Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

JBCCホールディングス株式会社 (9889)

純粋持株会社として連結子会社9社を統括し、中堅中小企業向けに情報システム、ネットワーク、情報セキュリティのコンサルティングから企画、構築、導入、運用、保守までを一貫提供する。注力領域はクラウド、セキュリティ、超高速開発で、独自ソフトやクラウドデータ連携基盤も展開。DX需要とAI活用を成長機会とし、事業構造変革を進める。[本社]東京都大田区 [創業]1964年 [上場]1990年

1. 事業概要

JBCCホールディングスは純粋持株会社として連結子会社9社を統括し、グループ全体で全国展開のトータルITサービスを提供する。主な対象は中堅中小企業で、企業の情報システム、ネットワーク、情報セキュリティに関するコンサルティングから、企画・構築・導入・運用・保守までを一貫して担う。事業は「情報ソリューション」と「製品開発製造」に区分する。情報ソリューションでは、超高速開発、クラウド、セキュリティを中心に、システム開発、サービス、システム提供を行う。製品開発製造では、クラウドデータ連携基盤、独自ソフトウェア、自社開発の生産管理システム、プリンター等各種ハードウェアの開発・提供・製造販売を行う。研究開発では「AI Super SE」、AI自動検品システム「イノベース -Inspection-」、商工会議所向け業務支援ソリューション「チェンバーズパック」のクラウド対応、kintone向け「ATTAZoo+」「ATTAZoo U」「ATTAZoo AI OCRパック」、クラウドデータ連携基盤「Qanat Universe」、生産管理システム「R-PiCS-NX」などを進める。

2. 競争優位性

競争優位の中核は、コンサルティングから構築、導入、運用、保守までを一気通貫で提供する総合ITサービス体制にある。中堅中小企業を中心に多くの顧客のIT活用を支援してきた経験と実績を基盤に、顧客環境に合わせた最適なソリューション提案をグループ一体で行う点が特徴となる。注力事業をクラウド、セキュリティ、超高速開発の3領域に集約し、そこへデータ&AI活用を取り込む戦略は、需要の強い高付加価値分野へ経営資源を集中する構造を示す。技術面では、ローコード開発ツール等の独自手法を取り入れ、大規模開発や基幹システム開発にもアジャイル開発を適用可能とする「JBアジャイル開発」を推進し、大型案件の開発納期短縮を実現する。製品面では、SaaS連携を拡充する「Qanat Universe」、kintone向けプラグインのサブスクリプション製品群、生産管理システム「R-PiCS」など独自商材を持つ。さらに「先進技術研究所」を設置し、AIやIoTなど最先端技術の調査・研究と新製品開発を進める体制を整える。市場シェアの具体的数値や特許保有状況は提示テキスト内では確認できない。

3. 市場環境

IT市場は引き続き成長し、企業のIT予算も増額基調にあると会社は認識する。DXのさらなる推進に加え、生成AIをはじめとするAI関連分野の製品・サービスへの投資加速を追い風と位置付ける一方、求められるソリューションやサービスは日々変化し、IT業界を取り巻く経営環境の変化は一層厳しさを増すとする。こうした環境下で、急速な技術進化への適応力が競争力を左右する構図となる。法令・規制面では、国内外の法令や労働関係法令の適用を受け、コンプライアンス対応が事業継続上の前提となる。加えて、情報漏洩やサイバーリスクへの対応はITサービス企業として不可欠にあり、顧客の信頼維持が事業基盤となる。競合状況や業界内シェアの詳細は提示テキスト内では確認できない。

4. 成長戦略

2024年4月開始の3カ年中期経営計画「CHALLENGE 2026」で、継続的成長と高い収益性の実現を目指す。戦略の柱は、クラウド、セキュリティ、超高速開発の3事業への集中と、それぞれへのデータ&AI活用の取り込みによる進化・深化にある。これにより、顧客のDXを加速させるサービス体系の強化と、事業構造変革の加速を図る。人材面では、新人材戦略への投資を過去3か年累積比1.5倍の水準で確保し、採用ブランド強化、リクルーター制度整備、採用プロセス最適化、階層別研修、次世代人材育成、「JBCCアカデミー」展開、高度技術専門職制度導入などを進める。組織面では、グループ内組織改編とCxOマネジメントシステム立ち上げを実施し、ガバナンス強化、DX加速、リスクマネジメント体制高度化を進める。経営指標として売上高、営業利益、営業利益率、ROEを重視し、新中期計画の2027年3月期目標は売上高745億円以上、営業利益率11.0%以上、ROE20.0%以上へ上方修正する。

5. リスク

主要リスクの第1は情報漏洩リスクとなる。顧客の個人情報や情報システムに関する機密情報を取り扱うため、ウイルス、不正アクセス、人為的過失による漏洩は信頼失墜と業績影響につながる。第2はシステム開発リスクとなる。顧客要望の高度化・複雑化や要件変更により追加費用が発生し、不採算案件化する可能性を抱える。2025年3月期には一部プロジェクト遅延による追加費用も発生する。第3は人材確保・育成リスクとなる。専門人材の確保、育成、リテンションが計画通り進まない場合、中長期の事業成績や企業価値に悪影響を及ぼす可能性がある。自然災害や法令・規制変更もリスク要因に挙がる。

6. ガバナンス

持株会社である当社は、グループ経営戦略の策定、コーポレート・ガバナンスの構築、経営資源のグループ内最適配分を担う。リスク管理面では、代表取締役社長を委員長とするリスク管理委員会を設置し、事業を取り巻く様々なリスクの適切な管理と未然防止を図る。ガバナンス強化の第一歩として、株主総会における取締役候補者の選任議案を、監督機能と執行機能の分離を一層推進する体制とする方針を示す。今後も取締役会の健全性と経営の透明性向上に継続して取り組む。株主還元方針の具体的内容は提示テキスト内では確認できない。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100VY2R | 生成: gpt-5.4 (2026-03-23)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
22.7B 17.2倍 3.3倍 0.1% 1,275.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 69.9B 65.2B 58.1B
営業利益 6.2B 4.4B 3.8B
純利益 4.6B 3.2B 2.7B
EPS 74.2 50.9 42.6
BPS 389.1 341.9 315.7

大株主

株主名持株比率
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.15%
JBCCグループ社員持株会0.08%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.07%
富国生命保険相互会社 (常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)0.04%
野村信託銀行株式会社(JBCCグループ社員持株会専用信託口)0.04%
谷口 君代0.01%
明治電機工業株式会社0.01%
安田倉庫株式会社0.01%
JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.01%
日本電通株式会社0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-12-04三井住友DSアセットマネジメント株式会社 6.38%+1.23%
2025-06-19三井住友DSアセットマネジメント株式会社 5.15%(1.01%)
2024-05-21三井住友DSアセットマネジメント株式会社 6.16%+1.11%
2024-02-21三井住友DSアセットマネジメント株式会社 5.05%+5.05%
2024-02-06三井住友DSアセットマネジメント株式会社 4.32%(1.02%)
2023-09-22三井住友DSアセットマネジメント株式会社 5.34%(1.45%)
2023-04-06三井住友DSアセットマネジメント株式会社 6.79%+1.17%
2023-02-07野村アセットマネジメント株式会社 4.14%(1.01%)
2022-12-22野村證券株式会社 5.15%--
2022-11-08野村證券株式会社 5.15%(1.07%)
2022-09-22野村證券株式会社 6.22%(1.08%)
2022-07-22野村證券株式会社 7.30%+1.10%
2022-02-07野村證券株式会社 6.20%+0.25%
2021-12-06三井住友DSアセットマネジメント株式会社 5.62%(1.02%)
2021-10-22野村アセットマネジメント株式会社 5.95%(0.06%)
2021-10-07野村アセットマネジメント株式会社 6.01%+0.09%
2021-09-06三井住友DSアセットマネジメント株式会社 6.64%(1.05%)
2021-08-20野村證券株式会社 5.92%+0.36%
2021-05-11野村アセットマネジメント株式会社 5.56%(0.17%)
2021-04-22野村證券株式会社 5.73%+0.58%

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-17TDNet配当・還元JBCC HD自己株式の取得状況及び取得終了に関するお知らせ1,316+1.14%
2026-03-02TDNet配当・還元JBCC HD自己株式の取得状況に関するお知らせ1,338-2.54%
2026-02-02TDNet配当・還元JBCC HD自己株式の取得状況に関するお知らせ1,509+0.93%
2026-01-05TDNet配当・還元JBCC HD自己株式の取得状況に関するお知らせ1,584+2.90%
2025-12-04EDINET大量保有三井住友DSアセットマネジメント株式会社大量保有 6.38%1,605-2.12%
2025-12-01TDNet配当・還元JBCC HD自己株式の取得状況に関するお知らせ1,548-0.32%
2025-11-04TDNet配当・還元JBCC HD自己株式の取得状況に関するお知らせ1,292+0.00%
2025-08-29TDNet人事JBCC HD当社の役員異動に関するお知らせ1,375-2.84%
2025-07-09TDNetその他JBCC HD譲渡制限付株式としての自己株式の処分に関するお知らせ1,276-0.55%
2025-06-19EDINET大量保有三井住友DSアセットマネジメント株式会社大量保有 5.15%1,345-3.35%
2024-05-21EDINET大量保有三井住友DSアセットマネジメント株式会社大量保有 6.16%
2024-02-21EDINET大量保有三井住友DSアセットマネジメント株式会社大量保有 5.05%
2024-02-06EDINET大量保有三井住友DSアセットマネジメント株式会社大量保有 4.32%
2023-09-22EDINET大量保有三井住友DSアセットマネジメント株式会社大量保有 5.34%
2023-04-06EDINET大量保有三井住友DSアセットマネジメント株式会社大量保有 6.79%
2023-02-07EDINET大量保有野村アセットマネジメント株式会社大量保有 4.14%
2022-12-22EDINET大量保有野村證券株式会社大量保有 5.15%
2022-11-08EDINET大量保有野村證券株式会社大量保有 5.15%
2022-09-22EDINET大量保有野村證券株式会社大量保有 6.22%
2022-07-22EDINET大量保有野村證券株式会社大量保有 7.3%