Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

東映株式会社 (9605)

東映は映画・テレビ映画の製作配給を中核に、IPを軸としたコンテンツ事業、興行、催事、観光不動産を展開する。多様な作品を生む企画製作力、IPホルダーとしてのマルチユース展開力、東映アニメーションによるアニメ製作、ツークン研究所でのデジタル技術活用が競争優位性である。中長期ビジョン「TOEI NEW WAVE 2033」に基づき、グローバル展開加速、新規IP創出力増強、IPライフサイクル長期化を成長ドライバーとし、世界市場での成長を目指す。

1. 事業概要と競争優位性

東映グループは、映画・テレビ映画の製作配給を中核に、IPを軸としたコンテンツ事業、興行、催事、観光不動産を展開する総合エンターテインメント企業です。当社と東映アニメーションが映像コンテンツを製作・配給し、東映ビデオがパッケージ販売、ティ・ジョイがシネマコンプレックスを運営、東映太秦映画村も手掛けます。

競争優位性は、多様な作品を生み出す「企画製作力」と、IPホルダーとして収益を最大化する「マルチユース展開力」にあります。特に東映アニメーションは強力なIP創出源であり、ツークン研究所でのデジタル技術活用も技術的優位性を支えます。長年のノウハウ、ブランド力、独自の施設資産も強みです。

2. 沿革ハイライト

1949年10月、東京映画配給として設立され、1951年3月に東映株式会社へ商号変更。1952年11月には東証に上場しました。1956年7月には日動映画(現・東映アニメーション)を買収しアニメ事業を強化。1957年11月には日本教育テレビ(現・テレビ朝日ホールディングス)設立に資本参加し、テレビ連携を深めました。1975年11月には「東映太秦映画村」を開業。2010年6月には「デジタルセンター」を竣工し、デジタル技術への対応を強化。2022年4月には東証プライム市場へ移行しています。

3. 収益・成長

当社グループのビジネスモデルは、映画・テレビ映画の製作配給を起点に、IPを核としたマルチユース展開で収益を最大化する構造です。キャラクター商品化権や映像版権許諾によるライセンス収入は安定的なリカーリング収益に貢献します。興行やテーマパーク運営も収益源です。2024年4月にはパッケージ事業を東映ビデオへ会社分割により承継しました。

成長ドライバーは、2023年2月策定の『東映グループ中長期VISION「TOEI NEW WAVE 2033」』です。「愛される「ものがたり」を全世界に」を使命とし、10年後に「世界で愛されるコンテンツを数多く創造発信している」姿を目指します。成長戦略は「実写、アニメ映像事業を強化・拡大し、グローバル展開を加速する」ことです。

重点施策は、企画製作力の強化、コンテンツのマルチユース促進、IPライフサイクルの長期化による映像事業収益の最大化です。グローバル展開加速のため、現地企業とのコラボレーションや海外ファン育成、グローバルメジャーとの共同開発を進めます。人的投資拡大や、製作設備・不動産関連投資を含む事業基盤強化も推進します。

2033年に向け、コンテンツ投資に2,400億円、事業基盤強化に600億円(製作設備360億円、不動産240億円)を計画。目標経営指標は、海外売上割合50%、営業利益250億~400億円、ROE8%以上を掲げ、国内外でのトップライン拡大と収益向上を目指します。新規IP創出力増強、IPのグローバル展開加速とマルチユース促進、IPライフサイクルの長期化を経営課題とし、積極的な事業展開を図ります。

4. 財務健全性

2025年3月期末の財務状況は、総資産463,639百万円に対し純資産354,323百万円と高い自己資本比率を維持。現金及び現金同等物は88,987百万円、有利子負債は17,410百万円と実質無借金に近い財務体質です。営業活動によるキャッシュフローは33,646百万円、投資活動によるキャッシュフローは17,466百万円を計上し、安定したキャッシュ創出力と成長投資を支える財務基盤を有しています。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100W3VP | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
424.6B 22.6倍 1.3倍 0.0% 5,750.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 179.9B 171.3B 174.4B
営業利益 35.2B 29.3B 36.3B
純利益 15.7B 14.0B 15.0B
EPS 254.0 225.7 242.5
BPS 4,274.5 3,819.3 3,434.5

大株主

株主名持株比率
株式会社テレビ朝日ホールディングス0.20%
株式会社TBSテレビ0.09%
株式会社バンダイナムコホールディングス0.08%
JP MORGAN CHASE BANK 380815 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.07%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.07%
株式会社日本カストディ銀行 (信託口)0.06%
東急株式会社0.05%
株式会社フジ・メディア・ホールディングス0.04%
日本テレビ放送網株式会社0.04%
GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL (常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)0.03%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-01-09アヤル・ファースト・インベストメント・カンパニー 6.31%+1.31%
2026-01-09パブリック・インベストメント・ファンド 0.00%(5.37%)
2025-11-10三井住友DSアセットマネジメント株式会社 6.27%+0.93%
2023-06-23パブリック・インベストメント・ファンド 5.37%+0.37%
2023-06-23パブリック・インベストメント・ファンド 6.03%+1.03%
2023-03-03パブリック・インベストメント・ファンド 6.03%+1.03%
2022-04-19パブリック・インベストメント・ファンド 5.00%--

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-17TDNet業績修正東映2026年3月期(第103期)配当予想の修正(特別配当)に関するお知らせ5,850+0.51%
2026-02-19TDNetその他東映連結子会社の商号変更に関するお知らせ5,540-2.53%
2026-01-09EDINET大量保有アヤル・ファースト・インベストメント・カ大量保有 6.31%5,690-2.64%
2026-01-09EDINET大量保有パブリック・インベストメント・ファンド変更5,690-2.64%
2025-11-10EDINET大量保有三井住友DSアセットマネジメント株式会社大量保有 6.27%5,510+0.18%
2025-07-16TDNetM&A東映(変更)適時開示書類「簡易株式交換による連結子会社(株式会社ティ・ジョイ)の完全子会社化に関するお知5,270-1.52%
2025-06-17TDNetM&A東映簡易株式交換による連結子会社(株式会社ティ・ジョイ)の完全子会社化に関するお知らせ4,955+1.92%
2023-06-23EDINET大量保有パブリック・インベストメント・ファンド大量保有 5.37%
2023-06-23EDINET大量保有パブリック・インベストメント・ファンド大量保有 6.03%
2023-03-03EDINET大量保有パブリック・インベストメント・ファンド大量保有 6.03%
2022-04-19EDINET大量保有パブリック・インベストメント・ファンド大量保有 5.0%