Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社ニトリホールディングス (9843)

家具・インテリア用品の開発・製造・販売を中核に、ホームセンター、物流、広告、不動産賃貸を展開する持株会社。約90%をPBとして開発輸入し、創業以来培った自社ネットワークでサプライチェーン全般を統制する「製造物流IT小売業」を推進。国内外の店舗網、物流網、自社EC、アプリを連動させ、アジア11か国・地域へ拡大する成長戦略を進める。[本社]東京都北区 [創業]1967年 [上場]1989年

1. 事業概要

株式会社ニトリホールディングスは、当社および連結子会社37社、持分法適用会社1社で構成する持株会社にあり、事業はニトリ事業と島忠事業に区分する。ニトリ事業では、家具・インテリア用品の開発・製造・販売を中核に、不動産賃貸業、広告サービス、物流サービス等を展開する。主要子会社には㈱ニトリ、㈱ホームロジスティクス、宜得利家居股份有限公司、似鳥(中国)投資有限公司、NITORI FURNITURE VIETNAM EPE、㈱ニトリパブリックなどを擁する。島忠事業では、㈱島忠を中心に家具、インテリア雑貨、ホームセンター商品の販売等を行う。国内では家具・ホームファニシング専門店のニトリに加え、小型フォーマットのデコホーム、アパレルブランドのNプラス、ホームセンターの島忠を展開し、通販事業も含めて生活シーンのカバー領域拡大を進める。海外では日本に加えアジア11か国・地域で事業を展開し、2024年にはフィリピン、インドネシア、インドにも出店する。

2. 競争優位性

当社グループの競争優位の中核は、創業以来培ってきたサプライチェーン全般を自社ネットワークでコントロールする「製造物流小売業」を、デジタル活用により「製造物流IT小売業」へ進化させる事業モデルにある。商品面では、販売商品の約90%をプライベートブランドとして開発輸入しており、「使う・買う」立場に立って「お、ねだん以上。」の実現を目指す体制を構築する。調達、製造、物流、販売を一体で設計することで、品揃え、品質、価格の磨き込みを進める。流通面では、店舗網、物流網、自社EC等の多様なチャネルを保有し、オンラインとリアルの垣根のないシームレスな購買体験の構築を進める。顧客接点では、アプリを中核に顧客分析機能を強化し、継続的な関係構築を図る方針を示す。物流面では総額約3,500億円を投資し全国8箇所にDC整備を計画しており、2023年度までに北海道石狩市と兵庫県神戸市、2024年度に埼玉県幸手市、愛知県名古屋市、宮城県仙台市の新設DCが稼働開始する。大規模な物流基盤投資と運営ノウハウの蓄積は参入障壁として機能する。加えて、国内に830店舗以上、海外では中国大陸に90店舗以上、台湾に60店舗以上を有する店舗網も規模の優位を支える。

3. 市場環境

当社グループは、世界情勢の不確実性の高まり、日本国内の人口減少、少子高齢化、単身世帯や共働き世帯の増加、低所得化の進行、テクノロジー進化による購買行動や価値観の多様化といった事業環境変化に直面する。国内では人口減少が進む一方、ホームセンター事業は利用頻度が高い領域として位置付ける。海外では経済成長に伴い中間所得者層が急激に伸びるアジア各国・各地域を重点市場とする。業界運営上は、原材料費や輸送費の高騰、短納期化要請、地政学リスク、自然災害、気候変動、海外法令対応など、グローバル調達・販売体制に伴う外部変数が大きい。提示テキスト内では競合企業名や市場シェア数値の直接記載は確認できない。

4. 成長戦略

中長期ビジョンとして「2032年3,000店舗3兆円」を掲げ、中間目標として「2025年度買上客数2億人以上」を設定する。2021年度から2025年度の5ヶ年計画では、事業領域と地域の拡大、顧客中心の経営、グローバルサプライチェーンマネジメント戦略を重点課題とする。国内ではニトリ、デコホーム、Nプラス、島忠を通じて店舗数を拡大し、ドミナントエリアを構築する。商品面では家電をグループ第4の柱として育成し、ドラム式洗濯機の販売開始にも言及する。キッズ・ベビー用品の拡充やコーディネート提案強化も進める。顧客戦略では、2025年度のアプリ会員数目標を2,500万人とし、オンラインとオフラインの融合施策で購買頻度、年間買上品目数、LTV向上を図る。販売チャネルでは、遠隔でのカーテンや家具の接客・販売、ライブコマース、セルフレジ、アプリ店内モードなどを強化する。海外ではアジア11か国・地域での展開を基盤に、事業拡大と収益性改善を進める。加えて、ビジネス領域拡大や垂直的機能強化の両面からM&Aや戦略的アライアンスを模索する。

5. リスク

主要リスクとして、第一に為替変動リスクがある。約90%をPBとして開発輸入するため、米ドル高が急激に進む場合に仕入コストへ影響する可能性がある。第二に海外調達リスクがある。中国大陸をはじめとするアジア諸国等での生産・輸入比重が高く、自然災害、政治情勢、法制度変動、ストライキ、サプライチェーン寸断が供給停滞を招く可能性がある。第三に品質リスクがある。品質問題はブランドイメージ低下や社会的信用失墜につながる可能性があり、2020年の珪藻土関連商品リコール事案を踏まえた管理強化を進める。加えて、情報セキュリティ、海外法令違反、地政学、自然災害・大規模事故も重要リスクとして挙げる。

6. ガバナンス

リスク管理面では、2009年制定の「リスク管理規程」に基づき、代表取締役社長を最高責任者、各グループ会社社長等を各社のリスクマネジメント責任者とする全社横断的体制を構築する。「リスク・コンプライアンス委員会」と「サステナビリティ経営推進委員会」を設置し、取締役会が進捗に応じた助言と方向性決定を行う。3つのディフェンスラインの考え方も導入する。危機管理面では2008年制定の「危機管理規程」とBCP基本方針を整備し、重大インシデント時には対策本部を立ち上げる。株主還元方針に関する具体的記載は、提示テキスト内では確認できない。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100W5DK | 生成: gpt-5.4 (2026-03-23)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
1498.4B 16.3倍 1.5倍 1.2% 2,618.5円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 957.0B 912.2B 988.0B
営業利益 130.3B 125.5B 135.8B
純利益 91.0B 89.3B 94.0B
EPS 161.1 158.0 166.3
BPS 1,749.5

大株主

株主名持株比率
株式会社ニトリ商事0.18%
日本マスタートラスト 信託銀行株式会社(信託口)0.18%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.08%
公益財団法人似鳥国際奨学財団0.04%
株式会社北洋銀行0.03%
似鳥昭雄0.03%
全国共済農業協同組合連合会0.02%
似鳥百百代0.02%
日本生命保険相互会社0.02%
STATE STREET BANK WEST CLIENT ‐ TREATY 505234  (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-03-06似鳥 昭雄 3.0
2026-03-06似鳥 昭雄 3.0
2026-03-06似鳥 昭雄 1.0
2025-12-18マサチューセッツ・ファイナンシャル・サービセズ・カンパニー 5.48
2025-11-20三井住友信託銀行株式会社 6.3
2025-09-19三井住友信託銀行株式会社 7.49
2024-08-05野村アセットマネジメント株式会社 6.4
2024-05-08三井住友信託銀行株式会社 6.87
2024-04-22野村證券株式会社 6.4
2023-12-06三井住友信託銀行株式会社 6.34
2023-10-19三井住友信託銀行株式会社 6.64
2023-10-06野村證券株式会社 6.06
2023-10-04ブラックロック・ジャパン株式会社 5.09
2022-05-19三井住友信託銀行株式会社 5.36
2022-04-06三井住友信託銀行株式会社 5.46

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-06TDNetHolding change by 似鳥 昭雄
2026-03-06TDNetHolding change by 似鳥 昭雄
2026-03-06TDNetHolding change by 似鳥 昭雄
2025-12-18TDNetHolding change by マサチューセッツ・ファイナンシャル・サービセズ・カンパニー
2025-11-20TDNetHolding change by 三井住友信託銀行株式会社
2025-09-30TDNet取締役の辞任に関するお知らせ
2025-09-19TDNetHolding change by 三井住友信託銀行株式会社
2025-05-26TDNet(訂正)「新役員体制に関するお知らせ」の一部訂正について
2025-05-23TDNet新役員体制に関するお知らせ
2025-05-23TDNet投資単位の引下げに関する考え方及び方針について
2025-04-08TDNet特定子会社の異動に関するお知らせ
2025-03-31TDNet取締役の辞任に関するお知らせ
2024-08-05TDNetHolding change by 野村アセットマネジメント株式会社
2024-05-08TDNetHolding change by 三井住友信託銀行株式会社
2024-04-22TDNetHolding change by 野村證券株式会社
2023-12-06TDNetHolding change by 三井住友信託銀行株式会社
2023-10-19TDNetHolding change by 三井住友信託銀行株式会社
2023-10-06TDNetHolding change by 野村證券株式会社
2023-10-04TDNetHolding change by ブラックロック・ジャパン株式会社
2022-05-19TDNetHolding change by 三井住友信託銀行株式会社