Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

日本空港ビルデング株式会社 (9706)

日本空港ビルデングは、羽田空港の旅客ターミナル建設・管理・運営を主軸とし、施設賃貸、物販、飲食、機内食製造販売等で収益を得る。空港法に基づく指定、大規模施設保有、長年のノウハウが強固な参入障壁と競争優位性を構築し、SKYTRAX World's Best Airports TOP3の実績を持つ。訪日外客数増加を成長ドライバーとし、空港インフラ機能強化、ECや空港運営コンサルティング等、旅客に依存しない新事業も開拓。 [本社]東京都大田区 [創業]1953年 [上場]1990年

**1. 事業概要と競争優位性**

日本空港ビルデング株式会社は、羽田空港の旅客ターミナル建設、管理・運営を主軸とする。羽田空港の旅客ターミナル3棟と立体駐車場2棟を建設・所有し、施設管理運営業、物品販売業、飲食業等を展開。施設管理運営業では航空会社への施設賃貸や整備運営事業に加え、各種運営サービスを提供している。物品販売業は羽田・成田・関西空港を中心に商品販売・卸売を行い、飲食業では飲食サービス提供と機内食製造販売も手掛ける。国内外の空港運営コンサルティング事業も展開する。

羽田空港における空港法に基づく指定と、旅客ターミナル等の大規模インフラを建設・所有・運営する事業特性は、強固な参入障壁を形成する。長年のノウハウ蓄積と航空会社への施設賃貸は、安定的な収益基盤と高いスイッチングコストをもたらす。国際的な空港評価機関であるSKYTRAXにおいて「World's Best Airports TOP3」を獲得する実績は、高品質なサービス提供能力とブランド力を示し、競争優位性を確立。国内航空輸送網の拠点である羽田空港での支配的地位が、当社グループの事業基盤を強固にしている。

**2. 沿革ハイライト**

1953年7月設立、1955年5月に東京国際空港ターミナルビルを開館。1978年3月、成田国際空港開港に伴い成田営業所を開設。1990年2月に東証二部上場、1991年9月には東証一部へ指定された。羽田空港では、1993年9月に第1ターミナル、2004年12月に第2ターミナル、2010年10月には新国際線ターミナル(現 第3ターミナル)を供用開始し、国際線事業を本格化。2022年4月、東証プライム市場へ移行した。

**3. 収益・成長**

「公共性と企業性の調和」を経営理念とし、継続的な企業価値向上を目指す。中期経営計画「To Be a World Best Airport 2025~人にも環境にもやさしい先進的空港2030に向けて~」では、サステナビリティを戦略推進の中核に据え、空港事業の成長、再成長土台の確立、収益基盤の拡大、経営基盤の強化に取り組む。

成長ドライバーは、2030年の訪日外客数6,000万人の政府目標に向けた空港インフラ機能強化。第2ターミナル北側サテライト接続施設供用開始や、2026年度完成予定の第1ターミナル北側サテライトでのZEB Oriented認証取得による環境負荷低減と機能強化を進める。インバウンド増加による免税店売上好調を背景に、店舗リニューアル、混雑対策、HANEDAポイント導入によるOne to Oneマーケティング強化で旅客当たりの単価向上を図る。EC事業の収益拡大や、羽田の価値・ネットワーク、空港運営ノウハウを活用した新しい事業(EV化サービス、空港運営コンサルティング等)の研究・開拓により、旅客に依存しない収益源の多角化を推進する。物価上昇に伴う運営コスト増に対し、ロボット等の技術活用やオペレーション見直しによる生産性向上、サービス価格への適切な転嫁、広告・ラウンジ収益強化で高品質と利益向上の両立を目指す。2025年度の連結当期純利益は目標の200億円を上回る245億円を予想。ROA(EBITDA)12%以上、ROEは2023年度12.1%、2024年度15.5%と株主資本コストを継続的に上回る見込みである。

**4. 財務健全性**

コロナ禍で低下した財務基盤の強化に努め、中期経営計画では自己資本比率40%台への回復を目指す。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100W719 | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
462.4B 16.8倍 2.5倍 0.0% 4,964.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 269.9B 217.6B 113.0B
営業利益 38.6B 29.5B -10.6B
純利益 27.5B 19.3B -3.9B
EPS 295.6 206.8 -41.9
BPS 2,019.1 1,805.7 1,613.6

大株主

株主名持株比率
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.10%
日本航空株式会社0.05%
ANAホールディングス株式会社0.05%
株式会社日本カストディ銀行(三井住友信託銀行再信託分・京浜急行電鉄株式会社退職給付信託口)0.04%
株式会社みずほ銀行0.04%
STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.03%
三菱地所株式会社0.03%
株式会社三菱UFJ銀行0.03%
大成建設株式会社0.03%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.03%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-10-07株式会社みずほ銀行 0.04%N/A
2025-02-19ブラックロック・ジャパン株式会社 7.35%+1.01%
2025-01-20ブラックロック・ジャパン株式会社 6.34%+1.00%
2025-01-10株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 7.56%+1.08%
2024-07-29株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 6.48%+0.15%
2024-07-01株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 6.33%+0.45%
2024-06-06ブラックロック・ジャパン株式会社 5.34%+5.34%
2023-06-22キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー 4.63%(1.16%)
2023-04-21キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー 5.79%(0.43%)
2022-10-07キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー 6.22%+1.06%
2022-07-19株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 5.88%(1.00%)
2022-03-07株式会社みずほ銀行 0.04%N/A
2021-10-22キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー 5.16%+1.16%

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-18TDNet人事日空ビル2026年4月以降の組織および当社役員体制について5,073
2026-02-04TDNet決算日空ビル2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)4,928+6.51%
2026-02-04TDNetその他日空ビル銀座三越からの市中免税店の撤退及び連結子会社の今後の方向性について4,928+6.51%
2025-11-07TDNet決算日空ビル2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)4,770+5.95%
2025-11-07TDNet配当・還元日空ビル剰余金の配当(中間配当)に関するお知らせ4,770+5.95%
2025-10-07EDINET大量保有株式会社みずほ銀行大量保有 0.04%4,770-0.19%
2025-08-22TDNetその他日空ビル無担保普通社債発行に関するお知らせ5,157-0.12%
2025-08-06TDNet決算日空ビル2026年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)4,716+1.04%
2025-06-12TDNet人事日空ビル再発防止策の策定及び取締役の処分に関するお知らせ4,350-1.77%
2025-02-19EDINET大量保有ブラックロック・ジャパン株式会社大量保有 7.35%
2025-01-20EDINET大量保有ブラックロック・ジャパン株式会社大量保有 6.34%
2025-01-10EDINET大量保有株式会社三菱UFJフィナンシャル・グルー大量保有 7.56%
2024-07-29EDINET大量保有株式会社三菱UFJフィナンシャル・グルー大量保有 6.48%
2024-07-01EDINET大量保有株式会社三菱UFJフィナンシャル・グルー大量保有 6.33%
2024-06-06EDINET大量保有ブラックロック・ジャパン株式会社大量保有 5.34%
2023-06-22EDINET大量保有キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメ大量保有 4.63%
2023-04-21EDINET大量保有キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメ大量保有 5.79%
2022-10-07EDINET大量保有キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメ大量保有 6.22%
2022-07-19EDINET大量保有株式会社三菱UFJフィナンシャル・グルー大量保有 5.88%
2022-03-07EDINET大量保有株式会社みずほ銀行大量保有 0.04%