する。情報管理面では、リスクマネジメント委員会配下に情報セキュリティ部会を設置し、通信の秘密保護、顧客情報管理、GDPRなどグローバル法制度対応、アクセス権限管理、監査強化、PIA導入を進める。経営基盤強化では、グループ一体経営の推進とガバナンス強化を掲げ、「KDDIフィロソフィ」を礎に人権尊重、透明性・公平性を担保したコーポレート・ガバナンス体制の強化を図る。株主還元方針は、安定的な配当継続、配当性向40%超、成長投資の状況を踏まえた機動的な自己株式取得とする。なお、本社所在地、創業年、上場年は提示テキスト内の沿革情報がないため確認できない。
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 11468.4B | 14.1倍 | 2.1倍 | 2.9% | 2,738.5円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | — | 6330.0B | 5835.5B |
| 営業利益 | 1099.1B | 1090.0B | 1087.5B |
| 純利益 | 707.1B | 698.0B | 655.4B |
| EPS | 183.6 | 181.2 | 161.9 |
| BPS | 1,333.5 | — | 956.4 |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 京セラ株式会社 | 0.17% |
| 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 0.17% |
| トヨタ自動車株式会社 | 0.10% |
| 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 0.07% |
| STATE STREET BANK WEST CLIENT- TREATY 505234 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 0.02% |
| STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 0.01% |
| JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 0.01% |
| STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 0.01% |
| JPモルガン証券株式会社 | 0.01% |
| STATE STREET BANK AND TRUST CLIENT OMNIBUS ACCOUNT OM02 505002 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 0.01% |
| 日付 | 提出者 | 保有割合 | 変動 |
|---|---|---|---|
| 2025-07-04 | 京セラ株式会社 | 13.42 | |
| 2025-07-04 | トヨタ自動車株式会社 | 8.68 | |
| 2025-06-16 | トヨタ自動車株式会社 | 9.71 | |
| 2025-06-13 | 京セラ株式会社 | 16.0 | |
| 2025-05-07 | ブラックロック・ジャパン株式会社 | 6.05 | |
| 2024-09-05 | 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 | 4.65 | |
| 2024-07-04 | トヨタ自動車株式会社 | 9.28 | |
| 2024-06-12 | トヨタ自動車株式会社 | 11.55 | |
| 2024-03-27 | KDDI株式会社 | 44.43 | |
| 2023-09-25 | トヨタ自動車株式会社 | 10.99 | |
| 2023-08-31 | トヨタ自動車株式会社 | 13.76 | |
| 2023-04-27 | 京セラ株式会社 | 14.55 | |
| 2023-03-29 | 京セラ株式会社 | 14.55 | |
| 2023-03-29 | 京セラ株式会社 | 12.45 | |
| 2021-12-20 | 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ | 4.25 | |
| 2021-10-21 | 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 | 5.25 | |
| 2021-10-04 | 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ | 5.29 | |
| 2021-07-05 | 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ | 4.3 |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-31 | TDNet | 代表取締役の異動及び役員人事(2026年6月17日付予定) | — | — | ||
| 2026-03-31 | TDNet | 通期連結業績予想値の修正に関するお知らせ | — | — | ||
| 2026-03-31 | TDNet | 2026年3月期第3四半期決算発表に関するお知らせ | — | — | ||
| 2026-03-31 | TDNet | 過年度の内部統制報告書の訂正報告書の提出及び財務報告に係る内部統制の開示すべき重要な不備に関するお知 | — | — | ||
| 2026-03-31 | TDNet | 過年度の有価証券報告書等の訂正報告書の提出及び過年度の決算短信等の訂正に関するお知らせ | — | — | ||
| 2026-03-31 | TDNet | (訂正・数値データ訂正)「2025年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)」の一部訂正につい | — | — | ||
| 2026-03-31 | TDNet | (訂正・数値データ訂正)「2025年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)」の一部訂正につい | — | — | ||
| 2026-03-31 | TDNet | (訂正・数値データ訂正)「2025年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)」の一部訂正について | — | — | ||
| 2026-03-31 | TDNet | (訂正・数値データ訂正)「2026年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)」の一部訂正につい | — | — | ||
| 2026-03-31 | TDNet | (訂正・数値データ訂正)「2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)」の一部 | — | — | ||
| 2026-03-31 | TDNet | 決算詳細資料(過年度訂正) | — | — | ||
| 2026-03-31 | TDNet | 当社連結子会社における不適切な取引の疑いに関する特別調査委員会の調査報告書の受領及び今後の当社の対応 | — | — | ||
| 2026-03-31 | TDNet | 2026年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結) | — | — | ||
| 2026-03-31 | TDNet | 特別調査委員会による調査結果について(説明会資料) | — | — | ||
| 2026-03-31 | TDNet | 特別調査委員会の調査結果に関する説明会(説明会資料) | — | — | ||
| 2026-03-31 | TDNet | 2026年3月期 第3四半期決算詳細資料 | — | — | ||
| 2026-02-06 | TDNet | 2026年3月期 3Q業績説明会資料 | — | — | ||
| 2026-02-06 | TDNet | 2026年1月14日付け「当社連結子会社における不適切な取引の疑いの判明及び特別調査委員会の設置に関 | — | — | ||
| 2026-02-06 | TDNet | 2026年3月期第3四半期決算短信の開示が四半期末後45日を超えることに関するお知らせ | — | — | ||
| 2026-02-06 | TDNet | earnings: 2026年3月期第3四半期決算短信の開示が四半期末後45日を超えることに関するお | — | — |